職場の飲酒運転対策メルマガ      バックナンバー

ASK飲酒運転対策特別委員会が無料配信している「職場の飲酒運転対策メルマガ」のバックナンバーです。

68号2012

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     【職場の飲酒運転対策メルマガ】  
                  68号 12.1.16
                   ASK飲酒運転対策特別委員会
                   http://www.ask.or.jp/
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 飲酒運転防止への社会的意識の高まりを受けて、運輸業界をはじめ、
 さまざまな職場で、今、積極的な取組みが模索されています。
 このメルマガでは、ヒントになる事柄、役に立つ情報をお伝えして
 いきたいと思っています。

=================== このメールマガジンは ====================
 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)内に
 設置された飲酒運転対策特別委員会が、情報提供のために発行する
 ものです。
 ASKのホームページ http://www.ask.or.jp/ からご登録いただいた
 方に、月1回、無料で配信します。
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━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    1.インストラクター養成講座NOW!
    2.ASKからのお知らせ
    3.NEKOのニュースCLIP!
    4.山さんコラム No.66
    5.ASKの活動ご紹介
    6.編集後記 *NEKOのつぶやき*

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 酒を飲んでから、8時間空ければ大丈夫
   その考えが、飲酒運転につながる大きな落とし穴

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  1.インストラクター養成講座NOW!
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 第4期インストラクター養成講座、スクーリングまでの全日程が終了。
 実践報告シートが続々と届いています。
 第1期以降の認定者数を合わせると、全国で1289人になりました。

インストラクターに認定されるためには、スクーリング受講後、研修を
 行なって実践報告シートを提出する必要があり、写真の添付が必須です。
 画像をご紹介できないのが残念ですが、会議室、研修室以外にも、バス
 の中や、休憩所など、さまざまな場所で研修を行なっている様子が伝わ
 ってきます。飲酒運転防止に対する知識が着実に広がっています!

 研修実施後の声をご紹介します。

 ・参加者は、講座が終了した後も、個々に今まで誤解していた点などを
  話し合っていた。(教習所)
 ・社内の保健師にも出席してもらい、説得力が増した。フォローしてもら
  うことができ、全体の議論も活発化することができた。(一般企業)
 ・職場でアルコールについて話す機会が増え、意識を持つ人が増えた。
  (バス)
 ・指導するための指針を得られたので、乗務員に話すときに説得力があり
  ます。(バス)
 ・知識だけでなく、研修を実施するための方法や進行などについても
  習得できた。(行政機関)
 ・この講座を受講していなければ、自身の飲酒量が増えていたので、よい
  機会だった。(バス)

 アンケートや受講者の人数など、随時更新しています。
   ↓   ↓   ↓
 http://www.ask.or.jp/ddd_instructor.html
 ★全国各地に、上級インストラクターが誕生しています!
  上級インストラクターは、7回以上の研修を実施してその報告を提出し、
  個別の実技審査を受けます。また、アルコール依存症についての通信
  講座を修了することも認定の条件になります。
 
 上級インストラクターの紹介ページはこちらです。
 研修依頼は、直接お願いします。
  ↓   ↓   ↓
 http://www.ask.or.jp/ddd_inst_jyoukyuu.html
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  2.ASKからのお知らせ
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 ★飲酒運転防止トイレットペーパーのこんな使い方、ご紹介します。

◎管理職から、年越しのプレゼントとして

 ――長崎県立佐世保中央高等学校の教頭、岡村先生のお話

 年末に服務規律を守るということで、警察官を招いて飲酒運転防止研修
 を行ないました。
 その際、管理職からカンパを募り、研修終了後、年越しのプレゼントと
 して、全職員にトイレットペーパーを配布しました。
 机の上に置いたり、自宅に持ち帰るなど好評。記念品として使いながら、
 飲酒運転の啓発ができました。
 

 ◎優良運転をした人の景品に!
 
