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【職場の飲酒運転対策メルマガ】
20号 08.1.16
ASK飲酒運転対策特別委員会
http://www.ask.or.jp/
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飲酒運転防止への社会的意識の高まりを受けて、運輸業界をはじめ、
さまざまな職場で、今、積極的な取組みが模索されています。
このメルマガでは、ヒントになる事柄、役に立つ情報をお伝えして
いきたいと思っています。
★職場の飲酒運転撲滅へ──30秒まるばつクイズ!
(○か×かで答えてください)
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Q.若いうちからお酒を飲み慣れている人は、
アルコール依存症になりにくい。
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A. アルコールを飲み始めた年齢が若いほど、飲酒が習慣になり、
量が増え、依存症に陥る危険も高まってきます。飲んでも酔わない、
顔に出ないタイプこそ要注意。
というわけで正解は×
若いうちから飲んでいる人ほど、依存症の危険が高まるのです。
と言われてドキッとしたようなら、まずは、健康が維持できる範囲内に
酒量を収めることから始めましょう。
リスクが低い飲酒は、純アルコール20グラム。
ビールなら500ml缶1本、日本酒なら1合、
焼酎なら25度のもので小さめのコップ半分が目安です。
それでは物足りないという人は、以下のルールを。
1週間の合計=日本酒換算7合以内。1日3合を超えず、多く飲んだ翌日は休肝日。
つまり、(金)2合 (土)休 (日)2合 (月)休 (火)2合 (水)休 (木)1合
という感じです。
でも、すでに依存症になっていたら、節酒ではなく断酒ですよ。
=================== このメールマガジンは ====================
特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)内に
設置された飲酒運転対策特別委員会が、情報提供のために発行する
ものです。
ASKのホームページhttp://www.ask.or.jp/からご登録いただいた方
に、月1回、無料で配信します。
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2008年は
悲劇が繰り返されない年に!
━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.ASKのDVD完成間近! 予約申し込み開始!
2.国の「常習飲酒運転者対策推進会議」が取り組みを決定!
3.アルコール関連問題の3団体が厚労省と内閣府に要望!
4.HIROのニュースCLIP!
5.山さんコラム No.19 「山さん、失敗の巻」
6.ASKの活動ご紹介
7.編集後記 *HIROのつぶやき*
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1. ASKのDVD完成間近! 予約申し込み開始!
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相次ぐ法改正の中でも飲酒運転は後を絶たず。前の晩のアルコールが残り、
職を失う人も続出しています。
今、職場で必要なのは、「アルコール教育」と「飲酒習慣の見直し」です。
ASKでは、バス会社などで実績をあげている独自の予防プログラムを
もとに、職場や地域で使える教育用DVDを製作中。
いよいよ完成まで2週間となりましたので、予約受付を開始します。
発売は2月1日です!
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●知って得する!アルコールの基礎知識
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企画・製作 特定非営利活動法人ASK
販売 アスク・ヒューマン・ケア
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10本以上は割引がありますので、
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*通しで視聴〔45分〕することも、講座ごとに視聴することもできます。
講座1 アルコールの「1単位」と体質〔13分〕
講座2「酔いの正体」と運転への影響〔7分〕
講座3「寝酒の落とし穴」と「節酒のコツ」〔9分〕
講座4「アルコール依存症」の予防と早期発見〔14分〕
詳しい内容はこちら(申し込みフォームもあります)
↓ ↓ ↓
http://www.ask.or.jp/ddd_dvd.html
なお、「ASK飲酒運転防止インストラクター」養成講座を開始します。
インストラクターは、このDVDを用いて簡単で効果的な参加型研修を
実施できます。
詳細は2月下旬に発表します。もう少しお待ちください。
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2. 国の「常習飲酒運転者対策推進会議」が取り組みを決定!
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内閣府をまとめ役に関連6省庁横断で昨年4月に設置され、課長クラスを
中心に対策の検討が進められていた「常習飲酒運転者対策推進会議」。
「常習飲酒運転の背景には、常習飲酒・多量飲酒・アルコール依存症がある」
との認識をもとにした対策が決定し、昨年12月26日、発表されました。
骨子は以下の通りです。
1)アルコールの影響や専門相談機関等の周知
2)様々な機会をとらえた飲酒行動是正のための働きかけ
3)運転免許の処分者講習の充実及び常習飲酒運転者の早期把握等
4)飲酒運転に関連する交通事犯受刑者及び保護観察対象者の処遇等の充実
5)飲酒行動是正のための事業者に対する働きかけ
6)自動車運送事業者等に対する働きかけ
7)アルコール・インターロック装置の活用方策についての検討
8)各種調査の実施
画期的なのは、アルコール依存症の問題とアルコール教育にスポットが当てられて
いる点です。
「アルコール依存症は自らが依存症であることを容易に認めたがらない傾向が
強いことから、何よりも先ず、本人の疾患の自覚と専門医療機関への受診を促す
ことが重要」と指摘。
さらに、「本人の意思だけでは解決が難しいため、専門相談機関の支援とともに
周囲の理解や協力が重要」と、依存症者を回復に導くために周囲の協力が不可欠
であると強調しています。
そのための具体策として記されたのは……
【内閣府】専門医療機関や自助グループの都道府県別リストを作成して関係機関
に送付。アルコールが身体に及ぼす影響等についてホームページで広報啓発。
【警察庁】運転免許処分者講習における飲酒学級の継続的な設置について都道府県
警察を指導するとともに、飲酒学級において、アルコール依存症の正確な知識
の普及に努める。常習飲酒運転者の早期発見、早期対応を図る観点からも、
効果的かつ強力な飲酒運転の取締りを推進。飲酒運転が疑われる負傷者を救助・
搬送した場合、消防・医療機関から警察への早期連絡の徹底を図る。
また、常習飲酒運転者等の実態や講ずべき安全対策について調査研究を行なう。
【警察庁・国土交通省】民間団体の協力を得つつ、安全運転管理者講習、運行
管理者講習等各種講習の指導者がアルコールやアルコール依存症についての
正しい知識をより一層習得できるよう促す。
【国土交通省】運行管理者に対する講習を実施している機関に対し、アルコール
依存症の専門家の知見等を踏まえた講習の内容の見直し等を図るよう要請。
【法務省】アルコール問題に取り組む自助グループによるグループワークの実施
拡大により、受刑者に対する交通安全指導の充実を図るとともに、アルコール
依存に対応した新たな処遇プログラムを検討。保護観察対象者に対しても飲酒
運転防止のための指導教材を作成し、その指導を強化する。
【厚生労働省及び事業者を所管する関係省庁】事業者を対象に、従業員に対する
アルコールや依存症についての知識の普及・啓発と専門相談機関の情報提供を
行なうよう要請。アルコール問題に関する講習を行っている団体等の情報も提供。
【関係府省】飲酒運転違反者に対し、刑罰だけでなく教育・治療プログラムへの
参加義務付け等を行なっている海外の事例及び実態調査。
また、国土交通省において、アルコール検知器のさらなる普及と適正な活用を図る
よう要請する。(現状では、運転者全員に検知器による検知を行なっている事業者
はバス87%、タクシー64%、トラック53%とのことです)
内閣府において、飲酒運転をした場合の保険支払のあり方などについての検討や、
インターロックの活用についての調査なども行なう、と記されています。
↓「常習飲酒運転者対策の推進について」内閣府サイトに全文掲載↓
http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/inshu-suisin.html
さらに、国土交通省は12月26日、運転手が飲酒状態にあるとエンジンを始動させ
ない「アルコール・インターロック装置」の技術指針案をまとめました。
対象は、呼気を吹き込んでアルコールを感知させるタイプのインターロック装置。
案は原則として欧州の技術基準に合わせ、その上で精度試験の条件や整備間隔など、
一部の規定は日本の実情に合ったものとなっています。
↓国土交通省/アルコール・インターロック装置の技術指針案策定↓
http://s04.megalodon.jp/2007-1226-2314-45/response.jp/issue/2007/1226
/article103722_1.html
↓アルコール・インターロック装置に関する検討会最終取りまとめ↓
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/09/091226/04.pdf
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3. アルコール関連問題の3団体が厚労省と内閣府に要望!
