職場の飲酒運転対策メルマガ      バックナンバー

ASK飲酒運転対策特別委員会が無料配信している「職場の飲酒運転対策メルマガ」のバックナンバーです。

43号 2009

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     【職場の飲酒運転対策メルマガ】  
                  43号 09.12.14
                   ASK飲酒運転対策特別委員会
                   http://www.ask.or.jp/
    ___________________________☆
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 飲酒運転防止への社会的意識の高まりを受けて、運輸業界をはじめ、
 さまざまな職場で、今、積極的な取組みが模索されています。
 このメルマガでは、ヒントになる事柄、役に立つ情報をお伝えして
 いきたいと思っています。

=================== このメールマガジンは ====================
 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)内に
 設置された飲酒運転対策特別委員会が、情報提供のために発行する
 ものです。
 ASKのホームページhttp://www.ask.or.jp/からご登録いただいた方
 に、月1回、無料で配信します。
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  山さんの全国行脚も無事終了!!
   飲酒運転防止の輪が広がっています!!

━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    1.インストラクター養成講座NOW!
    2.NEKOのニュースCLIP!
    3.山さんコラム No.41
    4.ASKの活動ご紹介
    5.編集後記 *NEKOのつぶやき*
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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  1.インストラクター養成講座NOW!
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 飲酒運転防止インストラクターのスクーリングが終了しました!
 全国各地の受講生の皆さんから、たくさんのアンケートが寄せられました。
 前回のメルマガに引き続き、その一部を紹介します。

 ≪第2期生スクーリングアンケートより≫

 ●受講生の質問に的確にわかりやすく答えてくれた。(沖縄・刑務所)
 ●まずは自分自身から実践していきたい。(沖縄・警察)
 ●これからの仕事に活用していきたい。自分が絶対依存症になることの 
  ないよう頑張りたい。(和歌山・警察)
 ●飲酒に対しての知識が増え(単位についてなど)自分の健康維持に役
  だった。また、自分の周りにいる親や仲間に対して、自信を持って忠告
  できるようになった。(兵庫・刑務所)
 ●講師の方の話の進め方が、今後自分が講師をする上で参考になりました。
 (京都・トラック) 
 

 スクーリングに参加した受講生は、実践報告シートを提出し、
 インストラクターとして、認定されます。
   ↓   ↓   ↓ 
 http://www.ask.or.jp/ddd_inst_program.html#step3

 通信スクールやスクーリングで学んだ知識を生かして、
 職場や地域に持ち帰り、講習を実践した成果が、
 続々と届き始めています。
  
 飲酒運転防止インストラクター養成講座に対するお問い合わせも殺到中!
 第3期の受付開始は来年3月です。

 応募については、サイトや当メルマガのチェックをお忘れなく!! 
 ★飲酒運転防止インストラクター養成講座のページ
  ↓   ↓   ↓
 http://www.ask.or.jp/ddd_instructor.html
 
 さて、昨年認定を受けたインストラクターの第1期生に対する
 フォローアップ研修も、全国各地で行いました。
 一年間の活動を通じ、疑問点や、困ったことなどを話し合い、今後の
 活動に生かしてもらうのが目的です。
  
 飲酒運転防止の研修会を行うことでどんな効果があったのか、
 アンケートの中から、ごく一部をご紹介します。 

 ●1日1単位のことについて初めて知って勉強になったと喜ばれた。
 (沖縄・警察)
 ●関心を持つ人と持たない人が半々。当初は反感等ありましたが、それにも
  負けずに継続していくと、7~8割方飲酒に関心を持つ人が増えました。
  (沖縄・教習所)
 ●飲み会での深酒がなくなり、健康診断結果での話題が増えた。
 (沖縄・教習所)
 ●まず、1単位を覚えてもらい、酒の量をわかってもらった。それから、目標
  を決めてもらい実行してもらっている。徐々に酒の知識が浸透してきた。
  (静岡・教習所)
 ●グループ会社のトップに対して研修会を行ったので、会社としての
  「飲酒運転防止」意識が高くなった。後日、研修を受けた会社から、個別
  指導の要請があった。(東京・バス)
 ●アルコールの検知者が減少した。日常会話の中で「1単位は……」という
  会話ができるようになった。(神奈川・バス)
 ●バス業界では「勤務前8時間をあける」というのが根深い知識となっている
  が、正しい知識を伝えられたことで、飲酒運転事故防止につながっている。
  (神奈川・バス)
 ●DVDを活用して教育をしていますが、酒が脳や身体に及ぼす影響、または、
  寝酒が及ぼす影響の大きさを皆が認識してくれた。(埼玉・自助グループ)