 ――東京都稲城市のワイエムローディング株式会社、杉浦さんのお話
 
 日々、日報をチェックする中で、優良運転をした人に景品として配布し
 ています。乗務員の間で話題になるし、インパクトもあります。
 普段と違った形で目にすることができるので、壁に貼られた掲示物より、
 効果的に「飲酒運転防止」を意識してもらうことができます。


 【トイレットペーパー「飲酒運転防止(7つの落とし穴)」】
  ↓   ↓   ↓
  http://goo.gl/LhpCS
  

 ★社内の飲酒運転防止対策に、こちらもご活用ください。

 ●DVD&ハンドブック
 「知って得する!アルコールの基礎知識」
 http://www.ask.or.jp/ddd_dvd.html#book
 ●体質ごとの飲酒リスクがわかる!
 ASKアルコール体質判定セット「かんたんジェルパッチ」
 http://www.a-h-c.jp/tool_taihan.html
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  3.NEKOのニュースCLIP!
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 昨年悲しい出来事が多かったので、今年の年賀状には「おめでとう」
 の文字を使わない人が多い、というニュースを見ました。
 確かに「おめでとう」という言葉を使うことさえ、はばかられるような
 そんな一年でした。
 だからこそ、新年を迎えられたことを今まで以上に感謝し、大切に日々
 を過ごしていきたい、そんな気持ちを込めて……
 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 
 さて、今号の内容はこちらです。
 お時間の許すかぎり、おつきあいください。

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 1)皆既月食を見に行った兄弟の命を…
 2)同乗者も同罪
 3)初詣の親子、はねられ死亡
 4)「8時間あければいい」は、通用しません
 5)警部が二日酔い運転で出勤
 6)震災ストレスで酒量増加?

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 1)皆既月食を見に行った兄弟の命を…

 多くの人があの美しい月を眺めていた夜、同じように月を見ていた小学
 生の兄弟が飲酒運転によって、命を奪われました。

 ◎直前まで飲酒…なぜ? 加西の兄弟死亡事故1週間(12月18日 神戸新聞)
 ◎「空手兄弟」はなぜ死なねばならなかったのか(12月24日 産経新聞)
 ◎兄弟死亡事故、酒提供の店主ら書類送検(1月13日 TBS)
 
 12月10日午後11時5分頃、兵庫県加西市で、路上にいた小学生の兄弟が、軽
 トラックにはねられて亡くなりました。
 兄弟はこの日、通っている空手教室の指導者と皆既月食を見るため、母親
 とともに、指導者宅を訪問。帰宅しようと道路に出た矢先のことでした。 
 軽トラックを運転していた建築業の男(53)からは呼気0.4mg/lが検出さ
 れました。

 男は市内の複数の飲食店で“はしご酒”をしていました。
 まず飲食店で焼酎のお湯割り3杯を飲み、さらにスーパーでボトルワイン
 と焼酎瓶1本を購入。行きつけのスナックに持ち込んで、ワインをグラス
 1杯飲み、帰宅途中に事故を起こしました。

 男に酒を提供した飲食店経営者とスナック経営者は、道路交通法違反の疑い
 で書類送検されました。運転することを知りながら「酒を飲むのを容認し
 ていた」と容疑を認めているということです。
 
 誰かが止めていたら、2人の少年は新年を迎えていたのです。


 ★改正道路交通法(ASKのサイト)
 車両提供・酒類提供・同乗への罰則も記載されています
 ⇒ http://www.ask.or.jp/ddd_topicks.html#20070614

 2)同乗者も同罪
  
 同乗者の逮捕も続いています。
 
 ◎飲酒後ひき逃げ→またスナックで酒→ひき逃げ(12月27日 読売新聞)
 
