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職場の飲酒運転対策メルマガ      バックナンバー

ASK飲酒運転対策特別委員会が無料配信している「職場の飲酒運転対策メルマガ」のバックナンバーです。

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133号2017

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 ☆ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     【職場の飲酒運転対策メルマガ】  
                  133号 17.6.15
                   ASK飲酒運転対策特別委員会
                   http://www.ask.or.jp/
    ___________________________☆
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 飲酒運転防止への社会的意識の高まりを受けて、運輸業界をはじめ、
 多くの職場で、今、積極的な取組みが模索されています。このメル
 マガでは、ヒントになる事柄、役に立つ情報をお伝えしていきます。

━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    1.インストラクター養成講座NOW!
    2.ASKからのお知らせ
    3.ニュースCLIP!
    4.山さんコラム No.131
    5.ASKの活動ご紹介
    6.編集後記 *つぶやき*

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 ASKの地域活動――沖縄・福岡・大分で開始!
 ⇒「ASKからのお知らせ」をご覧ください
   
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  1.インストラクター養成講座NOW!
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●第10期飲酒運転防止インストラクター養成講座

応募多数のためお申込み受付を終了しました。
  ↓ ↓ ↓
http://c.bme.jp/13/297/2083/1916

当養成講座についてのお問い合わせはASKへ(電話03-3249-2551)


さて今回は、一般企業や依存症の医療機関の方々の応募の声をご紹介します。

◎企業向けの交通事故防止の提案、講習を行なっています。飲酒運転につい
 ての理解を深め、事故防止活動に役立てたいと思います。(企業)

◎交通安全事務局として、正確な飲酒運転の知識を習得したく応募しました。
 社内において飲酒運転撲滅に向けた啓蒙を行ない、潜在的な飲酒運転のリ
 スクを「ゼロ」にするべく教育をしたいと考えています。(企業)

◎飲酒の問題は健康問題だけではなく飲酒運転などの社会的問題も切り離せ
 ないので、勉強したいと思いました。(医療)

◎現在、アルコール依存症の治療病棟で勤務しており、治療と回復に携わっ
 ていますが、予防に興味があり地域へ啓蒙活動を行ないたいと思い応募し
 ました。(医療)


全国で開催するスクーリングは、異業種交流でもあります。
お楽しみに!

……………………………………………………
上級インストラクターのお申込み受付中です。
認定インストラクターの方、どうぞ挑戦してください。
詳しくは以下のサイトを。
  ↓ ↓ ↓
http://c.bme.jp/13/297/2084/1916


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  2.ASKからのお知らせ
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1)ASKの地域活動――沖縄・福岡・大分で開始!

6月10日にASKの第34回総会が行なわれ、立ち上げ希望が出ていた大分支部
が、了承を得て正式に発足しました。
また、ASK加盟の一般社団法人が沖縄と福岡で活動開始。
いずれも、経験豊富な飲酒運転防止上級インストラクターが代表です。
飲酒運転を切り口にした職場研修、依存症予防教育(アルコール・薬物・
タバコ・ゲーム・ギャンブルなど)の学校への出張講座・PTA研修、
啓発イベントなど、どうぞお問い合わせください。
また、沖縄と福岡では、アルコール・ギャンブルなどについてのご家族の
相談もお受けしています。

一般社団法人 おきなわASK 代表 大田房子
電話:098-996-4096 FAX:098-996-4128

一般社団法人 ASKふくおか 代表 高田和久
電話:092-410-6733

ASK大分支部 支部長 徳永美保子
電話:090-7386-2002


2)季刊Be!127号発行――飲酒運転常習者の家族の悩みをクローズアップ!

アルコール相談シリーズで、「また飲酒運転! 家族はどうすればいい?」
を取り上げました。
福岡県警察本部交通部交通企画課のお話、看護師として依存症治療に携わり
飲酒運転防止インストラクターとしてASKふくおかを立ち上げた高田和久
さんと、静岡県断酒会の坂元義篤さんからのアドバイスなど。

★季刊Be!127号についてはこちら
http://c.bme.jp/13/297/2085/1916

★職場で役立つDVDや予防グッズはこちら
http://c.bme.jp/13/297/2086/1916


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  3.ニュースCLIP!
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東名で飛んできた車がバスに衝突した事故、ドライブレコーダーの動画は
衝撃でした。
乗用車のドライバーは亡くなりましたが、バスの乗客に死者がでなかったの
は奇跡でした。
運転手のとっさの対応、事故後のバス会社の対応が評価されています。
バスの車体フレームが頑丈だったこと、乗客がシートベルトをしめていた
ことなど、さまざまな要因が奇跡を生んだようです。
今後の安全対策に活かさなければいけませんね。