 飲酒運転防止の草の根活動が全国に広がりを見せています。
 
 第1期インストラクターの黒羽刑務所(大田原市)の法務教官平間邦彦さん
 (58)と、東武バス日光(日光市)の首席助役高山浩之さん(46)の活躍が
 紹介されました。↓
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20091210-OYT8T01540.htm
 (12月11日 読売新聞)

 平間さんは、刑務所で飲酒が原因で犯罪を犯した受刑者らに対して「酒害」
 の教育を行っており、指導に役立てようとインストラクターの養成講座を
 受講。
 アルコール20gが抜けるまでに4時間かかることを養成講座で習い、刑務所
内の指導では、ビールや焼酎ではどれくらいの量がアルコール20gに相当
 するかをペットボトルの容器に入れて説明するなど工夫しているそうです。

 高山さんは会社の飲酒運転対策の一環で資格を取得しました。
 名刺にもインストラクターの肩書を入れ、乗客の命を預かる運転手に飲酒
 運転の危険性を知らせる講習を行っています。

 年末に向けて、インストラクターの活躍が期待されています。


 アクセス急増の新設サイトも、まだの方はぜひご覧ください!
 ★職場の飲酒運転対策チェック!のページ
  ↓   ↓   ↓
 http://www.ask.or.jp/ddd_check.html

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  2.NEKOのニュースCLIP!
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 こんにちは、ニュースCLIP担当のNEKOです。
 
 気が付けば、もう師走。まさに、走り去るように時間が流れていきます。
 インストラクター養成講座のスクーリングも終了しました。
 私も東京のスクーリングに参加し、現場の声を聞いて、刺激を受けました。
 
 今号の内容はこちらです。
 お時間の許すかぎり、お付き合いください。

 ※ニュースのリンクは「ウェブ魚拓http://megalodon.jp/」
 を利用しています。リンクが切れて記事が読めなくなるのを防ぐためです。
 まず、記事の日付をクリックしてください。すると、
 「宜しければ上記のリンクをクリックしてください」という表示が出ます
 ので、クリックをお願いします。

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 1)プロドライバーの飲酒運転
 2) 前日の酒が明け方に……
 3) 後を絶たない警察官の飲酒運転
 4)飲酒運転=即免職という処分は重すぎるか?
5)一緒にやれば倍以上の効果
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 1)プロドライバーの飲酒運転
 
 インストラクターを目指す人の中に、多くのプロドライバーがいます。
 バス、トラック、タクシーなど、職種は様々ですが、検知器にかかる
 人を減らすと同時に、アルコール教育の必要性を伝えています。
 
 しかし、いまだに飲酒運転をしてしまうドライバーは後を絶ちません。

 今月ニュースになったプロドライバーによるの飲酒運転事例の一部です。

 ●バス運転手(61)(12月4日 朝日新聞)
 運転手が出勤時の呼気検査を受けた際、呼気0.157mg/lを検出。
 前日の午後8時半ごろまで、焼酎を飲んでおり、酒気帯び状態で出勤。
 午前の勤務の際は前日の飲酒を禁じており、その日のうちに辞職願を提出。
 受理された。
 
 ●トラック運転手(39)(12月10日 産経新聞)
 12月10日午前5時45分ごろ、トレーラーと接触。呼気0.25mg/lを検出。
 仕事中で、「9日夜に自宅で発泡酒を飲んだ」と供述。

 ●トラック運転手(38)(12月11日 朝日新聞)
 12月11日午前8時40分ごろ、パーキングエリアを出た大型トラックが、
 上り線を約200m逆走。ワゴン車と正面衝突。
 午前5時ごろパーキングエリアで飲酒。仮眠。午後5時までに荷物を取りに
 行く予定だったが、午前8時半ごろに起きた際に、「間に合わない」と勘違い
 しあわててトラックを発進させ逆走した。