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昨年12月26日の「常習飲酒運転者対策推進会議」の決定を受けて、1月10日、
日本アルコール問題連絡協議会・日本アルコール関連問題学会・日本アルコール
精神医学会が、厚生労働省と内閣府に<飲酒運転の背景にある「多量飲酒」と
「アルコール依存症」への介入に関する要望書>を提出しました。
予防から介入、回復への支援と、網羅した要望事項(具体案)は以下の7つ。
2月初めに関連部署との面会を調整中です。
1 常習飲酒運転者対策推進会議の決定事項を関連機関に周知する
2 飲酒運転防止の切り口から、より積極的に「健康日本21」を推進する
3 「職場のアルコール対策マニュアル」を作成し周知する
4 違反者の飲酒問題をアセスメントし、教育・治療につなげるシステムを構築する
5 幅広い関連職種に対し、アルコール依存症の介入技法を研修する
6 アルコール関連問題の公的相談受け皿を拡充する
7 アルコール依存症にまつわる偏見を是正し、断酒継続・社会復帰を支援する
↓要望の背景と要望項目の詳細まで含めた全文をASKのサイトに掲載↓
http://www.ask.or.jp/ask080110.html
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4. HIROのニュースCLIP!
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こんにちは、ニュースCLIP担当のHIROです。
お正月休みも終わり、2008年が本格的に始まりました。今年も、
飲酒運転防止に繋がるトピックを取上げていきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
※ニュースのリンクは「ウェブ魚拓 http://megalodon.jp/」
を利用しています。リンクが切れて記事が読めなくなるのを防ぐためです。
まず、記事の日付をクリックしてください。すると、
「宜しければ上記のリンクをクリックしてください」という表示が出ます
ので、クリックをお願いします。
今号の内容はこちらです。
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1.福岡3児死亡事故に懲役7年6月の判決
2.福岡県警調査――飲酒運転違反者の2割は再犯
3.尼崎飲酒事故に懲役23年の判決 交通事犯としては過去最高
4.運輸会社でまた飲酒運転が発覚
5.54年ぶり5千人台 年末年始も減少〜交通事故死者数
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1)福岡市3児死亡事故に懲役7年6月の判決
平成18年8月に福岡市で起きた3児死亡事故で、福岡地裁は1月8日、
危険運転致死傷罪の適用を見送り、脇見による業務上過失致死傷罪
を適用。検察側の求刑である懲役25年に対し、3分の1に満たない
懲役7年6月の判決を言い渡しました。
↓今林被告懲役7年6月 危険運転罪適用せず(西日本新聞)↓
http://s03.megalodon.jp/2008-0108-2351-08/headlines.yahoo.co.jp
/hl?a=20080108-00000034-nnp-l40
危険運転致死傷罪(最高刑は懲役20年)の適用には
(1)飲酒などの影響で正常運転が困難な状態で走行
(2)制御困難な高速走行
(3)赤信号をことさら無視した高速走行
などを「故意」に行なったことが証明されなければなりません。
今回、検察側は飲酒量や目撃証言、衝突直前まで被害車両に気づかなかった
運転状況などを示し「アルコールの影響で正常運転が困難な状態だったこと
は明らか」と主張。
しかし福岡地方裁判所は、事故前後の運転状況や、飲酒検知結果を「酒気帯び」
とした警察の判断などから危険運転致死傷罪にはあたらないと判断。
危険運転致死傷罪は適用されず、飲酒運転追放の機運を高めるきっかけになった
この事件は「故意」ではなく「過失」と認定され、刑が大幅に減軽される結果
になりました。
↓【解説】基準あいまい法整備急務 福岡3児死亡事故(西日本新聞)↓
http://s03.megalodon.jp/2008-0113-1031-57/www.nishinippon.co.jp/nnp
/national/20080108/20080108_035.shtml
↓【福岡3児死亡事故の判決要旨】(西日本新聞)↓
http://s04.megalodon.jp/2008-0113-1026-22/www.nishinippon.co.jp/
nnp/national/20080108/20080108_030.shtml
↓【福岡3児死亡事故の経過】(西日本新聞)↓
http://s02.megalodon.jp/2008-0113-1036-12/www.nishinippon.co.jp/
nnp/national/20080108/20080108_031.shtml
求刑を大きく下回ったこの判決で、危険運転致死傷罪の適用の難しさが改めて
浮き彫りになりました。
判決を受け、賛否それぞれの声が上がっています。
交通事故裁判に詳しい高山俊吉弁護士は、産経新聞の取材に対し判決を評価。
「刑法の構成要件に沿った妥当な判決。事件のポイントは被告が本当に泥酔
状態だったかどうかだが、事故後に検知した被告の呼気1リットル中の
アルコールは酒酔いではなく、酒気帯び状態。科学的にみて、危険運転致死
傷罪を適用するのは難しく、裁判所は法律をきちんと判断した」
一方、東名高速道路の事故で幼い娘2人を亡くした千葉市の井上保孝さん、
郁美さん夫妻は、発行するメールマガジン「かな・ちかメール No.152」の中で、
「危険運転致死傷罪は法解釈に幅のある法律なので、まだまだ多くの判例が
積み重ならないと、適用基準が出来あがっていきません。被害者遺族にとって
裁判が長引くのは苦痛を強いられるでしょうが、本件被告の飲酒による影響を
どのように認定するか、上級審でもとことん議論されればよいと思います」
とさらなる議論に期待を寄せつつ、
「海に落ちた被害者に手を貸すこともせずに被害を拡大し、自己保身のために
アルコール濃度をごまかそうとした被告が、その思惑通りに軽い刑罰にしか処さ
れないということがまかり通ってしまうのは、到底許しがたいと思っています」
と、憤りをあらわにしています。
(かな・ちかメールのお申し込み先→ kanachikanori@cnc.jp )
「正常運転が困難な状態」とはいったいどんな状態なのでしょうか?
80キロから100キロへ加速しながら、11.4〜12.7秒もの長い間、脇見をする
ということ自体、アルコールの影響で警戒心が薄れ、注意力・集中力・判断力が
著しく低下していた証拠なのでは?
