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職場の飲酒運転対策メルマガ      バックナンバー

ASK飲酒運転対策特別委員会が無料配信している「職場の飲酒運転対策メルマガ」のバックナンバーです。

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78号2012

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 ☆ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     【職場の飲酒運転対策メルマガ】  
                  78号 12.11.14
                   ASK飲酒運転対策特別委員会
                   http://www.ask.or.jp/
    ___________________________☆
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄★

 飲酒運転防止への社会的意識の高まりを受けて、運輸業界をはじめ、
 さまざまな職場で、今、積極的な取組みが模索されています。
 このメルマガでは、ヒントになる事柄、役に立つ情報をお伝えして
 いきたいと思っています。

=================== このメールマガジンは ====================
 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)内に
 設置された飲酒運転対策特別委員会が、情報提供のために発行する
 ものです。
 ASKのホームページ http://www.ask.or.jp/ からご登録いただいた
 方に、月1回、無料で配信します。
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━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    1.インストラクター養成講座NOW!
    2.ASKからのお知らせ
    3.ニュースCLIP!
    4.山さんコラム No.76
    5.ASKの活動ご紹介
    6.編集後記 *つぶやき*

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  今年の忘年会は1単位で!
     ――山さんコラムをどうぞ

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  1.インストラクター養成講座NOW!
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 ★講師の山さんが、全国各地を巡っているスクーリングも、残り3ヵ所。
 12月半ばまでに、福岡・東京・沖縄を巡ります。

 各地で行なわれるスクーリングには地元マスコミから取材の依頼がきます。
 来週の福岡会場には、エフエム福岡が来る予定です。

 取材のご希望がありましたら、ASKまでどうぞ(電話03-3249-2551)。

 
 ★スクーリングを終えた受講者から、実践報告シートが続々と届きはじ
  めています。すでに認定者は約40名に。

 提出された報告書や、添付の写真を見ると、会議室、研修室だけでなく、
 バスの中、応接室、乗務員の休憩室、小学校や自治会館など、さまざま
 な場所で、飲酒運転防止の活動が広がっているようすが伝わってきます。

 報告書の一部をご紹介します。
 ・アルコールの1単位にいたるまでの話をメモをとりながら聞いてくれ
  たり、体質判定の時にはすごく反応よく実践してくれていた。(教習所)
 ・ドリンク剤にもアルコールが含まれているとは知らなかったという
  意見と、飲み過ぎると翌朝の車通勤に影響があることを知り、「注意
  しなければ」という意見が多かった。(教習所)
 ・先にDVDを見せたことで大筋の流れを掴んでもらえていたので、
  補足が楽にできました。(トラック)
 ・アルコールの1単位は大変勉強になったという感想が多かった。特に
  焼酎党の方からは「今後、分量をはかって飲酒する」との発言があった。
  (バス)
 ・「アルコール1単位と体質を初めて知るなど内容が濃く大変有意義でし
  た」「普段の飲酒量を考え直し、危険な飲酒パターンを絶対しない」
  などの参加者の感想があり、うれしく感じた。(行政書士)

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  2.ASKからのお知らせ
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 ★飲酒運転防止、イチオシはなんといっても、これです!
 
 今回は、DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」を会員130社に
 配布された千葉県バス協会にお話を伺ってみました。

 千葉県バス協会 上田さんのお話――

 自動車事故対策機構から「いいのがあるよ」と紹介されて購入しました。
 会員各社には必ず乗務員教育を行なうよう指示していますが、DVDなら
 配布もしやすいですし、見せるだけでいいし、乗務員に一発でわかって
 もらえます。
 講習会で使ってもらうように、会員の130社ほどに配布したところ、
 内容がわかりやすく、使いやすいとの反響がきています。

 ●DVD&ハンドブック
 「知って得する!アルコールの基礎知識」
  ――飲酒運転防止研修のためにつくられた教材です
    ↓ ↓ ↓
  http://goo.gl/lIcTt