 12月4日午後8時半頃、東京都昭島市で乗用車に追突し逃走した車が、それ
 から2時間後、自転車の会社員をはねて引きずり、また逃走しました。
 フロントガラスが割れた状態で走行したうえで、現場から約2km離れた路上
 で逮捕。呼気から0.65mg/lのアルコールが検出されました。
 運転していた男は、4日昼頃から居酒屋で酒を飲み、追突事故を起こした後、
 再びスナックで酒を飲み、また事故を起こしました。
 一緒に飲み、同乗した男も、道路交通法違反の疑いで逮捕されました。
 
 ◎飲酒ひき逃げ死、同乗男「自分で運転は嫌」(12月28日 読売新聞)

 昨年11月、北海道江別市で女性がひき逃げされた事件がありました。
 この時、飲酒運転の車に同乗していた男は、こう供述しています。
 「金がもったいなくて、最初からタクシーに乗るつもりはなかった」
 「自分が運転して捕まるのは嫌で、飲酒運転を黙認した」
 
 2人は勤務先で一緒に飲酒を開始。スナック、カラオケ店と移動して酒を
 飲み続けました。
 また、立ち寄ったスナックの元従業員2人も、飲酒運転を知りながら、
 車に乗り込んで自宅方向への道案内をしました。
 3人ともが、危険運転致死傷ほう助の疑いで書類送検されています。

 どちらもはしご酒で、傍目にも、酔っているのがわかったはずです。
 本人の責任はもちろん、それを止めない周囲の責任は大きいです。


 3)初詣の親子、はねられ死亡

 元旦のお昼でした。
 初詣に向かう家族に、飲酒運転の車が襲いかかりました。 

 ◎初詣の親子、はねられ死亡=飲酒運転の男逮捕(1月1日 時事通信)

 1月1日午後0時15分頃、埼玉県東松山市の交差点で、軽自動車が歩道
 に乗り上げ、信号待ちをしていた男性とその次男をはねました。
 家族4人で初詣に向かう途中でした。
 2人は病院に運ばれたものの、全身を強く打ち死亡しました。
 運転していた男から呼気0.6mg/lが検出。逮捕当時は赤い顔で酒気が
 強かったといいます。
 「酒を飲んでいたが、たばこを買いに行こうとした」と供述。

 このニュースを読んで、アルコール依存症の回復者の方が言っていた
 言葉を思い出しました。
 「酒飲みに盆暮正月は関係ない。一年中お構いなしに飲んでるんだから」

 アルコール依存症については、唯一の対策は断酒です。


 ★<断酒会アンケート>アルコール依存症と飲酒運転
 ⇒ http://www.ask.or.jp/ddd_enquete.html

 4)「8時間あければいい」は、通用しません

 バスの運転手が、乗務前の検査で呼気0.34mg/lが検出されました。

 ◎名古屋市バス運転手が酒気帯びで交代(1月10日 中日新聞)
 
 1月9日、名古屋市営バスの運転手が、乗務前の検査で呼気0.34mg/lが
 検出され、担当路線の運転を外れていたことがわかりました。
 道交法で酒気帯び運転となる呼気0.15mg/lをはるかに超える状態で、
 自宅から営業所までの5.5kmを自家用車で運転していたとのことです。

 原因は、前夜の飲酒です。
 運転手は、前夜、10時までにビールを2リットル飲んでいました。
 当日は午前5時51分からの乗務を担当する予定でしたが、乗務前の検査で
 アルコールが検知されたため、別の運転手と交代しています。
 
 市は乗務の8時間前から飲酒を禁止していました。
 時間はかろうじてクリアしています。
 でも、量は?
 運転手は毎晩、缶ビールを1~2本飲む習慣だったのですが、
 「昨晩は飲みすぎた」と話しているそうです。
 出勤前に簡易検知器で検査をする決まりになっていましたが、それは、
 「時間がなくてできなかった」と話しています。

 ちょっとここでミニ講座。
 ビール500mlに含まれるアルコールはおよそ20グラムです。
 これを1単位と呼びます。
 分解するのにかかる時間は、飲んでからおよそ4時間。
 では、2リットルでは?
 2リットルは4単位なので、答えは4時間×4=16時間ですね。
 8時間ではまるで足りません。