 この3件、飲酒後時間をおいたり、睡眠を取った後に、ハンドルを握って
 います。
 アルコールの分解時間について正しい知識がないことと、多量飲酒の習慣が
 翌日の飲酒運転の原因となっているのです。
 

 2) 前日の酒が明け方に……
   
 12月4日夜から5日早朝にかけて、全国の警察本部が一斉の取り締まりを行い、
 摘発は498件にのぼりました。
 
 ↓飲酒運転、498件摘発 全国一斉の取り締まり↓
 http://megalodon.jp/2009-1213-0914-43/www.47news.jp/CN/200912/CN2009120501000279.html
 (12月5日 共同通信) 
 
 取り締まりや事故の統計で、最近指摘されているのは、早朝の飲酒運転です。
 朝の通勤時間帯と重なり、重大事故につながるのではと危惧されています。
 
 ●山形県(12月7日 山形新聞)↓
 http://yamagata-np.jp/news/200912/07/kj_2009120700136.php
 一斉取締りの飲酒運転摘発25件のうち11件が午前5時~同7時でした。
 県警は摘発者の特徴として以下をあげています。
 「午後11時~翌日午前4時半まで飲酒」しており、「運転前に車内で仮眠」を
 とり、「アルコールが体内に残っていることを認識」して運転。

 ●徳島県(12月11日 読売新聞)↓
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20091211-OYT8T01463.htm
 11月末までに飲酒運転事故が56件あり、前年同期比15件増。午後4時~夜間に
 並んで午前8~10時の間が多く、二日酔い状態で運転して事故を起こすケース
 が目立っているそうです。


 3) 後を絶たない警察官の飲酒運転
 
 年末に向けて、全国の警察が飲酒運転撲滅のため取り締まりを行なう中、
 また警察官による飲酒運転が起きました。2件とも午前中の運転でした。

 ●岩手県警  
 11月23日午前10時ごろ、信号待ちの乗用車に追突。
 「22日の夕方から一人で酒を飲んだが、途中で寝てしまい、飲んだ時間、
 量はわからない」「前夜の酒はそれほど残っていないだろうと思って運転
 した」と話しました。
 この警視は主に、交番勤務の警察官らの指導・監督を担当しており、22・
 23日は休みだったということです。処分は懲戒免職。

 ↓酒気帯び容疑:警視を逮捕「自宅で焼酎」岩手県警(11月23日 毎日新聞)↓ 
 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091124k0000m040033000c.html
  
 ↓岩手県警参事官を懲戒免職(12月9日 時事通信)↓
 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009120900791
 
 ●北海道警
 11月28日午前5時15分ごろ、近所のコンビニに行くため、一人で車を運転し、
 自宅から約1・5km離れた国道脇の電柱に衝突。呼気0.35mg/lが検出。
 27日午後8時40分から約2時間半、同僚12人とビール中ジョッキ8杯を飲んだ
 とのこと。

 ↓機動隊員が酒気帯び容疑 自家用車で衝突、逮捕(11月28日 北海道新聞)↓  
 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/202503.html

 この事件、取り調べで、さらに以下の事態が判明しました。
 この巡査は、仲間と別れて官舎に帰宅した後、未明に自分の車で出かけ、
 飲食店2店で焼酎の水割り6杯程度を飲んでいたのです。 
 
 ↓飲酒運転容疑の道警巡査を懲戒免職処分に(12月10日 毎日新聞)↓
 http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20091210hog00m040004000c.html
 
 つまり、飲酒するために飲酒運転で出かけていたということ。
 「飲みたい気持ちに勝てなかった」と話しており、アルコール依存傾向が
 疑われます。


 4)飲酒運転=即免職という処分は重すぎるか?
 