 
 ★eラーニングでの社内研修を考えている方へ
 
 只今、準備中。来月のメルマガでお知らせできると思います。
 もう少し、お待ちください。


 ★その他、職場の飲酒運転防止対策に最適の教材・予防ツール

 ●体質ごとの飲酒リスクがわかる!
  ASKアルコール体質判定セット「かんたんジェルパッチ」
  http://goo.gl/vAF73

 ●ここでなら、じっくり読んでもらえるから……
  トイレットペーパー「飲酒運転防止(7つの落とし穴)」
  ――イベントの景品/職員に配布/職場のトイレに
  http://goo.gl/afrpC

 ●啓発パンフレット
  飲酒運転 あなたは大丈夫?――タイプ別リスクとアドバイス
  http://goo.gl/xdqmt

 ●アルコール依存症への対応を学ぶ通信講座
  ――6回の通信添削(援助者コースと家族コースがあります)
  http://goo.gl/tE35C

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  3.ニュースCLIP!
===============================================================  

 なんだかもう冬、ですね。
 街のクリスマスツリーや電飾に年末を感じます。
 いよいよ忘年会シーズン到来です。
 
 飲酒関連ニュースを日々読んでいると、あれ、これさっきもあった、という
 話に何度もぶつかることがあります。
 今月のそれは、「覚えていない」でした。

 この時期、気をつけなければいけないのは、飲酒運転だけではありません。
 詳しくは、ニュースCLIP!を。

 担当は今成です。
 お時間の許すかぎり、おつきあいください。

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 1)酔って覚えていない
 2)大学生が同乗者を放置して逃走
 3)長崎県職員が相次ぎ飲酒運転
 4)自動列車停止装置が6回作動!
 5)酔っぱらった大人は子どもからどう見えるのか?

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 1)酔って覚えていない

 11月1日10時半頃、北海道旭川市で3人が死傷する多重衝突事故がありました。

 ◎死傷事故の北電社員、職場などで飲酒 旭川(11月3日 TBS)

 逮捕された電力会社社員(21)は、事故の前まで職場や同僚の家で酒を飲ん
 でいました。そして酒酔い運転で交差点に進入し、合わせて4台が衝突する
 事故を起こしたのです。
 警察の取り調べに対して、この社員は「事故については覚えていない」と
 話しています。

 前回のメルマガでも取り上げましたが、「覚えていない」という供述は、
 酔って起こした事件ではよく聞かれます。事故のショック、あるいは否認も
 あるかもしれません。
 でも、実際にアルコールは記憶に障害を及ぼします。
 脳内のアルコール濃度が高まり、記憶の中枢をつかさどる海馬が麻痺すると、
 飲酒後の行動を覚えていない状態「ブラックアウト」が起きてしまうのです。
 たとえば、2次会に行ったところまでの記憶はあるが、その後の記憶がない。
 どうやって家に帰ったのか……など。
 この間、酔っぱらった自分は何をしていたのか、心配ですよね。
 起きるのは、飲酒運転だけではありません。

 ◎傷害容疑の米兵「酔って覚えていない」沖縄県警が聴取
 (11月5日 朝日新聞)

 沖縄県読谷村で米兵(24)が居酒屋で暴れた後、民家に侵入し、男子中学生
 (13)を殴るなどした事件でも、米兵は「店へ行ったことは覚えているが、
 その後のことは酔っぱらって覚えていない」と話しています。

 ◎警官殴った神鋼部長逮捕=飲酒後、「覚えてない」―兵庫県警
 (11月4日 時事通信)

 酒に酔って警察官を殴ったとして公務執行妨害容疑で逮捕された、鉄鋼会社
 の秘書広報部長(55)も、「覚えていない」と供述しています。
 彼は飲酒後に乗車したタクシーで寝込み、起きないため、午前3時半すぎ、
 運転手が派出所に届け出ました。そして、事情を聴こうとした警察官に対し、
 「お前なんや」と顔を殴ったのです。逮捕時、呼気0.5mg/lのアルコール分
 が検出されました。