 習慣的に飲酒しているうちに、いつしか量が増えてしまう。
 出勤前の検知も、日々になるとおっくうでやめてしまう。
 皆さんの近くにも、同じ状況が潜んでいませんか?
 罰則を与えるだけでなく、飲酒習慣の見直しが必要です。

 
 ――飲酒運転防止に必要な知識を満載
 ★DVD&ハンドブック
 「知って得する!アルコールの基礎知識」
 http://www.ask.or.jp/ddd_dvd.html#book

 5)警部が二日酔い運転で出勤

 警察官も、新年会での飲み過ぎがたたりました。

 1月6日朝、新潟県警の50代の男性警部が、二日酔いで車を運転して出勤、
 基準値を超えるアルコールが検出されていたことがわかりました。

 ◎小出署地域課長 二日酔いで運転(1月13日 朝日新聞)

 警部は前夜の署の新年会で飲酒し、翌朝、二日酔いとわかっていながら
 車で出勤したといいます。
 酒のにおいがしたので検査すると、基準値を超えるアルコールが検出。
 県警は近く道交法違反容疑で書類送検する方針とのことです。

 日中の飲酒運転が増えています。
 その一番の原因は、前夜の飲み過ぎ。
 3単位(ビール1.5リットル/日本酒3合)以上飲んだら、翌朝は要注意
 です。


6)震災ストレスで酒量増加?

 宮城県警の調べで、東日本大震災の被害が大きかった県内の沿岸部で、
 震災以後、飲酒運転の検挙数が前年より2割以上増えていたことが、
 わかりました。

 ◎飲酒運転:沿岸部で増加 震災以降、前年比2割「ストレス原因」
  (1月15日 毎日新聞)

 昨年3月11日~12月末、津波の被害を受けた沿岸部の9署の管内での検挙
 数は222件で、前年同期と比べ41件増(県内全域での増加は10件)。
 被災地での増加が目立つのです。
 震災ストレスで酒量が増えている可能性があります。

 被災者のケアに取り組む「みやぎ心のケアセンター」の白澤英勝所長は
 「沿岸部にソーシャルワーカーを派遣するなどして、過度の飲酒をしない
 よう注意を呼びかけたい」と話しています。

 
 ★被災地での飲酒・心のケアについて
 (久里浜アルコール症センター)
 ⇒ http://www.kurihama-alcoholism-center.jp/shinsai/index.html
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   3.山さんコラム No.66
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 ASK飲酒運転対策特別委員会委員長
 元・JRバス関東株式会社会長     山村陽一

 ◆つい飲みすぎる場合

 一年の計は元旦にあり。
 というので、今年こそは「酒を飲みすぎないようにしよう」と決心して
 も、つい飲みすぎてしまうのが、酒好きの悩みだ。

 年の初めから、年始客があれば、すすめ、すすめられ、つい飲みすぎ。
 三日坊主ならぬ即日違反。
 それにひきずられ3が日は酒びたり。
 仕事始めに職場で「あけましておめでとう」と乾杯する慣わしがあれば
 ここでも注ぎ合い飲みすぎの恐れ。
 昼間、東京駅へ集まるオフイス帰りの人々の赤い顔をみれば、お盛んな
 ことがわかる。
 続いて会社の初詣、酒がつきもの。学校仲間、クラブ仲間、仕事仲間の
 新年会もある。
 とにかく1月は飲むのに忙しい。元日の決心は霧散する。

 2月は寒さが厳しいから外の集まりは少ないが、会合は鍋料理。どうし
 ても酒がすすむ。
 3月は送別会のシーズン。転勤、退職、引越し、飲む機会が多い。その
 うえ、節酒しにくい雰囲気の会が多い。プラス花見もあり、確実に飲み
 すぎる月だ。
 4月、入学、入部、入社などの歓迎会。注がれれば断れない飲み会が続
 く。一気飲みの犠牲者も出やすい。