さて、飲酒運転については、若者の暴走と、依存症が疑われるケースが目に
つきます。
女性の事例には、心底驚きました。

このコーナーは、友井と今成の共同作業でお届けしています。
お時間の許すかぎり、おつきあいください。

Facebookページ「ASK飲酒運転防止プロジェクト」でも日々、ニュース
のシェアを行なっています。どうぞご覧ください。
  ↓ ↓ ↓
http://c.bme.jp/13/297/2087/1916

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 1)18歳グループの無謀な「肝試し」
 2)えっ? 女性による驚愕の飲酒運転
 3)高濃度者またもや
 4)通報で逮捕――常習飲酒運転の背景
 5)アイスにアルコール?

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1)18歳グループの無謀な「肝試し」

若者によくある「コンパ乗り」の果ての事故です。

◎バイクの男性追突され重体、酒気帯び容疑で少年逮捕
 (6月11日 朝日新聞)

6月11日未明、埼玉県春日部市で、18歳の少年が運転する車が、前を走る原
付きバイクや乗用車に追突。バイクを運転していた新聞配達員が、頭を強く
打って意識不明の重体となりました。

少年は男女6人で酒を飲み、心霊スポットに肝試しに行く途中でした。
全員が18歳で未成年であるにもかかわらず、全員が飲酒しており、定員5人
の車に6人で乗っていました。
運転していた少年からは基準値の2倍超のアルコールが検出されています。

若さゆえの無謀さが「仲間」によって増長され、アルコールが入ったことで
暴走します。しかも、運転は初心者。大事故は必定です。

☆若者の飲酒運転事例の分析(ASK)
http://c.bme.jp/13/297/2088/1916


2)えっ? 女性による驚愕の飲酒運転

次の3件は、どれも、女性による飲酒運転です。

1件目は、酒気帯びでスマホを見ながら歩行者の列に突っ込んだ22歳の例。
加害者も被害者も若者という悲惨な事故です。

2件目は、同乗の子どもがパトカーに缶酎ハイを見せて検挙された33歳の例。
容疑者は子どもの母親なのか? 飲酒しながら運転していたのか? 
子どもは何歳か? 危険を感じて警察に助けを求めたのか? 
……詳細は不明ですが、胸が痛む状況です。

3件目は、酒に酔って迷子になり、自ら警察に助けを求めた42歳の例。

2件目、3件目は福岡なので、条例でアルコール依存症の診断が義務づけられ
るはず。この検挙がターニングポイントになりますように。

●飲酒+スマホ運転で歩行者に突っ込む――自称アルバイト(21)千葉県
(6月6日 千葉日報)
6月4日午前2時半頃、千葉県の県道で、路側帯を歩いていた大学生10人の列
に車が突っ込んだ。男女4人が病院に運ばれ、1人が意識不明の重体。
運転していた女性は「親族の家で、ビールなどを飲んだあと、友人の家に
行く途中だった。スマホを見ていて、歩いている人に気づかなかった」と
供述している。

●同乗の子がパトカーに缶酎ハイを見せ――自称パート店員(33)福岡県
(6月6日 読売新聞)
6月5日午後5時20分頃、北九州市の市道で、車の後部座席にいた子どもが、
後ろを走っていたパトカーに向けて缶酎ハイ2本(いずれも350ml)を見せた
ため、署員が職務質問。運転していた女性から呼気0.17mg/lのアルコール分
が検出された。

●酔って迷子、自ら通報――職業不詳の女性(42)福岡県
(5月16日 テレビ朝日系)
5月16日早朝、「どこにいるかわからなくなった」と自ら警察に通報。駆け
つけた警官が車の中にいる容疑者を発見した。基準値の5倍を超えるアルコー
ルが検出されたため、「運転してはいけない」と警告したが、警察官が場を
離れた直後、ライトを付けずに走行。酒酔い運転の容疑で現行犯逮捕。
「缶ビールを8本くらい飲んだ」と容疑を認めている。

☆女性の飲酒運転事例の分析(ASK)
http://c.bme.jp/13/297/2089/1916


3)高濃度者またもや

前号で、高濃度者の事例を紹介しましたが、またもや高濃度での検挙が多数
ありました。

●0.65mg/l――内装業 男性(42)兵庫県(5月20日 神戸新聞)
5月19日午後7時50分頃、加古川市の警察署に酒気帯びで車を運転し出頭。
男は同日午後4時頃、交通トラブルを起こし、同署に出頭を求められていた。
同署を訪れた際、足元がふらついて酒の臭いがしたため調べたところ、基
準値の4倍超のアルコールが検出。運転しながらコンビニなどで購入した缶
ビール数本を飲んでいたとみられる。