 深酒しなければこれらの事件は起きなかったでしょうし、ブラックアウトも
 しなかったでしょう。
 忘年会シーズン、気をつけなきゃいけないのは飲酒運転だけじゃありません。
 深酒、注意です。


 2)大学生が同乗者を放置して逃走

 10月27日、千葉県野田市で、前後が大きく壊れたワゴン車が県道に乗り捨て
 られており、近くで大学生(19)が死亡しているのが見つかりました。

 ◎放り出され死亡 車運転の友人逮捕(10月28日 NHK)

 警察が、車内に残された運転免許証などを基に、市内に住む大学生(20)に
 事情を聴いたところ、ワゴン車を運転し道路脇の林に突っ込む事故を起こし
 たことを認めました。
 また、後部座席に座っていた友人が、事故のはずみで後部の窓ガラスを破っ
 て車外へ放り出されたものの、救護しないまま逃げたことも認め、自動車
 運転過失致死と道路交通法の救護義務違反の疑いなどで逮捕されました。
 調べに対し、「猫が前を横切ったので、急ハンドルを切ってしまった。気が
 動転して逃げた」と供述。

 ◎事故で投げ出された同乗者放置して逃走 飲酒隠蔽目的か 千葉・野田
 (10月28日 産経新聞)

 その後の調べで、飲酒運転の可能性が出てきました。
 他の同乗者が「直前まで居酒屋で酒を飲んでいた」と供述したのです。
 逮捕時、容疑者からは微量のアルコールが検出されていました。
 驚いたのは、ワゴン車には運転者を含む計7人が乗っていて、事故後に6人
 とも現場から逃げていたことです。
 1人も友人を助けようとしなかったとは……。

 
 3)長崎県職員が相次ぎ飲酒運転

 11月9日未明、長崎県の主任主事(33)が酒気帯び運転の疑いで逮捕され
 ました。

 ◎酒気帯び運転で長崎県職員逮捕(11月10日 長崎新聞)
 ◎飲酒運転根絶 遠く 問われる研修の実効性(11月10日 朝日新聞)

 この日は県警の一斉検問が行われており、顔が赤いことを不審に思った
 警察官が呼気を検査したところ、基準値を超えるアルコールが検出。
 「市内の飲食店で酒を飲んだ」と容疑を認めたとのこと。
 車は、県の地方機関に勤める30代の男性職員のもので、逮捕時にはその
 職員も同乗していました。2人は一緒に酒を飲んでいたと話しており、
 県警は飲酒運転のほう助などでの立件も視野に、飲酒の状況や主事が運転
 することになった経緯などを調べています。

 長崎県では9月に、職員(42)が酒気帯び運転で書類送検され、懲戒免職
 にしたばかり。再発防止の職員研修を実施していたところでした。
 県人事課によると、10月10日に幹部職員が研修を受講。そこで撮影した
 ビデオを一般職員が見る研修を、同月末から始めていたそうです。これ
 までに受講したのは全体の約3分の1の600人。同課は「もう一度綱紀粛正
 をきちっとはかりたい。今の研修に上乗せをすることになる」と言って
 いますが、「具体案は持ち合わせていない」とのことです。

 職員研修にはモラル面だけでなく、アルコールの基礎知識と飲酒習慣の
 見直しをぜひ組み込んでほしいと思います。


 ★ASK飲酒運転防止インストラクター養成講座
   ↓ ↓ ↓
  http://www.ask.or.jp/ddd_instructor.html

 ★DVD&ハンドブック
 「知って得する!アルコールの基礎知識」
  ――飲酒運転防止研修のためにつくられた教材です
    ↓ ↓ ↓
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 4)自動列車停止装置が6回作動!