 飲酒運転の厳罰化が進む一方で、「飲酒運転=即免職」という自治体の処分
 が見直されています。12月にはこの関係の報道が相次ぎました。  

 ●元京都市職員(36)
  自宅で焼酎3杯を飲んだ後、道路でバイクを逆走。
  現行犯逮捕され、3日後、懲戒免職処分。
 
 ↓飲酒運転懲戒免職訴訟:京都市処分「重すぎる」大阪高裁が取り消し命令(12月4日 毎日新聞)↓ 
 http://megalodon.jp/2009-1204-1704-14/mainichi.jp/area/kyoto/news/20091204ddlk26040647000c.html

 ●鹿嶋市職員(53)
  酒に酔った状態で自家用車を運転して出勤。酔って暴言を吐くなどした
  ことから、上司から「勤務不可能」と判断され、自宅に送り届けられた。
  この際、市はアルコール呼気検査を行わず、警察への届け出もしていない。
  市は、男性が過去にも酒気帯び運転で事故を起こしていたことなどから
  懲戒免職に。
 
 ↓『裁量権の逸脱』処分修正 飲酒で懲戒免職 鹿嶋市職員 復職へ(12月2日 東京新聞)↓  
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20091212/CK2009121202000115.html
 
 ●岩出市職員(42)
  深夜から午前2時にかけて飲酒。午前11時ごろ酒気を帯びて乗用車を運転し、
  逮捕。呼気0.3mg/lを検出。同日、午前9時ごろにも乗用車を運転していた。

 ↓「免職は過酷」と訴え/岩出市、争う姿勢(12月2日 朝日新聞)↓
 http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000912020001

 毎日放送「VOICE」がこの問題についての特集を組んでいます。
 番組によると、今年に入って14の判決があり、10の裁判所が免職処分の取り
 消しを命じているとか。即免職は、他の不祥事での処分基準に比べて重過ぎ、
 バランスを欠くというのがその理由です。その結果、「原則・免職」だった
 大阪府は基準の見直しをはじめ、兵庫県加西市も「停職」を含めた処分基準
 に改めました。

 ↓「揺れる“飲酒運転”の厳格処分」(12月8日 毎日放送)↓
 http://megalodon.jp/2009-1213-0947-58/www.mbs.jp/voice/special/200912/08_25643.shtml

 「飲酒運転=即免職」は、06年の福岡市職員による3児死亡事故以来、自治体
 に急速に広まりました。市民感情に配慮するとともに、厳罰でモラルを高め、
 飲酒運転を抑止しようという狙いからでしょう。しかし、モラルだけで飲酒
 運転が防げないことは、その後の数々の事例が明確に示しています。

 番組では、東名高速道路で大型トラックに追突され、目の前で幼い娘2人を
 失った井上保孝さん・郁美さん夫妻へのインタビューも。
 夫妻は、「自治体は処分だけを考えるのではなく、未然に防止する教育などに
 今以上に力を注ぐべきだ」と話しています。
 
  
5)一緒にやれば倍以上の効果

 フリーアナウンサーの吉田照美さんが、ニッポン放送の上柳昌彦アナウンサー
 と東京・浜松町の文化放送で会見。
 年末年始の「ストップ!飲酒運転キャンペーン」を共同実施すると発表し
 ました。今年で3回目になります。
 
 ↓吉田照美、「一緒にやれば倍以上の効果」 (11月18日 サンスポ)↓
 http://www.sanspo.com/geino/news/091118/gnj0911180506017-n1.htm
 
 吉田照美さんと上柳昌彦アナは、同じ月~金曜午前にレギュラー番組を持つ
 ライバルですが、「2つの局が一緒にやれば倍以上の効果がある。キャン
 ペーンを続けることが大事」と力説しています。
 
 飲酒運転防止を訴え続けていくこと、アルコールの危険性を訴え続けていく
 ことの大切さを感じます。


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   3.山さんコラム No.41
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 ASK飲酒運転対策特別委員会委員長
 元・JRバス関東株式会社会長     山村陽一

 ◆京料理の楽しみ方

 今年の飲酒運転防止インストラクター養成講座スクーリングも順調に終了
 した。
 9月15日の船橋を皮切りに長野、三島、大阪、京都、東京、札幌、名古
 屋、福島、広島、高松、神戸、那覇、大分、福岡と飛び回った。
 この間にプライベートの旅行や講演活動で山形は上山温泉、白布高湯温泉、 
 宮城県嵯々温泉、出雲地方、大分、大阪へ出かけたから、毎週、旅に出て
 いたことになる。もともと国鉄、JR時代も出張が多く、趣味も旅行や山
 歩きだから、旅は慣れている。枕が替わっても、ベッドが違ってもいっこ
 う苦にならない。