●0.75mg/l超――自称教諭 男性(33)沖縄県(5月20日 沖縄タイムス)
5月20日午前0時57分頃、宮古島市で、酒気帯びで乗用車を運転。呼気から
基準値の5倍を超えるアルコールが検出された。一部容疑を否認している。

●0.5mg/l――会社員 男性(20)佐賀県(5月28日 佐賀新聞)
5月28日午前6時30分頃、対向車と接触事故を起こし、駆けつけた署員が調
べたところ、基準値の3倍以上のアルコールが検出された

●0.72mg/l――飲食店経営 男性(34)佐賀県(5月31日 佐賀新聞)
5月27日午前4時20分頃、対向車線の大型トラックに衝突し、トラック運転
手と助手席の男性にけがを負わせた。容疑者は病院に搬送された際、ろれ
つが回っていなかった。

●0.4mg/l――公務員 男性(36)兵庫県(6月6日 産経新聞)
6月5日午後11時頃、警察が左側のフォグランプが消えたまま走行していた
容疑者の車を停止させたところ、基準値を大幅に超えるアルコールが検出。

●0.6mg/l――自称飲食店従業員 男性(46)北海道(6月9日 読売新聞)
6月7日午後11時30分頃、釧路市のJR根室線新富士駅構内に飲酒運転の軽
自動車が突っ込み、線路に後輪が乗った状態で停止。復旧までの2時間に
わたり特急が停車した。容疑者は仕事帰りに釧路市内で数杯のビールや焼
酎を飲んだといい、呼気から基準の約4倍のアルコールが検出された。

先月も紹介しましたが、警察庁は、呼気0.25mg/l以上、もしくは呼気濃度
はそれ以下でも酒酔い運転で検挙された者を、統計上「高濃度者」と分類
しています。そして、飲酒運転での検挙者数が大幅に減った一方で、「高
濃度者」の占める割合は増えていると、警鐘を鳴らしています。
「高濃度者」が飲酒全事故に占める割合は66%、飲酒死亡事故では73%に
ものぼります。

「高濃度者」にはアルコール依存症の割合も高いと思われます。


4)通報で逮捕――常習飲酒運転の背景

「通報」による逮捕のニュースが2件ありました。

●出勤時に現行犯逮捕――高松市職員(49)香川県
(5月23日 読売新聞)
5月23日午前8時20分頃、出勤してきた車を止めて任意で呼気を調べたところ、
基準値を超えるアルコール分が検出、現行犯逮捕した。「飲酒運転で出勤を
繰り返している」という匿名の通報があり、同署が調べていた。
「昨日の夕方に飲酒した。二日酔いの自覚はなかった」と供述している。 

●検挙の4日後にまた無免許・酒気帯び――電気工事業(50)大阪府
(6月2日 産経新聞)
5月19日夜から自宅で焼酎を飲んだ後、20日未明にビールを飲みながら知人
の軽乗用車を運転。車の後部ガラスに貼られたスモークフィルムを不審に
思った署員から職務質問を受け、現行犯逮捕された。
同日釈放されたが、23日に「同じ男が無免許運転をしている」との匿名の
通報があり、署員が自宅近くで警戒。別の知人の軽トラックを運転して帰
宅したため、現行犯逮捕した。
男は1999年7月に免許取り消し処分を受けて以降、無免許だった。
「取り消し後もずっと運転していた」と容疑を認めている。

どうにも止まらないのは、モラルが問題なのではありません。
「病気の症状」と考えると理解ができます。
なぜなら、アルコール依存症になると飲酒のコントロールを喪失するから。
大事故を起こす前に、通報で逮捕できてよかったと思います。
再犯防止のためにも、必要なのは、依存症の「治療」です。
大阪府警は、再犯者に対して、依存症の治療を勧める独自の取組みを行なっ
ているはずです。
香川県のケースにも介入が行われるように願います。

★季刊Be!127号
「アルコール相談シリーズ4 また飲酒運転! 家族はどうすればいい?」
 http://c.bme.jp/13/297/2090/1916

★ASKアルコール通信講座【基礎クラス】
 依存症への対応を学びます
 http://c.bme.jp/13/297/2091/1916


5)アイスにアルコール?