 9月に、伊予鉄道(松山市)の男性運転士(38)が、乗務前のアルコール
 検査を男性車掌(22)に身代わりさせるという問題が起きました。
 四国運輸局は11月6日、特別保安監査結果を公表。運転士が速度超過や
 オーバーランを繰り返したため、自動列車停止装置(ATS)が6回も作動
 していたことがわかりました。

 ◎飲酒検査身代わりさせた運転士、ATS作動6回(11月7日 読売新聞)

 同運輸局によると、運転士は9月30日、松山市―郡中港駅間を1往復乗務。
 駅に進入する際にATSの設定速度を2~7キロ超過して4回、駅では停車
 位置を数メートル越えたため2回、ATSが作動していました。
 松山市と郡中港の間は11.3キロ、駅数は12です。その往復の間に6回も
 ATSを作動させたというのは尋常ではありません。しかも運転士と車掌
 は、社内規定に反して、運転指令に報告していませんでした。

 同運輸局は6日、同社社長に乗務前点呼や安全管理の見直しを求める改善
 指示書を手渡し、11月末までに再発防止策の報告を求めました。同社は
 この日、運転士を諭旨解雇、車掌と点呼担当の乗務監督を出勤停止10日、
 引責として鉄道部次長ら3人を同5~3日の処分にしたと発表しました。
 また役員を減給処分にするとしています。

 繰り返しますが、再発防止策の中に社員研修を組み込み、アルコールの
 基礎知識と飲酒習慣の見直しをぜひやってほしいと思います。


 5)酔っぱらった大人は子どもからどう見えるのか?

 親の飲酒によって子どもたちが受ける被害の現状を知らせ、防止の活動
 をしているファインランドのNGO「The Fragile Childhood」が作成
 したCM「Monsters」が、衝撃的です。

 ◎アルコール依存の大人は子どもからこう見えている。
  フィンランドのCMが衝撃的!(10月23日 チャリティニュース)

 あどけない子どもたちの固まった表情、あきらめた表情がなんともいえ
 ません。
 子ども側から見た酔っぱらった大人の姿、ぜひご覧ください。

 http://www.youtube.com/watch?v=XwdUXS94yNk

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  4.山さんコラム No.76
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 ASK飲酒運転対策特別委員会委員長
 元・JRバス関東株式会社会長     山村陽一

◆紅葉狩り

9月から「飲酒運転防止インストラクター養成講座」の、スクーリング講師
で全国を渡り歩いている。
紅葉の始まった仙台、ナナカマドが真っ赤に色づいた札幌のスクーリングを
終えた。

わが国では、春の花見、秋の月見、紅葉見物、冬の雪見が昔からの一大行事。
自然に親しむのは、心身の健康に大変よろしいのだが、これにつきものなの
が「酒」。
世間公認の酔っ払い天国が出現する。
飲みすぎて酔いつぶれても、花の下、紅葉の陰ならば風流とされる。
散る桜を浴びて、「ござ」の上に大の字になり、酔いにまかせて眠れば、
西行法師になった気分。
だが健康上は大問題。周囲も迷惑。
多量に飲めば当日だけでなく翌日になっても飲酒運転の恐れあり。

45年前の山さん、札幌のすすき野から、さんざん酔っぱらって帰る途中、
横丁で見事にすっころんだ。新雪の粉雪。ふんわりしていて実に気持が良い。
このまましばらく寝ていたいという誘惑にかられたが、数メートル先を歩い
ていた仲間が戻ってきて「こんなところで眠ったらお陀仏だぞ」と引き起こ
してくれた。
このコラムが書けるのも、彼のおかげだ。雪国では、毎年道路に凍死者がでる。
酔っ払って寝てしまう悲劇だろう。