 そしてゴールデンウイーク。旅行シーズン到来。旅行に酒がつきもの。
 かくいう山さんも、かつて半年続けていた断酒が、ポルトガルはリスボ
 ンのおいしい鱈料理に白ワインで幕を閉じた。アレンテージョの広大な
 ブドウ畑を眺め、到着したエボラでは、これまた美味な豚肉に芳醇な赤
 ワインをうまいうまいと飲み、気がつけば1本を空にした。旅行は再飲
 酒のきっかけになるし、飲み過ぎにもなる。
 5月は、クラス会、同窓会、OB会なども多い。
 6月梅雨の頃は株主総会の季節。打ち合わせや仕事の打ち上げなどで、
 飲む機会ができる。総会終了、ほっとした気分のときは、つい飲みすぎ
 る。
 7月、暑くなれば暑気払いとビヤガーデンへ。
 8月、夏休み。海水浴、登山、避暑、旅行には飲みすぎの危険がつきも
 の。

 9月は、何かと会合が多く仕事の関係で飲む機会が多い。お付き合い断
 われず飲みすぎ。
 10月、秋の行楽シーズン。旅行会、運動会など行事も多い。地方では、
 芋煮会、きのこ狩り、観楓会などの行事。それに祭り。もう飲みすぎの
 機会オンパレード。
 11月の半ばにもなれば、少し落ち着くが、すぐ忘年会の12月に突入。
 連日の忘年会・大量飲酒に肝臓が疲れたと悲鳴をあげそうになる。

 こう並べてみれば、いかに年中行事で飲みすぎる場合が多いか、わかる
 だろう。
 これに誕生から、冠婚葬祭、人生の節目の行事が加わる。
 友人・仲間、上司・部下、親戚付き合いや、青年団、消防団、結い、講、
 組など地域の付き合いもある。そして個人的な、気持のゆらぎ、喜怒哀
 楽やストレスに伴なう飲みすぎも多い。

 交通・運輸関連の会社では、勤務前日には「飲むな」と指導するところ
 も多い。
 実践できるなら、それにこしたことはないが、上記のごとく「つい飲み
 すぎる場合」がたくさんあるのだから、注意・申し合わせだけでは、ブ
 レーキはきかない。
 処分のおどしがあっても、単に「飲むな」だけでは不足だ。

 この時代、そもそも運転業務に従事する者は、自ら飲む機会をできるだ
 け避ける工夫がいる。
 翌日勤務が早い場合は、会合への出席を断わるのが肝腎。
 どうしても避けられない場合、「今日は飲まない」とキチンと宣言でき
 る勇気がいる。
 時間に余裕があり、「節度ある飲酒」でいこうというときもあるだろう。
 だが、それには「1単位4時間で分解×何単位=何時間あるから大丈夫」
 との単なる知識だけではダメ。
 ギリギリに飲もうとしてアルコール検知にひっかかる失敗例がたくさん
 ある。

 「節度ある飲酒」をしたいなら、訓練を積む必要がある。
 たとえば、家では毎日1単位、酒休2日の実践と記録。
 外ではマイ・カップを持参して、これ2杯だけと、仲間にも店にも宣言、
 チビリチビリ飲むパフォーマンス。
 仲間との失敗の再検討と励ましあい。
 この程度は、会社主導で指導し、申し合わせをしてほしい。

 酒飲み社員が、酒に費やしていた時間に、運動や読書・音楽など他の趣
 味を実行し、楽しさをみいだせれば、結果的に健康な社員作りとなる。
 酒類が豊富・安価・手軽に飲める現代、こんなに飲みすぎの機会がある。
 本人だけでなく、職場や周囲の人々も、飲みすぎ対策の必要性をしっか
 り理解し、支援することも欠かせない。
 本人の実践と周囲の理解を促進すること。
 ここに飲酒運転防止インストラクターの役割がある。
 飲酒運転防止対策を通じて健全な社会人、健康な社員を作る。
 実に素晴らしいことではないか。