 旅の楽しみは「食」にある。

 肉類であれば、札幌はジンギスカン鍋、山形・米沢牛のステーキ、福島は
 川俣しゃものヤキトリ、長野の馬刺し、名古屋はご存知名古屋コーチン、
 神戸は神戸ビーフステーキ、大阪で食べたかつ鍋の豚肉もあなどれない。
 大分の豊後牛たたきは柔らかな食感、福岡は鶏の水炊きが有名だが、佐賀
 の伊万里牛というのを初めて食べた。
 沖縄の耳から内臓までの豚料理、クセはあるが独特なヤギ肉、石垣牛など
 牛肉もなかなかだが、輸入牛のニューヨークカットステーキもあり、これ
 も本場同様うまい。
 魚貝類は豪華絢爛。札幌では毛蟹、たらば、ボタンエビ、うに、鮭、シマ
 ホッケ、秋刀魚のさしみ。米沢の鯉のあらいにうま煮、三島は鰻。名古屋
 は知多半島の大アサリ、広島のカキ、アナゴ。高松はタイ、さより、コイ
 ワシも良い。大分はふぐ、関アジ、関サバ、カンパチと豊富。福岡もふぐ、
 タイ、サバと秋冬の魚が美味。沖縄では内地にない珍しいもの、赤く美し
 いミーバイ、味わい深いヒメシャコ貝などの魚介類が味わえる。
 麺類も各地それぞれ特徴があり、店ごとに工夫しているのもうれしい。

 よく食べたものだ。
 以上すべて自腹だから、懐が寂しくなった分、腹が出る勘定。
 出るたびに2kgほど体重が増え、家に帰れば減量を試みる。
 自慢できるのはスクーリング前日の禁酒。焼きカキ、関あじ・関サバも、
 ほうじ茶でいただく。ミーバイ・シャコ貝の刺身はシークワーサージュー
 スで食べた。

 さて勤労感謝の日の前日、京都で時間の余裕が出来たので、東福寺へ紅葉
 見物に出かけた。
 小春日和の良き日、善男善女ならぬ紅葉狩りの老若男女が禅寺へ殺到して
 いる。この中に混じって浮かんだ一句。
 「禅寺へ蟻の行列紅葉狩」
 100年来の世界的大不況でも、これだけの人が、ただ紅葉が赤くなる
 のを見物にくる風流心を抱くとは。日本の庶民は捨てたものではないとつ
 くづく感心した。
 東福寺駅前のうどん屋や食堂、京都駅ビルのレストラン、地下街の食堂街
 も、昼時なので全て大行列。1時半をまわっているのに何時になったら食
 事にありつけるか分からない。
 そこで高いとは知りつつ駅前のホテルへ入る。

 京弁当が2300円から4389円まで。京懐石が4389円から1万円
 以上までとある。席に座ると季節の京懐石をすすめられた。
 せっかく京都に来たのだからと、清水の舞台から飛び降りるつもりで、そ
 の懐石料理を注文する。
 スクーリング期間中、しかも昼間なので、思いを断ち切って酒は頼まず、
 ほうじ茶をいただく。
 しかし、すぐ後悔した。お造りが出てきた時である。なんともほうじ茶で
 は味気ない。
 酒が欲しいと思い、そして、すぐに思い返した。
 白いご飯があったら、このタイも生湯葉も生きるのにと、心の底からご飯
 が欲しかった。

 レジで勘定をしながら、酒を飲まない人への懐石料理の供しかたを一言述
 べた。
 「酒を飲まない人には、お造りにご飯を添えると喜ばれますよ」

 体質的に酒が一滴も飲めない人は、日本人で1割。
 病気や健康上で飲んではいけない人、運転する人など、酒ぬきで懐石料理
 を楽しみたい人は多数いるはず。それなのに一向工夫がないのは料理人の
 怠慢ではないか。
 是非、酒なしで懐石料理が楽しめるコースを考えて欲しい、というのが山
 さんの主張である。