反対に、携帯電話を使い、水を持ってこさせるなど、自己保身を図った行動が
「相応の判断能力があった」として、「正常な運転が困難な状態ではなかった」
理由とされたのは、なんとも割り切れない思いがします。
この件について福岡地検は11日、危険運転致死傷罪を適用しなかった判決を
不服として、控訴する方針を固めています。
↓<福岡3児死亡事故>地裁判決に事故遺族ら不満の声(毎日新聞)↓
http://s02.megalodon.jp/2008-0108-2348-25/headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20080108-00000163-mai-soci
↓故意犯の危険運転致死傷罪 立証困難、判断もばらつき(西日本新聞)↓
http://s04.megalodon.jp/2008-0108-2359-00/sankei.jp.msn.com/affairs
/disaster/080108/dst0801080902004-n1.htm
↓危険運転見送り 割れる賛否 福岡市の3児死亡事故判決(中国新聞)↓
http://s01.megalodon.jp/2008-0109-0027-25/www.chugoku-np.co.jp/
News/Sp200801090161.html
↓3児死亡事故―危険運転でないとは(朝日新聞社説)*2つ目です スクロールを↓
http://s01.megalodon.jp/2008-0109-0928-31/www.asahi.com/paper/
editorial20080109.html
↓危険運転致死傷罪、訴因変更11件→再適用3件(読売新聞)↓
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080115i1w2.htm?from=main1
2)福岡県警調査――飲酒運転違反者の2割は再犯
3児の尊い命を奪った事故を契機に飲酒運転撲滅の機運が高まっている福岡県で、
飲酒運転事犯の再犯率の高さを裏付ける調査結果が公表されました。
県警交通指導課によると、罰則を強化した改正道交法が施行された昨年9月19日
から今年1月7日までの間、福岡県内で道交法違反の酒気帯び、または酒酔い容疑で
逮捕された113人のうち、18.6%にあたる21人が、以前にも飲酒運転で摘発された
ことのある再犯者だったのです。
↓飲酒運転逮捕の2割が再犯 福岡、道交法改正3カ月で(西日本新聞)↓
http://s01.megalodon.jp/2008-0111-2309-20/www.nishinippon.co.jp/nnp
/local/fukuoka/20080111/20080111_027.shtml
再犯を重ねるドライバーのなかには、アルコール依存症の域に達している人が
少なくありません。
だからこそ、検挙時に教育や治療を導入する必要があるのです。
関心のある方は、海外の違反者プログラムを参照してください。
↓オーストラリア・NSW州の再犯防止システム↓
http://www.ask.or.jp/ddd_sydney.html
↓アメリカ・カリフォルニア州の再犯防止システム↓
http://www.ask.or.jp/ddd_california.html
3)尼崎飲酒事故に懲役23年の判決 交通事犯としては過去最高
兵庫県尼崎市で昨年6月、ワゴン車を飲酒運転して立て続けに2件の衝突事故
を起こし、タクシーの乗客と歩行者、計3人を死亡させたとして、危険運転致死
罪に問われた男(50)に対する判決公判が12月19日、神戸地裁尼崎支部で開かれ、
交通事故をめぐる判決としてはこれまでで最も重い、懲役23年の判決が言い
渡されました。
裁判所は、被告が過去2年間、仕事帰りに飲酒運転を繰り返していたことなど
に触れ「起こるべくして起こった惨事で、際立った危険性を有する無謀な犯行。
3人の尊い人命を奪った刑事責任は重大」と、判決理由を説明しました。
↓「泥酔運転」の男に過去最も重い懲役23年(産経新聞)↓
http://s02.megalodon.jp/2008-0113-1137-33/headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20071219-00000976-san-soci
昨年11月14日に行なわれた論告求刑公判では、検察側は2つの危険運転致死罪
(最高刑は懲役20年)の併合罪で「懲役30年」を求刑していました。
これに対し、判決では懲役23年。
判決では、検察側が適用した併合罪での懲役30年の求刑には「疑義がある」とし、
被告は「危険運転を繰り返していたわけではない」との見方が示されました。
また、千葉県松尾町(現山武市)で平成17年2月に起きた、男女8人ひき逃げ飲酒
運転事故と比較。この事例は、加害者の運転当時の正確な飲酒量が分からないなか、
千葉地裁が目撃証言や「酒に酔い、いつものハンドル操作ができなかった」とする
捜査段階の供述などから危険運転致死傷罪を認定、懲役20年としたものですが、
「(こうした前例と、量刑が)乖離(かいり)すれば、法的安定性が損なわれる」
と説明しています。
この裁判所の判断には、交通事故裁判に詳しい弁護士らから「厳罰化が進むなか、
前例にとらわれた判決で残念」との声も上がっています。
↓危険運転致死懲役23年の飲酒運転判決に反応さまざま(産経新聞)↓
http://s01.megalodon.jp/2008-0113-1140-58/headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20071220-00000048-san-l28
4)運輸会社でまた飲酒運転が発覚
アルコール検知器による乗務前検査や対面点呼の徹底など、水際で飲酒運転を
防ぐ取り組みが運輸各社で進められるなか、職業ドライバーによる飲酒運転が
発覚しました。
山梨県上野原署は今月7日、勤務中にタクシーを酒気帯び運転したとして、
「四方津交通」の男性運転手(60)を道交法違反(酒気帯び)容疑で逮捕。
同社によると逮捕当日、運転手は寝坊を理由に通常より1時間半ほど遅い午前
10時ごろに出社。通常は朝の点呼で酒のにおいがしないか点検しているものの、
この日は多忙だったために点呼はされず。勤務中の午後0時半ごろ、上野原市
四方津のJR四方津駅構内の緩やかな上り坂でタクシーを停車中、ブレーキが
緩み、後方に停車していた乗用車に衝突。さらに事故後も、上野原署に向かう
ために酒気を帯びた状態で国道20号を運転したというものです。
運転手は調べに対し「前の晩に自宅でウイスキーなどを飲んだ」と話しており、
同署は8日、男が勤務するタクシー会社を家宅捜索し、会社側の管理体制に
問題がなかったか調べています。
↓酒気帯び運転のタクシー運転手を逮捕(毎日新聞)↓
http://s02.megalodon.jp/2008-0113-1910-05/headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20080109-00000131-mailo-l19
空き時間中に飲酒し、ふたたび乗務につこうとしたケースもあります。
こちらは乗務前のアルコール検査でひっかかり、乗務停止に。
勤務中の飲酒運転を水際で食い止めています。
乗務前検査で反応が出たのは、山陽電鉄(本社・神戸市)の40代男性運転士。
この運転士は昨年12月18日、午前の乗務を終わらせたあといったん帰宅。
その際に飲酒し、そのまま午後5時すぎからの乗務につこうとしたところ、
乗務前検査でアルコール分を検出されたものです。同社は別の運転士と
急きょ乗務を交代させ、運転士を乗務停止処分としていました。
検査で反応が出たことについて、運転士は「帰宅して缶ビール1本を飲んだ」
と説明。同社では、あき時間の一時帰宅を認めているものの「飲酒は論外」
と話しています。
↓山陽電車の運転士が乗務前に飲酒(朝日新聞)↓
http://s02.megalodon.jp/2008-0113-0955-02/www.asahi.com/kansai/
news/OSK200712250069.html
5)54年ぶり5千人台 年末年始も減少 交通事故死者数
警察庁が発表した昨年(平成19)1年間の全国交通事故死者数は、前年(平成18)
を608人下回る5,744人。
昭和28年以来54年ぶりに、6千人を下回ったことが分かりました。
↓警察庁サイト 平成19年交通事故死者数↓
http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu45/20080107_1.pdf
さらに年末年始(昨年12月29日〜今年1月3日)6日間をみても、交通事故
発生件数(全国)は7,937件(前年同期比13.2%減)、負傷者数は1万261人
(同11.6%減)で、ともに前年同期を下回りました。交通事故死者数(全国)
も79人と前年同期比で12人(13.2%)減少し、統計の残っている昭和45
(1970)年以降最少だったこともわかりました。飲酒運転による事故は
88件(同53.9%減)、飲酒運転事故での死者は3人(同82.4%減)と、
こちらも大幅に減少しました。
↓警察庁サイト 年末年始の交通事故発生状況↓
http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu45/20080107_2.pdf
社会の意識が大きく変わり、飲酒運転事故は減少傾向を見せ始めています。
そんな中、昨年の事故発生状況から、こんな課題も浮かび上がってきました。
大阪府では、昼間の飲酒運転による人身事故の増加が目立っています。
大阪府警によると、11月末までの飲酒運転による人身事故件数は752件で、
前年同期より26件減少。しかし時間帯別でみると、夜間(午後6時〜翌日
午前6時)の事故発生が21%減の450件であるのに対し、昼間は44%増の302件
と著しく増加しています。
府警交通部によると、『夕方なら検問しておらず、(飲酒が)ばれない』と
ハンドルを握ってしまうケースや、『検問が終わるまで待とう』と朝まで
マイカーで休憩し、アルコールが抜けきっていない帰宅途中に事故を起こす