5月の終わりごろ、Twitterを中心としたネット上で、ハーゲンダッツ「ショ
コラミント」に注目が集まっていました。
食べながら検知器で測定している写真を投稿した人が「最大0.11出ました」
と、ツイートしたためです。

◎ハーゲンダッツ「ショコラミント」にアルコール0.3%、運転上の注意喚
 起が話題に(6月6日 ネトラボ)

手元にちょうど同製品があったので確認してみると、たしかに側面に、
「アルコール分0.3%」との表示がありました。
「お子様や特にアルコールに弱い方はご注意ください」との記載も。
http://c.bme.jp/13/297/2092/1916

アルコールが含まれる食品はけっこうあります。
ドリンク剤、漬物、粕汁、味噌汁、チョコレートやケーキなど洋菓子……。

そのほか、こんなものもアルコール検知器に引っかかるそうなので気をつけ
ましょう。

・パン類(イースト菌が糖分を分解する際にアルコールが生成されるため、
 パンが歯に挟まっていると結構な数値が出ることがあります)
・入れ歯安定剤(数値が出続けます)
・歯磨き粉(ほとんどにアルコールが含有されています)
・歯科治療(殺菌にアルコールが使われます)

口にしていなくても反応する場合があるものとしては――

・香水(多くにアルコールが含まれています)
・化粧水(多くにアルコールが含まれています)
・シェービングローション(多くにアルコールが含まれています)
・除菌・消臭スプレー等(アルコール成分を含むもの)
・除菌ジェル(インフルエンザ防止用アルコールスプレー・ジェル)
・ハウスクリーニング(アルコール成分を含む洗剤を使用した場合)
・エアコンクリーニング(アルコール成分を含む洗剤を使用した場合)

 ――当メルマガ64号(2011.9.16)
   4.アルコール検知器Q&A 最終回(高木 宏昌)より
   http://c.bme.jp/13/297/2093/1916


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   3.山さんコラム No.131
===================================================

ASK飲酒運転対策特別委員会委員長
元・JRバス関東株式会社会長     山村陽一

◆絶滅危惧種

子どものころ、商店街のはずれにある川魚屋へ、友達を誘ってよく行った。
店先にあるドジョウの入った桶を見るためだ。
ドジョウは水の表面に浮かんできては、空気を吸って腹をみせ、底に沈む。
次から次へ、浮かんでは沈む。その何ともいえないユーモラスな姿を見るの
が好きだった。
やがて西の空が赤く染まる。
香ばしい、食欲をそそる、良い匂いが流れてくる。ウナギを焼き始めたので
ある。
ウナギの脂とタレのこげる香ばしい匂い。アコガレの的だった。

この匂いは、昔から庶民のアコガレだったらしい。
落語にこんな小話がある。

――毎日、鰻屋の前で、匂いを嗅ぎながら弁当を使う男がいた。
鰻屋は、ある日、店先で弁当を食べる男へ向って
「やい、毎日、ただで匂いを嗅ぐな、たまには銭を払え」
するとその男は、財布を取り出し、鰻屋へむかって何度も振った。
ジャラジャラ。

子ども時代の山さんの家の食卓は、春、桜の頃は、毎日、ニシン。
秋、9月初旬は、連日、サンマ。
普段はイカやクジラが主役だった。
カレー、シチューなどにも高価な肉の代わりにイカがよく使われた。
ウナギが我が家の食卓にのったことは一度もない。
親に「鰻の蒲焼」を食べたいと、ねだったことがあった。
「サンマの開きのほうが、よほどうまい」とごまかされた。

新宿高校時代、大衆的な鰻屋の前を通って毎日通学したが、匂いは嗅いだも
のの、やはり一度も入ったことはない。
会社に入って上司に、ウナギの小片、頭、ひれ、骨などを串に刺し、タレ焼
きにして出す飲み屋に誘われた。本格的な蒲焼ではないが、安くウナギが
食べられるのがミソ。当時のサラリーマンは、気軽に鰻屋へ行けなかった。
20代の後半、本を頼りに本格的な鰻の老舗へでかけた。子どものころからの
アコガレの的だから、思い切って「鰻丼」でなく高級な「鰻重」を注文した。
注文を受けてから裂き、焼き、蒸す、そしてタレ焼きにするのが本格派だと
か。
長い時間、待ちに待つ。期待をこめて一口食べる。ひどく柔らかく、甘いタ
レの味、脂はあっさりしているものの、美味いとは到底思えない。うす味の
キモ吸いも物足りなかった。
厚切りのカツ丼と味噌汁のほうが、安くてうまいと悟った。