今回は、季節行事につきものの酒について考え直してみたい。
そこでまず、酒なしでの紅葉の楽しみ方だ。
お薦めは渓谷歩き。紅葉に清流、岩、小さい滝があれば申し分ない。
この条件にピッタリなのが栃木県の塩原渓谷だ。紅葉の名所として明治時代
から文人に愛され、多くの人々親しまれている。
日帰りのドライブで行こうものなら大渋滞にまきこまれてしまう。
コツは前夜、温泉宿に泊まり、翌日、車道の対岸にある遊歩道をあるくこと。
これなら紅葉も滝も清流もゆっくりジックリ楽しめる。急な山道もあるから
靴はしっかりしたもので行きたい。箒川の下流から上流へ徒歩3時間くらい
のコース。
途中で疲れたら、対岸の車道にでればバスの便もあるが、そこも渋滞しがち
なので、できればゆっくり休み休み、紅葉を眺め、落葉を踏んで歩くのが得策。
登り下りが結構あるが、真紅のカエデに声をあげ、奇岩の松と紅葉に感嘆し
ながらノンビリ歩く。
慣れぬ山道歩きに疲れもでる。ご褒美にと、途中、沢に沿った湯量豊かな
露天風呂がある。沢音を聞きながら、紅葉がはらはらと散る下で、汗を流す
のは格別。
湯上りにビールがつけばまさに極楽と思うだろうが、歩きにアルコールは
禁物。
かたわらの沢は、マツタケのでる急峻な岩山から流れ落ちる清流。少し流れ
の上に行き、かわいた咽喉を潤せばよい。これは、山道でゆらした缶ビール
よりもはるかに上等でうまい。

昔の山さんだったら、湯上りのビールに加え、宿へ戻って大宴会となるところ。
多量飲酒者は、行事にかこつけて、どんどん飲む。
それでは行事で飲みすぎないためには、どうすべきか。
主催者の心得として行事の安全が第一だから、事前に、飲みすぎれば事故・
ケガが出やすいことを徹底的にPRする。
その上で次のような策がおすすめだ。
1 昼間は飲まないのを原則に(飲んだあと仮眠しても、アルコールが残り、
事故・ケガの原因となる)
2 夕方以降、飲む場合も酒類の量を最低限に(例、ビール1缶またはワン
カップ1本)
3 弁当を充実(老舗のものなどを特注し味わうことに予算をかける、酒類
は限定)
4 つまみは少量に、ご飯類は多めに(名物の団子、そば、うどんも良い)
5 バーベキューの場合、ノンアルコール飲料を豊富に(咽喉の渇きを防ぐ
ため)
6 料理屋に入る場合でも、酒類の量を限定(飲み放題の設定にはしない)

最近の飲酒運転事例を分析すると、アルコール依存症の疑いがある人以外は、
休日の前日の自宅での飲酒と、行事での飲みすぎが主な原因。
季節行事のほか、地域の行事、学校行事、歓送迎会、同窓会、すべて世間
公認の飲みすぎる会だ。
ちなみに、せっかく量を限定しても「注ぎあい」が行なわれると失敗する。
対校試合の打ち上げで、各人ビール1缶と割り当てたのに、そのビールが
顧問教師へ集中して注がれて、教師の飲酒運転を引き起こした例がある。
飲酒運転撲滅には、すべての人が、この事実を直視すべきなのである。
飲み放題と、注ぎあいは、とにかく禁物である。

ところで、「組織の行事には酒を出すな」という強硬意見もある。
これは一見よさそうだが、期間限定、場所限定の禁酒はうまくいったため
しがない。
旧国鉄で、「本社内飲酒禁止」を何度も実行したが、時間がたつと、徐々に
飲酒再開となってしまい、国鉄の最後の頃まで飲酒事件は撲滅できなかった。

 山さんは行事で酒を出すこと自体はよいとあえて主張する。
「節度ある適度の飲酒」を実践する場にするのだ。
 厚生労働省が、第一次健康日本21でこれを提唱したが、広く行きわたら
 なかった。これからは、省庁をはじめ、地方自治体、学校、各種団体、
 地域の集会、あらゆるところの会合で、飲みたい人に提供される酒の量は
 1単位までとすればよい。
加えて、提供される料理のカロリーや栄養バランスを公表し、健康日本21
の指針を実践する。そうすれば、家庭での飲食も自ずから節度あるものに
なり、飲酒問題、生活習慣病の減少につながる。

日本でも諸外国でも、正式の晩餐会は、飲み放題、食い放題ではない。
おいしい料理や酒は、もう少し食べたい、飲みたいという手前で止めるもの
だ。現在の飲み放題の宴会は、山賊、海賊の大宴会。桃太郎さんに退治され
ないよう正規にもどしたい。
早寝、早起き、適度な運動、休養、腹八分目。節度ある適度な飲酒。
そして悪を無さず、善を行う。幸福な暮らしは、これだけでいい。