例が相次いでいるとのこと。年末年始に異例の〈白昼検問〉を行なうなど、
今後は「検問の時間帯を絞らず、摘発逃れを図る常習者を抑止したい」として
います。
↓大阪府、昼間の飲酒事故4割増 異例の白昼検問へ(読売新聞)↓
http://s02.megalodon.jp/2007-1226-2308-03/osaka.yomiuri.co.jp/
news/20071226p202.htm
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5. 山さんコラム No.19
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ASK飲酒運転対策特別委員会委員長
元・JRバス関東株式会社会長 山村陽一
◆山さん、失敗の巻
元旦早々、二日酔いとは、面目ない。
我が家は、毎年、「お年越し」をする。東北地方などに多い慣習で、
出来たばかりのおせち料理をならべて、1年の無事を感謝し、幸多い新年
を迎える行事。酒を飲む好機でもある。
まず、ビールで乾杯。息子が持参した岩手県二戸市の「なんぶびじん」
純米大吟醸から開始。すぐ宇都宮の「四季桜」大吟醸と飲み比べる。
やはり「なんぶびじん」は純米だけあってふくよかさが違う。感想は全員一致。
この二つは冷である。燗酒の要望が出たので、石川県加賀市にある酒蔵の
山廃純米吟醸を、ぬる燗で飲む。比べるため福島県二本松の「奥の松」
純米酒を、少々お燗する。
そのあげくが、夜中、2、3度目覚め、のどが渇き、朝は、頭が重い二日酔い。
実に久しぶりだ。ここ7、8年体験していない。原因ははっきりしている。
一昨年は、娘が妊娠中なので一滴ものませなかった。で、山さんも自重。
その前の年は、元朝参りため4時起きだったから午後8時に打ち上げた。
飲む量も自ずと少ない。その前の年も同じ。
その前の年は禁酒中。その前は、酒にうんと強かったから……。
ところが昨年の大晦日は、初孫もいて酒好きの家族がそろって気分よく
飲みはじめた。山さんの脳は昔を思い出し、飲み進むうちに、往年の大酒
ペースに戻ったのだ。少なくみつもっても5合はいっている。
翌朝残るのは当然。免許を4年前に返上していて正解。
今年は飲酒運転防止インストラクターの養成事業も始まる予定だ。
新年を期して新たな覚悟のもと、活動を開始すべきなのに、なんと元旦早々、破綻。
それでも気をとりなおし、近くの住吉神社、地蔵尊、足を伸ばして門前仲町の
「お不動さん」と富岡八幡宮へ初詣。そしてお墓参りといつもの元日行事をこなす。
そのあとがいけない。これも恒例だが、すし屋に入って昼食。ビール1本、酒2本。
そして晩も飲んでしまう。1日1合どころじゃない。3日までその調子が続き、
4日にやっと正常の域に戻した。
6日に高校時代の仲間との新年会があったが、自分専用の1合枡を持参し、
ぴたり2合におさめることができた。
……この失敗は、ある意味で良い教訓だ。何年間も、節制につとめていても、
油断すれば元に戻るということ。周囲が酒好きで、状況が酒を容認するなら、
ついつい大量飲酒になってしまう。
飲酒運転防止インストラクターは、アルコールの依存性の強さをしっかり認識
しておく必要がある。いったん「酒飲み」となってしまうと、節度ある飲酒
の習慣を身につけても、それは永遠に定着するものでない、とよく承知して
おきたい。機会あるごとに節酒の努力と工夫がいるのだ。
山さんは、そのことを元旦早々、痛感させられた。
良い体験だった。天の配慮かも。
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6. ASKの活動ご紹介
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特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)は、
アルコール問題の予防に取り組む任意団体として1983年に設立、
2000年にNPO法人になりました。1994年には、出版・研修の事業部
門が(株)アスク・ヒューマン・ケアとなり、活動と事業の両面から
予防を推進しています。
ASKでは、「飲酒運転を防止するためには、アルコール依存症の
早期発見・介入を視野に入れた総合的な予防対策が欠かせない」との
認識のもと、2005年に飲酒運転対策特別委員会を発足させました。
山村陽一委員長と今成知美ASK代表のリーダーシップのもと、被害
者遺族・専門家・関係機関と連携しつつ、予防と再発防止の両面から
本格的な飲酒運転防止対策に取り組んでいます。
これまでに行なってきた活動は……
・被害者遺族による厳罰化署名運動や、生命のメッセージ展に協力
・運行管理者用テキストに「一歩踏み込んだ飲酒運転防止対策」執筆
・アメリカで酒気帯び運転で検挙された日本人に対して米国裁判所指
定の教育プログラムを実施
・日本損保協会の「飲酒運転防止マニュアル」に執筆協力
日本損保協会主催のシンポジウムに協賛し、全国各地で講演
・バス会社から運転手向けの予防プログラム「セルフケアスクール」
を委託され、プログラムを開発
・「飲酒運転防止<通信スクール>」のプログラム開発
・職場の飲酒運転対策メルマガの発行
・啓発パンフ「飲酒運転 あなたは大丈夫?」制作
・代表今成がアメリカ・カリフォルニア州の飲酒運転再犯防止対策の
視察、内閣府主催シンポジウムで報告
・国土交通省主催のシンポジウムで、山村、今成が発表
・今成がオーストラリア・ニューサウスウェルズ州の対策を視察
・国の「常習飲酒運転対策推進会議」で今成が海外視察報告
・「飲酒運転 懲戒処分事例の分析2007・4−10」をまとめる
・研修用DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」製作
↓詳しくは、ASKのホームページをご覧ください↓
http://www.ask.or.jp/dontdrivedrunk.html
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★職場の飲酒運転防止に活用できるASKのサイト
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お知らせ──
ASKの飲酒運転防止サイトに、「アルコール依存症と飲酒運転」という
項目を新たに加えました。回復者の手記も2編掲載。予防情報もあります。
・背景にある「アルコール依存症」という病気
http://www.ask.or.jp/ddd_alcoholism.html
・手記 免許取消をきっかけに断酒会に入会!
http://www.ask.or.jp/ddd_note1.html
・手記 始まりは寝酒だった─依存症から回復した運転手
http://www.ask.or.jp/ddd_note2.html
・<断酒会アンケート>アルコール依存症と飲酒運転
http://www.ask.or.jp/ddd_enquete.html
・アルコール依存症の進行プロセスと予防
http://www.ask.or.jp/ddd_process.html
常習者対策には、アルコール依存症という病気への理解が欠かせません。
このサイトを早期発見や予防に活用していただければ幸いです。
・飲酒運転・飲酒事故の厳罰化へ さらなる法改正!
http://www.ask.or.jp/ddd_topicks.html
・オーストラリア・NSW州の再犯防止システム
http://www.ask.or.jp/ddd_sydney.html
・アメリカ・カリフォルニア州の再犯防止システム
http://www.ask.or.jp/ddd_california.html
・6つのタイプ分けがユニークな啓発パンフ
http://www.ask.or.jp/ddd_pamph.html
(法改正に対応した新版ができました!)
・「クルマだから飲まザル」コースター
http://www.ask.or.jp/ddd_shimeidriver.html#nomazaru
・研修用DVD「知って得するアルコールの基礎知識」
http://www.ask.or.jp/ddd_dvd.html
==============編集後記 *HIROのつぶやき*===================
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この年末年始は、大きな飲酒運転事故の判決がありました。
二度と起こすまいと誓っても、またどこかで悲劇が繰り返されて
しまう。この連鎖を断ち切るためには、アルコールとの正しいつきあい方、
アルコール依存症という病気への正しい知識が欠かせません。
2008年は、飲酒運転事故の悲劇が繰り返されない年になって欲しいと
思います。
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【職場の飲酒運転対策メルマガ】20号 08.1.16
発行 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
飲酒運転対策特別委員会
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-16-7-7F
Tel 03-3249-2551 Fax 03-3249-2553
URL http://www.ask.or.jp/ email ask-ddd@a-h-c.jp
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【職場の飲酒運転対策メルマガ】
20号 08.1.16
ASK飲酒運転対策特別委員会
http://www.ask.or.jp/
___________________________☆
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄★
飲酒運転防止への社会的意識の高まりを受けて、運輸業界をはじめ、
さまざまな職場で、今、積極的な取組みが模索されています。
このメルマガでは、ヒントになる事柄、役に立つ情報をお伝えして
いきたいと思っています。
★職場の飲酒運転撲滅へ──30秒まるばつクイズ!