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  5.ASKの活動ご紹介
==============================================================

 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)は、
 アルコール問題の予防に取り組む任意団体として1983年に設立、
 2000年にNPO法人になりました。1994年には、出版・研修の事業部
 門が(株)アスク・ヒューマン・ケアとなり、活動と事業の両面から
 予防を推進しています。

 ASKでは、「飲酒運転を防止するためには、アルコール依存症の
 早期発見・介入を視野に入れた総合的な予防対策が欠かせない」との
 認識のもと、2005年に飲酒運転対策特別委員会を発足させました。
 山村陽一委員長と今成知美ASK代表のリーダーシップのもと、被害
 者遺族・専門家・関係機関と連携しつつ、予防と再発防止の両面から
 本格的な飲酒運転防止対策に取り組んでいます。

 これまでに行なってきた活動は……

 ・被害者遺族による厳罰化署名運動や、生命のメッセージ展に協力
 ・運行管理者用テキストに「一歩踏み込んだ飲酒運転防止対策」執筆
 ・アメリカで酒気帯び運転で検挙された日本人に対して米国裁判所指
  定の教育プログラムを実施
 ・日本損保協会の「飲酒運転防止マニュアル」に執筆協力
  日本損保協会主催のシンポジウムに協賛し、全国各地で講演
 ・バス会社から運転手向けの予防プログラム「セルフケアスクール」
  を委託され、プログラムを開発
 ・「飲酒運転防止<通信スクール>」のプログラム開発
 ・職場の飲酒運転対策メルマガの発行
 ・啓発パンフ「飲酒運転 あなたは大丈夫?」制作
 ・代表今成がアメリカ・カリフォルニア州の飲酒運転再犯防止対策の
  視察、内閣府主催シンポジウムで報告
 ・国土交通省主催のシンポジウムで、山村、今成が発表
 ・今成がオーストラリア・ニューサウスウェルズ州の対策を視察
 ・国の「常習飲酒運転対策推進会議」で今成が海外視察報告
 ・「飲酒運転 懲戒処分事例の分析07・4・10」をまとめる
 ・研修用DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」製作
 ・〔飲酒運転防止インストラクター養成講座〕を開始
  日本損害保険協会の助成で3年間に1000人の養成を目指す
 ・「飲酒運転 運転代行の落とし穴06・9~08・4」をまとめる
 ・「教職員の飲酒運転 懲戒処分事例の分析07・10~08・9」をまとめる
 ・山村が警察庁主催シンポジウムで報告
 ・内閣府、常習飲酒運転者対策についてのヒアリングで今成が報告
 ・特設サイト「職場の飲酒運転対策チェック!」を製作
 ・DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」冊子化
 ・厚生労働省シンポジウムで今成が報告
 ・トイレットペーパー「飲酒運転防止(7つの落とし穴)」を製作

 ↓詳しくは、ASKのホームページをご覧ください↓
 http://www.ask.or.jp/dontdrivedrunk.html

==============編集後記 *NEKOのつぶやき*===================

 不精をして年賀状を出さなくなって何年も経ちます。
 いただく年賀状は年々減っていきます。
 それでも、毎年欠かさずいただく嬉しい便りを見ながら、今年一年無事
 に過ごすことが出来たなら、来年は年賀状を出してみようかと思い始め
 ています。
 一年に一度、互いの無事を確かめ合い、多幸を祈るために。
 
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

 【職場の飲酒運転対策メルマガ】68号 12.1.16
                  
 発行 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
    飲酒運転対策特別委員会
  
       〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-16-7-7F         
       Tel 03-3249-2551 Fax 03-3249-2553             
       URL http://www.ask.or.jp/ email ask-ddd★(★を@に変えてください)a-h-c.jp

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
プロフィール

ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)

Author:ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
http://www.ask.or.jp/

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