 でも現実的には、なかなか実現しないであろう。主張は主張として京料理
 を美味く食べるには、この場合、つぎのように選択すべきだったと反省し
 た。
 京弁当を頼み、アマダイのかぶら蒸しを一品追加するのだ。初めからご飯
 はあるし、温かい季節料理が一品加わることで満足感が増す。

 新幹線の中で、レジ脇にあったパンフレットを見たら、なんと山さんの考
 えたメニューが載っているではないか。さすが老舗である。と感心したが、
 ちょと待て、と思い返す。
 それなら、どうして「飲まない人」に、こういう手もありますと教えてく
 れないのか。
 「それが京の奥ゆかしさどす」   イジワル……。

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  4.ASKの活動ご紹介
==============================================================

 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)は、
 アルコール問題の予防に取り組む任意団体として1983年に設立、
 2000年にNPO法人になりました。1994年には、出版・研修の事業部
 門が(株)アスク・ヒューマン・ケアとなり、活動と事業の両面から
 予防を推進しています。

 ASKでは、「飲酒運転を防止するためには、アルコール依存症の
 早期発見・介入を視野に入れた総合的な予防対策が欠かせない」との
 認識のもと、2005年に飲酒運転対策特別委員会を発足させました。
 山村陽一委員長と今成知美ASK代表のリーダーシップのもと、被害
 者遺族・専門家・関係機関と連携しつつ、予防と再発防止の両面から
 本格的な飲酒運転防止対策に取り組んでいます。

 これまでに行なってきた活動は……

 ・被害者遺族による厳罰化署名運動や、生命のメッセージ展に協力
 ・運行管理者用テキストに「一歩踏み込んだ飲酒運転防止対策」執筆
 ・アメリカで酒気帯び運転で検挙された日本人に対して米国裁判所指
  定の教育プログラムを実施
 ・日本損保協会の「飲酒運転防止マニュアル」に執筆協力
  日本損保協会主催のシンポジウムに協賛し、全国各地で講演
 ・バス会社から運転手向けの予防プログラム「セルフケアスクール」
  を委託され、プログラムを開発
 ・「飲酒運転防止<通信スクール>」のプログラム開発
 ・職場の飲酒運転対策メルマガの発行
 ・啓発パンフ「飲酒運転 あなたは大丈夫?」制作
 ・代表今成がアメリカ・カリフォルニア州の飲酒運転再犯防止対策の
  視察、内閣府主催シンポジウムで報告
 ・国土交通省主催のシンポジウムで、山村、今成が発表
 ・今成がオーストラリア・ニューサウスウェルズ州の対策を視察
 ・国の「常習飲酒運転対策推進会議」で今成が海外視察報告
 ・「飲酒運転 懲戒処分事例の分析07・4・10」をまとめる
 ・研修用DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」製作
 ・〔飲酒運転防止インストラクター養成講座〕を開始
  日本損害保険協会の助成で3年間に1000人の養成を目指す
 ・「飲酒運転 運転代行の落とし穴06・9~08・4」をまとめる
 ・「教職員の飲酒運転 懲戒処分事例の分析07・10~08・9」をまとめる
 ・山村が警察庁主催シンポジウムで報告
 ・内閣府、常習飲酒運転者対策についてのヒアリングで今成が報告
 ・特設サイト「職場の飲酒運転対策チェック!」を製作

 ↓詳しくは、ASKのホームページをご覧ください↓
 http://www.ask.or.jp/dontdrivedrunk.html

==============編集後記 *NEKOのつぶやき*===================
 
 年末年始、お酒が増えるこの季節。
 自分自身の飲み方を考えるいい機会です。
 
 くれぐれも体に気をつけて、みなさまよいお年を。
 
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

 【職場の飲酒運転対策メルマガ】43号 09.12.14
                  
 発行 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
    飲酒運転対策特別委員会
  
       〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-16-7-7F         
       Tel 03-3249-2551 Fax 03-3249-2553             
       URL http://www.ask.or.jp/ email ask-ddd★(★を@に変えて下さい)a-h-c.jp
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
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ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)

Author:ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
http://www.ask.or.jp/

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