(○か×かで答えてください)
---------------------------------------------------------
Q.若いうちからお酒を飲み慣れている人は、
アルコール依存症になりにくい。
---------------------------------------------------------
A. アルコールを飲み始めた年齢が若いほど、飲酒が習慣になり、
量が増え、依存症に陥る危険も高まってきます。飲んでも酔わない、
顔に出ないタイプこそ要注意。
というわけで正解は×
若いうちから飲んでいる人ほど、依存症の危険が高まるのです。
と言われてドキッとしたようなら、まずは、健康が維持できる範囲内に
酒量を収めることから始めましょう。
リスクが低い飲酒は、純アルコール20グラム。
ビールなら500ml缶1本、日本酒なら1合、
焼酎なら25度のもので小さめのコップ半分が目安です。
それでは物足りないという人は、以下のルールを。
1週間の合計=日本酒換算7合以内。1日3合を超えず、多く飲んだ翌日は休肝日。
つまり、(金)2合 (土)休 (日)2合 (月)休 (火)2合 (水)休 (木)1合
という感じです。
でも、すでに依存症になっていたら、節酒ではなく断酒ですよ。
=================== このメールマガジンは ====================
特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)内に
設置された飲酒運転対策特別委員会が、情報提供のために発行する
ものです。
ASKのホームページhttp://www.ask.or.jp/からご登録いただいた方
に、月1回、無料で配信します。
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2008年は
悲劇が繰り返されない年に!
━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.ASKのDVD完成間近! 予約申し込み開始!
2.国の「常習飲酒運転者対策推進会議」が取り組みを決定!
3.アルコール関連問題の3団体が厚労省と内閣府に要望!
4.HIROのニュースCLIP!
5.山さんコラム No.19 「山さん、失敗の巻」
6.ASKの活動ご紹介
7.編集後記 *HIROのつぶやき*
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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1. ASKのDVD完成間近! 予約申し込み開始!
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相次ぐ法改正の中でも飲酒運転は後を絶たず。前の晩のアルコールが残り、
職を失う人も続出しています。
今、職場で必要なのは、「アルコール教育」と「飲酒習慣の見直し」です。
ASKでは、バス会社などで実績をあげている独自の予防プログラムを
もとに、職場や地域で使える教育用DVDを製作中。
いよいよ完成まで2週間となりましたので、予約受付を開始します。
発売は2月1日です!
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●知って得する!アルコールの基礎知識
あなたは気づかずに、飲酒運転していませんか?〔45分〕
企画・製作 特定非営利活動法人ASK
販売 アスク・ヒューマン・ケア
定価 9660円(本体9200円+税/発送料含む)
10本以上は割引がありますので、
電話(03-3249-2551)でお問い合わせください
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*通しで視聴〔45分〕することも、講座ごとに視聴することもできます。
講座1 アルコールの「1単位」と体質〔13分〕
講座2「酔いの正体」と運転への影響〔7分〕
講座3「寝酒の落とし穴」と「節酒のコツ」〔9分〕
講座4「アルコール依存症」の予防と早期発見〔14分〕
詳しい内容はこちら(申し込みフォームもあります)
↓ ↓ ↓
http://www.ask.or.jp/ddd_dvd.html
なお、「ASK飲酒運転防止インストラクター」養成講座を開始します。
インストラクターは、このDVDを用いて簡単で効果的な参加型研修を
実施できます。
詳細は2月下旬に発表します。もう少しお待ちください。
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2. 国の「常習飲酒運転者対策推進会議」が取り組みを決定!
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内閣府をまとめ役に関連6省庁横断で昨年4月に設置され、課長クラスを
中心に対策の検討が進められていた「常習飲酒運転者対策推進会議」。
「常習飲酒運転の背景には、常習飲酒・多量飲酒・アルコール依存症がある」
との認識をもとにした対策が決定し、昨年12月26日、発表されました。
骨子は以下の通りです。
1)アルコールの影響や専門相談機関等の周知
2)様々な機会をとらえた飲酒行動是正のための働きかけ
3)運転免許の処分者講習の充実及び常習飲酒運転者の早期把握等
4)飲酒運転に関連する交通事犯受刑者及び保護観察対象者の処遇等の充実
5)飲酒行動是正のための事業者に対する働きかけ
6)自動車運送事業者等に対する働きかけ
7)アルコール・インターロック装置の活用方策についての検討
8)各種調査の実施
画期的なのは、アルコール依存症の問題とアルコール教育にスポットが当てられて
いる点です。
「アルコール依存症は自らが依存症であることを容易に認めたがらない傾向が
強いことから、何よりも先ず、本人の疾患の自覚と専門医療機関への受診を促す
ことが重要」と指摘。
さらに、「本人の意思だけでは解決が難しいため、専門相談機関の支援とともに
周囲の理解や協力が重要」と、依存症者を回復に導くために周囲の協力が不可欠
であると強調しています。
そのための具体策として記されたのは……
【内閣府】専門医療機関や自助グループの都道府県別リストを作成して関係機関
に送付。アルコールが身体に及ぼす影響等についてホームページで広報啓発。
【警察庁】運転免許処分者講習における飲酒学級の継続的な設置について都道府県
警察を指導するとともに、飲酒学級において、アルコール依存症の正確な知識
の普及に努める。常習飲酒運転者の早期発見、早期対応を図る観点からも、
効果的かつ強力な飲酒運転の取締りを推進。飲酒運転が疑われる負傷者を救助・
搬送した場合、消防・医療機関から警察への早期連絡の徹底を図る。
また、常習飲酒運転者等の実態や講ずべき安全対策について調査研究を行なう。
【警察庁・国土交通省】民間団体の協力を得つつ、安全運転管理者講習、運行
管理者講習等各種講習の指導者がアルコールやアルコール依存症についての
正しい知識をより一層習得できるよう促す。
【国土交通省】運行管理者に対する講習を実施している機関に対し、アルコール
依存症の専門家の知見等を踏まえた講習の内容の見直し等を図るよう要請。
【法務省】アルコール問題に取り組む自助グループによるグループワークの実施
拡大により、受刑者に対する交通安全指導の充実を図るとともに、アルコール
依存に対応した新たな処遇プログラムを検討。保護観察対象者に対しても飲酒
運転防止のための指導教材を作成し、その指導を強化する。
【厚生労働省及び事業者を所管する関係省庁】事業者を対象に、従業員に対する
アルコールや依存症についての知識の普及・啓発と専門相談機関の情報提供を
行なうよう要請。アルコール問題に関する講習を行っている団体等の情報も提供。
【関係府省】飲酒運転違反者に対し、刑罰だけでなく教育・治療プログラムへの
参加義務付け等を行なっている海外の事例及び実態調査。
また、国土交通省において、アルコール検知器のさらなる普及と適正な活用を図る
よう要請する。(現状では、運転者全員に検知器による検知を行なっている事業者
はバス87%、タクシー64%、トラック53%とのことです)
内閣府において、飲酒運転をした場合の保険支払のあり方などについての検討や、
インターロックの活用についての調査なども行なう、と記されています。
↓「常習飲酒運転者対策の推進について」内閣府サイトに全文掲載↓
http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/inshu-suisin.html
さらに、国土交通省は12月26日、運転手が飲酒状態にあるとエンジンを始動させ
ない「アルコール・インターロック装置」の技術指針案をまとめました。
対象は、呼気を吹き込んでアルコールを感知させるタイプのインターロック装置。
案は原則として欧州の技術基準に合わせ、その上で精度試験の条件や整備間隔など、
一部の規定は日本の実情に合ったものとなっています。
↓国土交通省/アルコール・インターロック装置の技術指針案策定↓
http://s04.megalodon.jp/2007-1226-2314-45/response.jp/issue/2007/1226
/article103722_1.html
↓アルコール・インターロック装置に関する検討会最終取りまとめ↓
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/09/091226/04.pdf
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3. アルコール関連問題の3団体が厚労省と内閣府に要望!