蒲焼の美味しさが、わかるようになったのは、40代の後半である。
姿、形、焼き色、歯触り、香り、それに微妙な味わいが理解できるほど、
数々の料理を経験して、初めてわかるうまさである。
こういう蒲焼は年中食べるものではない。食べ盛りの子どもに食わせるもの
でもない。バリバリ働くエネルギッシュな若者向きともいえない。
お金に余裕ができ、そろそろ歯も悪くなり、うまいものも食べ飽きた中年の
男が、年に一、二度の贅沢として食べる料理だ。

日本ウナギは、絶滅危惧種に指定されている。
日本ウナギの産卵場所を発見したウナギ学の第一人者、日大の塚本勝己教授
は、ウナギの減少の一因にウナギの稚魚、天然シラスの乱獲をあげている。
そして、安易に惣菜の一つとしてウナギを食べることを、戒めている。
「養殖ウナギといっても、天然のウナギの稚魚を育てているので、採りすぎ
れば絶滅します。天然のウナギを頂くと考え、節度をもって食べていただき
たい」

洗練された鰻の蒲焼きを貴重な伝統料理として、今後も大切に味わえば、
伝統文化も維持できるし、ウナギも絶滅をまぬがれよう。天然ウナギとは
節度をもって付き合いたい。

酒類との付き合い方も同様だ。
日本酒、ワイン、ビールなど、どの酒類をとっても、本物は永い歴史を持っ
ている。選びぬかれた原料に、最高の技術、手間、暇をかけ、丁寧に醸され
る貴重な飲み物である。
日常的な嗜好品として、連日、ガブガブ飲酒をする性質のものではない。
酔っ払うために呑むのではもったいない。酔えば味覚がマヒして、微妙な味
わいを逃してしまう。
おいしい料理とともに、ゆっくり味わい楽しむべきである。

しかし、安価に酔うためだけの酒類が、現代では、工場生産で大量に造られ、
強力な宣伝のもと、広く格安で提供されている。まさに本物の酒類を駆逐す
る勢いだ。
大容量の容器、ケース販売、飲み放題などは、飲みすぎを招きやすく、さま
ざまなアルコール関連問題につながる。

本来の伝統的な酒類を絶滅させないために、まず本物についての知識を広め、
節度ある使用方法の啓発が大切である。
そして多量飲酒の危険性を周知し、リスクを低減するために、効果的な販売
規制が必要だ。
酒を愛するものこそ、率先して、安もの規制の声をあげるべきである。
伝統的な酒文化を絶滅から守るために。


===================================================★
  4.ASKの活動ご紹介
===================================================

特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)は、アル
コール問題の予防に取り組む任意団体として1983年設立、2000年にNPO
法人になりました。1994年には、出版・研修の事業部門が(株)アスク・
ヒューマン・ケアとなり、活動と事業の両面から予防を推進しています。

ASKでは、「飲酒運転を防止するためには、アルコール依存症の早期発
見・介入を視野に入れた総合的な予防対策が欠かせない」との認識のもと、
2005年に飲酒運転対策特別委員会を発足させました。
山村陽一委員長と今成知美ASK代表のリーダーシップのもと、被害者遺
族・専門家・関係機関と連携しつつ、予防と再発防止の両面から本格的な
飲酒運転防止対策に取り組んでいます。

↓くわしくは、ASKのホームページをご覧ください↓
 http://c.bme.jp/13/297/2094/1916


=================編集後記 *つぶやき*=================

梅雨に入って、東京では気温が下がりました。
みなさんの地域はいかがですか?

ASKからのお知らせで紹介しましたが、沖縄・福岡・大分で、地域活動
を開始します。
メンバー一同、張り切っています。ぜひ地域での連携をお願いします。
連絡先を再掲します。

一般社団法人 おきなわASK 代表 大田房子
電話:098-996-4096 FAX:098-996-4128

一般社団法人 ASKふくおか 代表 高田和久
電話:092-410-6733

ASK大分支部 支部長 徳永美保子
電話:090-7386-2002

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

 【職場の飲酒運転対策メルマガ】133号 17.6.15
                  
 発行 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
    飲酒運転対策特別委員会
  
       〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-16-7-7F         
       Tel 03-3249-2551 Fax 03-3249-2553             
       URL http://www.ask.or.jp/ email ask-ddd★(★を@に変えてください)a-h-c.jp

=================== このメールマガジンは ====================
 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)内に
 設置された飲酒運転対策特別委員会が、情報提供のために発行する
 ものです。ASKのホームページ http://www.ask.or.jp/ からご登
 録いただいた方に、月1回、無料で配信します。
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Author:ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
http://www.ask.or.jp/

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