=============================================================★
  5.ASKの活動ご紹介
==============================================================

 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)は、
 アルコール問題の予防に取り組む任意団体として1983年に設立、
 2000年にNPO法人になりました。1994年には、出版・研修の事業部
 門が(株)アスク・ヒューマン・ケアとなり、活動と事業の両面から
 予防を推進しています。

 ASKでは、「飲酒運転を防止するためには、アルコール依存症の
 早期発見・介入を視野に入れた総合的な予防対策が欠かせない」との
 認識のもと、2005年に飲酒運転対策特別委員会を発足させました。
 山村陽一委員長と今成知美ASK代表のリーダーシップのもと、被害
 者遺族・専門家・関係機関と連携しつつ、予防と再発防止の両面から
 本格的な飲酒運転防止対策に取り組んでいます。

 これまでに行なってきた活動は……

 ・被害者遺族による厳罰化署名運動や、生命のメッセージ展に協力
 ・運行管理者用テキストに「一歩踏み込んだ飲酒運転防止対策」執筆
 ・アメリカで酒気帯び運転で検挙された日本人に対して米国裁判所指
  定の教育プログラムを実施
 ・日本損保協会の「飲酒運転防止マニュアル」に執筆協力
  日本損保協会主催のシンポジウムに協賛し、全国各地で講演
 ・バス会社から運転手向けの予防プログラム「セルフケアスクール」
  を委託され、プログラムを開発
 ・「飲酒運転防止<通信スクール>」のプログラム開発
 ・職場の飲酒運転対策メルマガの発行
 ・啓発パンフ「飲酒運転 あなたは大丈夫?」制作
 ・代表今成がアメリカ・カリフォルニア州の飲酒運転再犯防止対策の
  視察、内閣府主催シンポジウムで報告
 ・国土交通省主催のシンポジウムで、山村、今成が発表
 ・今成がオーストラリア・ニューサウスウェルズ州の対策を視察
 ・国の「常習飲酒運転対策推進会議」で今成が海外視察報告
 ・「飲酒運転 懲戒処分事例の分析07・4・10」をまとめる
 ・研修用DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」製作
 ・〔飲酒運転防止インストラクター養成講座〕を開始
  日本損害保険協会の助成で3年間に1000人の養成を目指す
 ・「飲酒運転 運転代行の落とし穴06・9~08・4」をまとめる
 ・「教職員の飲酒運転 懲戒処分事例の分析07・10~08・9」をまとめる
 ・山村が警察庁主催シンポジウムで報告
 ・内閣府、常習飲酒運転者対策についてのヒアリングで今成が報告
 ・特設サイト「職場の飲酒運転対策チェック!」を製作
 ・DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」冊子化
 ・厚生労働省シンポジウムで今成が報告
 ・トイレットペーパー「飲酒運転防止(7つの落とし穴)」を製作
 ・「警察職員による飲酒運転事例の分析07~11」をまとめる

 ↓詳しくは、ASKのホームページをご覧ください↓
 http://www.ask.or.jp/dontdrivedrunk.html

=====================編集後記 *つぶやき*========================

 大学生の急性アルコール中毒が相次ぎ、「大学祭禁酒」「キャンパス内禁酒」
 との報道が続いています。
 これ、飲酒運転対策と同じですよね。

 管理強化は必要なことですが、それだけだと反発を招きます。
 アルコールについてよく知れば、どうして、何に、注意しなければいけないか
 納得できます。
 ASKが目ざしているのは、そこなのです。
 
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

 【職場の飲酒運転対策メルマガ】78号 12.11.14
                  
 発行 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
    飲酒運転対策特別委員会
  
       〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-16-7-7F         
       Tel 03-3249-2551 Fax 03-3249-2553             
       URL http://www.ask.or.jp/ email ask-ddd★(★を@に変えてください)a-h-c.jp

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
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http://www.ask.or.jp/

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