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昨年12月26日の「常習飲酒運転者対策推進会議」の決定を受けて、1月10日、
日本アルコール問題連絡協議会・日本アルコール関連問題学会・日本アルコール
精神医学会が、厚生労働省と内閣府に<飲酒運転の背景にある「多量飲酒」と
「アルコール依存症」への介入に関する要望書>を提出しました。
予防から介入、回復への支援と、網羅した要望事項(具体案)は以下の7つ。
2月初めに関連部署との面会を調整中です。
1 常習飲酒運転者対策推進会議の決定事項を関連機関に周知する
2 飲酒運転防止の切り口から、より積極的に「健康日本21」を推進する
3 「職場のアルコール対策マニュアル」を作成し周知する
4 違反者の飲酒問題をアセスメントし、教育・治療につなげるシステムを構築する
5 幅広い関連職種に対し、アルコール依存症の介入技法を研修する
6 アルコール関連問題の公的相談受け皿を拡充する
7 アルコール依存症にまつわる偏見を是正し、断酒継続・社会復帰を支援する
↓要望の背景と要望項目の詳細まで含めた全文をASKのサイトに掲載↓
http://www.ask.or.jp/ask080110.html
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4. HIROのニュースCLIP!
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こんにちは、ニュースCLIP担当のHIROです。
お正月休みも終わり、2008年が本格的に始まりました。今年も、
飲酒運転防止に繋がるトピックを取上げていきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
※ニュースのリンクは「ウェブ魚拓 http://megalodon.jp/」
を利用しています。リンクが切れて記事が読めなくなるのを防ぐためです。
まず、記事の日付をクリックしてください。すると、
「宜しければ上記のリンクをクリックしてください」という表示が出ます
ので、クリックをお願いします。
今号の内容はこちらです。
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1.福岡3児死亡事故に懲役7年6月の判決
2.福岡県警調査――飲酒運転違反者の2割は再犯
3.尼崎飲酒事故に懲役23年の判決 交通事犯としては過去最高
4.運輸会社でまた飲酒運転が発覚
5.54年ぶり5千人台 年末年始も減少〜交通事故死者数
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1)福岡市3児死亡事故に懲役7年6月の判決
平成18年8月に福岡市で起きた3児死亡事故で、福岡地裁は1月8日、
危険運転致死傷罪の適用を見送り、脇見による業務上過失致死傷罪
を適用。検察側の求刑である懲役25年に対し、3分の1に満たない
懲役7年6月の判決を言い渡しました。
↓今林被告懲役7年6月 危険運転罪適用せず(西日本新聞)↓
http://s03.megalodon.jp/2008-0108-2351-08/headlines.yahoo.co.jp
/hl?a=20080108-00000034-nnp-l40
危険運転致死傷罪(最高刑は懲役20年)の適用には
(1)飲酒などの影響で正常運転が困難な状態で走行
(2)制御困難な高速走行
(3)赤信号をことさら無視した高速走行
などを「故意」に行なったことが証明されなければなりません。
今回、検察側は飲酒量や目撃証言、衝突直前まで被害車両に気づかなかった
運転状況などを示し「アルコールの影響で正常運転が困難な状態だったこと
は明らか」と主張。
しかし福岡地方裁判所は、事故前後の運転状況や、飲酒検知結果を「酒気帯び」
とした警察の判断などから危険運転致死傷罪にはあたらないと判断。
危険運転致死傷罪は適用されず、飲酒運転追放の機運を高めるきっかけになった
この事件は「故意」ではなく「過失」と認定され、刑が大幅に減軽される結果
になりました。
↓【解説】基準あいまい法整備急務 福岡3児死亡事故(西日本新聞)↓
http://s03.megalodon.jp/2008-0113-1031-57/www.nishinippon.co.jp/nnp
/national/20080108/20080108_035.shtml
↓【福岡3児死亡事故の判決要旨】(西日本新聞)↓
http://s04.megalodon.jp/2008-0113-1026-22/www.nishinippon.co.jp/
nnp/national/20080108/20080108_030.shtml
↓【福岡3児死亡事故の経過】(西日本新聞)↓
http://s02.megalodon.jp/2008-0113-1036-12/www.nishinippon.co.jp/
nnp/national/20080108/20080108_031.shtml
求刑を大きく下回ったこの判決で、危険運転致死傷罪の適用の難しさが改めて
浮き彫りになりました。
判決を受け、賛否それぞれの声が上がっています。
交通事故裁判に詳しい高山俊吉弁護士は、産経新聞の取材に対し判決を評価。
「刑法の構成要件に沿った妥当な判決。事件のポイントは被告が本当に泥酔
状態だったかどうかだが、事故後に検知した被告の呼気1リットル中の
アルコールは酒酔いではなく、酒気帯び状態。科学的にみて、危険運転致死
傷罪を適用するのは難しく、裁判所は法律をきちんと判断した」
一方、東名高速道路の事故で幼い娘2人を亡くした千葉市の井上保孝さん、
郁美さん夫妻は、発行するメールマガジン「かな・ちかメール No.152」の中で、
「危険運転致死傷罪は法解釈に幅のある法律なので、まだまだ多くの判例が
積み重ならないと、適用基準が出来あがっていきません。被害者遺族にとって
裁判が長引くのは苦痛を強いられるでしょうが、本件被告の飲酒による影響を
どのように認定するか、上級審でもとことん議論されればよいと思います」
とさらなる議論に期待を寄せつつ、
「海に落ちた被害者に手を貸すこともせずに被害を拡大し、自己保身のために
アルコール濃度をごまかそうとした被告が、その思惑通りに軽い刑罰にしか処さ
れないということがまかり通ってしまうのは、到底許しがたいと思っています」
と、憤りをあらわにしています。
(かな・ちかメールのお申し込み先→ kanachikanori@cnc.jp )
「正常運転が困難な状態」とはいったいどんな状態なのでしょうか?
80キロから100キロへ加速しながら、11.4〜12.7秒もの長い間、脇見をする
ということ自体、アルコールの影響で警戒心が薄れ、注意力・集中力・判断力が
著しく低下していた証拠なのでは?
反対に、携帯電話を使い、水を持ってこさせるなど、自己保身を図った行動が
「相応の判断能力があった」として、「正常な運転が困難な状態ではなかった」
理由とされたのは、なんとも割り切れない思いがします。
この件について福岡地検は11日、危険運転致死傷罪を適用しなかった判決を
不服として、控訴する方針を固めています。
↓<福岡3児死亡事故>地裁判決に事故遺族ら不満の声(毎日新聞)↓
http://s02.megalodon.jp/2008-0108-2348-25/headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20080108-00000163-mai-soci
↓故意犯の危険運転致死傷罪 立証困難、判断もばらつき(西日本新聞)↓
http://s04.megalodon.jp/2008-0108-2359-00/sankei.jp.msn.com/affairs
/disaster/080108/dst0801080902004-n1.htm
↓危険運転見送り 割れる賛否 福岡市の3児死亡事故判決(中国新聞)↓
http://s01.megalodon.jp/2008-0109-0027-25/www.chugoku-np.co.jp/
News/Sp200801090161.html
↓3児死亡事故―危険運転でないとは(朝日新聞社説)*2つ目です スクロールを↓
http://s01.megalodon.jp/2008-0109-0928-31/www.asahi.com/paper/
editorial20080109.html
↓危険運転致死傷罪、訴因変更11件→再適用3件(読売新聞)↓
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080115i1w2.htm?from=main1
2)福岡県警調査――飲酒運転違反者の2割は再犯
3児の尊い命を奪った事故を契機に飲酒運転撲滅の機運が高まっている福岡県で、
飲酒運転事犯の再犯率の高さを裏付ける調査結果が公表されました。
県警交通指導課によると、罰則を強化した改正道交法が施行された昨年9月19日
から今年1月7日までの間、福岡県内で道交法違反の酒気帯び、または酒酔い容疑で
逮捕された113人のうち、18.6%にあたる21人が、以前にも飲酒運転で摘発された
ことのある再犯者だったのです。
↓飲酒運転逮捕の2割が再犯 福岡、道交法改正3カ月で(西日本新聞)↓
http://s01.megalodon.jp/2008-0111-2309-20/www.nishinippon.co.jp/nnp
/local/fukuoka/20080111/20080111_027.shtml
再犯を重ねるドライバーのなかには、アルコール依存症の域に達している人が
少なくありません。
だからこそ、検挙時に教育や治療を導入する必要があるのです。
関心のある方は、海外の違反者プログラムを参照してください。
↓オーストラリア・NSW州の再犯防止システム↓
http://www.ask.or.jp/ddd_sydney.html
↓アメリカ・カリフォルニア州の再犯防止システム↓
http://www.ask.or.jp/ddd_california.html
3)尼崎飲酒事故に懲役23年の判決 交通事犯としては過去最高
兵庫県尼崎市で昨年6月、ワゴン車を飲酒運転して立て続けに2件の衝突事故
を起こし、タクシーの乗客と歩行者、計3人を死亡させたとして、危険運転致死
罪に問われた男(50)に対する判決公判が12月19日、神戸地裁尼崎支部で開かれ、
交通事故をめぐる判決としてはこれまでで最も重い、懲役23年の判決が言い
渡されました。
裁判所は、被告が過去2年間、仕事帰りに飲酒運転を繰り返していたことなど
に触れ「起こるべくして起こった惨事で、際立った危険性を有する無謀な犯行。
3人の尊い人命を奪った刑事責任は重大」と、判決理由を説明しました。
↓「泥酔運転」の男に過去最も重い懲役23年(産経新聞)↓
http://s02.megalodon.jp/2008-0113-1137-33/headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20071219-00000976-san-soci
昨年11月14日に行なわれた論告求刑公判では、検察側は2つの危険運転致死罪
(最高刑は懲役20年)の併合罪で「懲役30年」を求刑していました。
これに対し、判決では懲役23年。
判決では、検察側が適用した併合罪での懲役30年の求刑には「疑義がある」とし、
被告は「危険運転を繰り返していたわけではない」との見方が示されました。
また、千葉県松尾町(現山武市)で平成17年2月に起きた、男女8人ひき逃げ飲酒
運転事故と比較。この事例は、加害者の運転当時の正確な飲酒量が分からないなか、
千葉地裁が目撃証言や「酒に酔い、いつものハンドル操作ができなかった」とする
捜査段階の供述などから危険運転致死傷罪を認定、懲役20年としたものですが、
「(こうした前例と、量刑が)乖離(かいり)すれば、法的安定性が損なわれる」
と説明しています。
この裁判所の判断には、交通事故裁判に詳しい弁護士らから「厳罰化が進むなか、
前例にとらわれた判決で残念」との声も上がっています。
↓危険運転致死懲役23年の飲酒運転判決に反応さまざま(産経新聞)↓
http://s01.megalodon.jp/2008-0113-1140-58/headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20071220-00000048-san-l28
4)運輸会社でまた飲酒運転が発覚
アルコール検知器による乗務前検査や対面点呼の徹底など、水際で飲酒運転を
防ぐ取り組みが運輸各社で進められるなか、職業ドライバーによる飲酒運転が
発覚しました。
山梨県上野原署は今月7日、勤務中にタクシーを酒気帯び運転したとして、
「四方津交通」の男性運転手(60)を道交法違反(酒気帯び)容疑で逮捕。
同社によると逮捕当日、運転手は寝坊を理由に通常より1時間半ほど遅い午前
10時ごろに出社。通常は朝の点呼で酒のにおいがしないか点検しているものの、
この日は多忙だったために点呼はされず。勤務中の午後0時半ごろ、上野原市
四方津のJR四方津駅構内の緩やかな上り坂でタクシーを停車中、ブレーキが
緩み、後方に停車していた乗用車に衝突。さらに事故後も、上野原署に向かう
ために酒気を帯びた状態で国道20号を運転したというものです。
運転手は調べに対し「前の晩に自宅でウイスキーなどを飲んだ」と話しており、
同署は8日、男が勤務するタクシー会社を家宅捜索し、会社側の管理体制に
問題がなかったか調べています。
↓酒気帯び運転のタクシー運転手を逮捕(毎日新聞)↓
http://s02.megalodon.jp/2008-0113-1910-05/headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20080109-00000131-mailo-l19
空き時間中に飲酒し、ふたたび乗務につこうとしたケースもあります。
こちらは乗務前のアルコール検査でひっかかり、乗務停止に。
勤務中の飲酒運転を水際で食い止めています。
乗務前検査で反応が出たのは、山陽電鉄(本社・神戸市)の40代男性運転士。
この運転士は昨年12月18日、午前の乗務を終わらせたあといったん帰宅。
その際に飲酒し、そのまま午後5時すぎからの乗務につこうとしたところ、
乗務前検査でアルコール分を検出されたものです。同社は別の運転士と
急きょ乗務を交代させ、運転士を乗務停止処分としていました。
検査で反応が出たことについて、運転士は「帰宅して缶ビール1本を飲んだ」
と説明。同社では、あき時間の一時帰宅を認めているものの「飲酒は論外」
と話しています。
↓山陽電車の運転士が乗務前に飲酒(朝日新聞)↓
http://s02.megalodon.jp/2008-0113-0955-02/www.asahi.com/kansai/
news/OSK200712250069.html
5)54年ぶり5千人台 年末年始も減少 交通事故死者数
警察庁が発表した昨年(平成19)1年間の全国交通事故死者数は、前年(平成18)
を608人下回る5,744人。
昭和28年以来54年ぶりに、6千人を下回ったことが分かりました。
↓警察庁サイト 平成19年交通事故死者数↓
http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu45/20080107_1.pdf
さらに年末年始(昨年12月29日〜今年1月3日)6日間をみても、交通事故
発生件数(全国)は7,937件(前年同期比13.2%減)、負傷者数は1万261人
(同11.6%減)で、ともに前年同期を下回りました。交通事故死者数(全国)
も79人と前年同期比で12人(13.2%)減少し、統計の残っている昭和45
(1970)年以降最少だったこともわかりました。飲酒運転による事故は
88件(同53.9%減)、飲酒運転事故での死者は3人(同82.4%減)と、
こちらも大幅に減少しました。
↓警察庁サイト 年末年始の交通事故発生状況↓
http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu45/20080107_2.pdf
社会の意識が大きく変わり、飲酒運転事故は減少傾向を見せ始めています。
そんな中、昨年の事故発生状況から、こんな課題も浮かび上がってきました。
大阪府では、昼間の飲酒運転による人身事故の増加が目立っています。
大阪府警によると、11月末までの飲酒運転による人身事故件数は752件で、
前年同期より26件減少。しかし時間帯別でみると、夜間(午後6時〜翌日
午前6時)の事故発生が21%減の450件であるのに対し、昼間は44%増の302件
と著しく増加しています。
府警交通部によると、『夕方なら検問しておらず、(飲酒が)ばれない』と
ハンドルを握ってしまうケースや、『検問が終わるまで待とう』と朝まで
マイカーで休憩し、アルコールが抜けきっていない帰宅途中に事故を起こす
例が相次いでいるとのこと。年末年始に異例の〈白昼検問〉を行なうなど、
今後は「検問の時間帯を絞らず、摘発逃れを図る常習者を抑止したい」として
います。
↓大阪府、昼間の飲酒事故4割増 異例の白昼検問へ(読売新聞)↓
http://s02.megalodon.jp/2007-1226-2308-03/osaka.yomiuri.co.jp/
news/20071226p202.htm
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5. 山さんコラム No.19
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ASK飲酒運転対策特別委員会委員長
元・JRバス関東株式会社会長 山村陽一
◆山さん、失敗の巻
元旦早々、二日酔いとは、面目ない。
我が家は、毎年、「お年越し」をする。東北地方などに多い慣習で、
出来たばかりのおせち料理をならべて、1年の無事を感謝し、幸多い新年
を迎える行事。酒を飲む好機でもある。
まず、ビールで乾杯。息子が持参した岩手県二戸市の「なんぶびじん」
純米大吟醸から開始。すぐ宇都宮の「四季桜」大吟醸と飲み比べる。
やはり「なんぶびじん」は純米だけあってふくよかさが違う。感想は全員一致。
この二つは冷である。燗酒の要望が出たので、石川県加賀市にある酒蔵の
山廃純米吟醸を、ぬる燗で飲む。比べるため福島県二本松の「奥の松」
純米酒を、少々お燗する。
そのあげくが、夜中、2、3度目覚め、のどが渇き、朝は、頭が重い二日酔い。
実に久しぶりだ。ここ7、8年体験していない。原因ははっきりしている。
一昨年は、娘が妊娠中なので一滴ものませなかった。で、山さんも自重。
その前の年は、元朝参りため4時起きだったから午後8時に打ち上げた。
飲む量も自ずと少ない。その前の年も同じ。
その前の年は禁酒中。その前は、酒にうんと強かったから……。
ところが昨年の大晦日は、初孫もいて酒好きの家族がそろって気分よく
飲みはじめた。山さんの脳は昔を思い出し、飲み進むうちに、往年の大酒
ペースに戻ったのだ。少なくみつもっても5合はいっている。
翌朝残るのは当然。免許を4年前に返上していて正解。
今年は飲酒運転防止インストラクターの養成事業も始まる予定だ。
新年を期して新たな覚悟のもと、活動を開始すべきなのに、なんと元旦早々、破綻。
それでも気をとりなおし、近くの住吉神社、地蔵尊、足を伸ばして門前仲町の
「お不動さん」と富岡八幡宮へ初詣。そしてお墓参りといつもの元日行事をこなす。
そのあとがいけない。これも恒例だが、すし屋に入って昼食。ビール1本、酒2本。
そして晩も飲んでしまう。1日1合どころじゃない。3日までその調子が続き、
4日にやっと正常の域に戻した。
6日に高校時代の仲間との新年会があったが、自分専用の1合枡を持参し、
ぴたり2合におさめることができた。
……この失敗は、ある意味で良い教訓だ。何年間も、節制につとめていても、
油断すれば元に戻るということ。周囲が酒好きで、状況が酒を容認するなら、
ついつい大量飲酒になってしまう。
飲酒運転防止インストラクターは、アルコールの依存性の強さをしっかり認識
しておく必要がある。いったん「酒飲み」となってしまうと、節度ある飲酒
の習慣を身につけても、それは永遠に定着するものでない、とよく承知して
おきたい。機会あるごとに節酒の努力と工夫がいるのだ。
山さんは、そのことを元旦早々、痛感させられた。
良い体験だった。天の配慮かも。
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6. ASKの活動ご紹介
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特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)は、
アルコール問題の予防に取り組む任意団体として1983年に設立、
2000年にNPO法人になりました。1994年には、出版・研修の事業部
門が(株)アスク・ヒューマン・ケアとなり、活動と事業の両面から
予防を推進しています。
ASKでは、「飲酒運転を防止するためには、アルコール依存症の
早期発見・介入を視野に入れた総合的な予防対策が欠かせない」との
認識のもと、2005年に飲酒運転対策特別委員会を発足させました。
山村陽一委員長と今成知美ASK代表のリーダーシップのもと、被害
者遺族・専門家・関係機関と連携しつつ、予防と再発防止の両面から
本格的な飲酒運転防止対策に取り組んでいます。
これまでに行なってきた活動は……
・被害者遺族による厳罰化署名運動や、生命のメッセージ展に協力
・運行管理者用テキストに「一歩踏み込んだ飲酒運転防止対策」執筆
・アメリカで酒気帯び運転で検挙された日本人に対して米国裁判所指
定の教育プログラムを実施
・日本損保協会の「飲酒運転防止マニュアル」に執筆協力
日本損保協会主催のシンポジウムに協賛し、全国各地で講演
・バス会社から運転手向けの予防プログラム「セルフケアスクール」
を委託され、プログラムを開発
・「飲酒運転防止<通信スクール>」のプログラム開発
・職場の飲酒運転対策メルマガの発行
・啓発パンフ「飲酒運転 あなたは大丈夫?」制作
・代表今成がアメリカ・カリフォルニア州の飲酒運転再犯防止対策の
視察、内閣府主催シンポジウムで報告
・国土交通省主催のシンポジウムで、山村、今成が発表
・今成がオーストラリア・ニューサウスウェルズ州の対策を視察
・国の「常習飲酒運転対策推進会議」で今成が海外視察報告
・「飲酒運転 懲戒処分事例の分析2007・4−10」をまとめる
・研修用DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」製作
↓詳しくは、ASKのホームページをご覧ください↓
http://www.ask.or.jp/dontdrivedrunk.html
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★職場の飲酒運転防止に活用できるASKのサイト
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お知らせ──
ASKの飲酒運転防止サイトに、「アルコール依存症と飲酒運転」という
項目を新たに加えました。回復者の手記も2編掲載。予防情報もあります。
・背景にある「アルコール依存症」という病気
http://www.ask.or.jp/ddd_alcoholism.html
・手記 免許取消をきっかけに断酒会に入会!
http://www.ask.or.jp/ddd_note1.html
・手記 始まりは寝酒だった─依存症から回復した運転手
http://www.ask.or.jp/ddd_note2.html
・<断酒会アンケート>アルコール依存症と飲酒運転
http://www.ask.or.jp/ddd_enquete.html
・アルコール依存症の進行プロセスと予防
http://www.ask.or.jp/ddd_process.html
常習者対策には、アルコール依存症という病気への理解が欠かせません。
このサイトを早期発見や予防に活用していただければ幸いです。
・飲酒運転・飲酒事故の厳罰化へ さらなる法改正!
http://www.ask.or.jp/ddd_topicks.html
・オーストラリア・NSW州の再犯防止システム
http://www.ask.or.jp/ddd_sydney.html
・アメリカ・カリフォルニア州の再犯防止システム
http://www.ask.or.jp/ddd_california.html
・6つのタイプ分けがユニークな啓発パンフ
http://www.ask.or.jp/ddd_pamph.html
(法改正に対応した新版ができました!)
・「クルマだから飲まザル」コースター
http://www.ask.or.jp/ddd_shimeidriver.html#nomazaru
・研修用DVD「知って得するアルコールの基礎知識」
http://www.ask.or.jp/ddd_dvd.html
==============編集後記 *HIROのつぶやき*===================
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この年末年始は、大きな飲酒運転事故の判決がありました。
二度と起こすまいと誓っても、またどこかで悲劇が繰り返されて
しまう。この連鎖を断ち切るためには、アルコールとの正しいつきあい方、
アルコール依存症という病気への正しい知識が欠かせません。
2008年は、飲酒運転事故の悲劇が繰り返されない年になって欲しいと
思います。
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【職場の飲酒運転対策メルマガ】20号 08.1.16
発行 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
飲酒運転対策特別委員会
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-16-7-7F
Tel 03-3249-2551 Fax 03-3249-2553
URL http://www.ask.or.jp/ email ask-ddd@a-h-c.jp
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