職場の飲酒運転対策メルマガ      バックナンバー

ASK飲酒運転対策特別委員会が無料配信している「職場の飲酒運転対策メルマガ」のバックナンバーです。

131号2017

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     【職場の飲酒運転対策メルマガ】  
                  131号 17.4.12
                   ASK飲酒運転対策特別委員会
                   http://www.ask.or.jp/
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 飲酒運転防止への社会的意識の高まりを受けて、運輸業界をはじめ、
 多くの職場で、今、積極的な取組みが模索されています。このメル
 マガでは、ヒントになる事柄、役に立つ情報をお伝えしていきます。

━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    1.インストラクター養成講座NOW!
    2.ニュースCLIP!
    3.山さんコラム No.129
    4.ASKの活動ご紹介
    5.編集後記 *つぶやき*

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 飲酒運転防止インストラクター養成講座、お急ぎください!
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  1.インストラクター養成講座NOW!
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★第10期飲酒運転防止インストラクター養成講座、受付中です。

詳しくは、ホームページを。お申し込みもこちらから。
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http://c.bme.jp/13/297/2005/1916

日々、続々と申し込みが届き、すでに150名を超えています。
どうぞお急ぎください。

今期申し込まれた方たちの、受講動機をご紹介します。

・研修所に配属になり、運輸業の社員教育を行うにあたって、飲酒運転防
 止は外せないもので、自分自身がよく理解したうえで、教育に取り組み
 たいため。(鉄道)

・飲酒運転の危険性を社員の方々や地域など、できるだけ多くの人たちに
 伝えていきたいと思い応募させていただきました。(トラック)

・アルコールに対してより深い知識を身につけて、乗務員教育に役立てた
 いと思います。(バス)

・企業向けの交通事故防止活動の提案、講習を行っています。飲酒運転に
 ついての理解を深め、事故防止活動に役立てたいと思います。(企業)

・職場内から絶対に不祥事を根絶するため。特に、確信犯である飲酒、酒
 気帯び運転については言語道断。強い決意で根絶運動を展開したいため。
 (消防)

・健康教室などでアルコールに関する指導をする場面で活用したい。飲酒
 の問題は健康問題だけでなく飲酒運転などの社会的問題も切り離せない
 ので、勉強したいと思いました。(医療)

・現在、アルコール依存症の治療病棟に勤務して治療と回復に携わってい
 る。予防に興味があり、地域へ啓蒙活動を行ないたいと思い応募した。
 (医療)


■受講料(自己負担分)18,500円 ■定員300名

上記の受講料には、通信講座(教材と添削3回含)・スクーリング参加費・
研修に使えるDVD・認定等の費用すべてが含まれます。
日本損害保険協会の助成と、検知器メーカーの企業協賛があるため割安な
のです。

 ★上級インストラクターについてはこちらへ
 http://c.bme.jp/13/297/2006/1916

 これまでに認定された上級インストラクターの紹介ページはこちらです。  
 http://c.bme.jp/13/297/2007/1916


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  2.ニュースCLIP!
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寒波で、桜は冷蔵保存。
そのせいか、急性アルコール中毒のニュースは聞きません。

今日から気温上昇とか。
都内でもまだ見頃のところはあります。
うかれて羽目をはずさないよう、桜は事故なく愛でましょう。

さて、このコーナーは、友井と今成の共同作業でお届けしています。
お時間の許すかぎり、おつきあいください。

Facebookページ「ASK飲酒運転防止プロジェクト」でも日々、ニュース
のシェアを行なっています。どうぞご覧ください。
  ↓ ↓ ↓
http://c.bme.jp/13/297/2008/1916

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 1)またも飲酒検知で身代わり
 2)知識があれば防げたのに…
 3)アルコール等影響発覚免脱罪!
 4)スマホと店の防犯カメラから

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1)またも飲酒検知で身代わり

バスの運転手が、前夜に飲酒したアルコールが残っていたことを隠すため
に、乗務前のアルコール検知で身代わりを依頼し、その結果を運行管理者
に示してバスを運行していたことが発覚しました。

◎バス運転手、飲酒検知で身代わり依頼 岐阜の事業者処分
 (4月7日 朝日新聞)

会社は、再発防止策としてカメラ付きの検知器を導入するとのことです
が、機器だけでなく、乗務員にアルコールの教育をすることが肝要です。


 ★飲酒運転防止インストラクター養成講座
  http://c.bme.jp/13/297/2009/1916


2)知識があれば防げたのに…

アルコールの知識があれば……という事故が数多くありました。
「お酒が残っていると思わなかった」
「目が覚めた際に酔った感覚がなかったので運転した」
「体内に残っているとは思わなかった」
これらは最近、飲酒運転で検挙された人たちの発言です。

飲んだ量によっては、アルコールは翌日も残ります。
たとえばビールなら中瓶1本、焼酎ならば100mlが分解されて体から消える
のに、男性でおよそ4時間、女性では5時間かかります。
もしビール中瓶を3本飲んだとしたら、翌朝に残るのです。

また睡眠をとることで「アルコールが抜けた」と思う人がいますが、睡眠
中は逆に分解速度は低下します。

●国交省職員(38)男性 北海道(4月5日 北海道文化放送)
4月5日午前10時前、釧路市内の大型商業施設に買い物に向かう途中に信号
待ちの車に追突、男性の首に軽いけがを負わせ、0.35mg/lのアルコールが
検出。
「前日の夜、ビールと焼酎を飲んだ。お酒が残っていると思わなかった」

●教諭(35)男性 千葉(4月6日 千葉日報)
3月25日午前0時半頃、船橋市内で追突事故を起こした。前日の午後6時45
分~午前0時頃に市内の飲食店での懇親会で、ビール約1リットルやテキー
ラを飲酒。近くの駐車場に止めていた自分の車で30分ほど仮眠をとった。
「目が覚めた際に酔った感覚がなかったので運転した」

●アメリカ陸軍伍長(21)男性 沖縄(4月2日 沖縄タイムズ)
4月2日午前6時10分頃、北谷町で不自然な運転をしていた車を止め、呼気
検査をした結果、基準値の約2倍のアルコールが検出された。
「酒は飲んだが、体内に残っているとは思わなかった」

●警部補(59)男性 茨城(4月8日 産経新聞)
3月20日午前8時頃、日立市内の自宅から車で署に出勤。勤務開始前の点検
で呼気からアルコール反応があり、さらに飲酒検知機器で詳しく検査した
ところ、基準を超えるアルコールが検出された。前夜、自宅で焼酎を飲ん
だ後、午後11時頃就寝。当日午前6時50分頃に起床。
「酒が(体内に)残っているかもしれないと思ったが、急に(勤務を)
交代すると迷惑になると思った」

最後の警部補は、普段から飲酒習慣で個別指導を受けていたとのこと。
もしかしたら依存症の治療が必要だったのかもしれません。
来年の春には定年を迎える予定で、「警察官として恥ずかしく思う」と述
べているそうです。


 ★職場の飲酒運転対策に最適の教材・予防ツール
  アスク・ヒューマン・ケアのサイトで、まとめて見られます。
  http://c.bme.jp/13/297/2010/1916

 ★ASKアルコール通信講座
  飲酒運転の背景となる「依存症」への対応が学べます。
  http://c.bme.jp/13/297/2011/1916


3)アルコール等影響発覚免脱罪!

飲酒運転の発覚を恐れて、重ね飲みで発覚を逃れようとする事件が岡山で
ありました。

◎飲酒運転発覚逃れで焼酎飲む 津山署、容疑の男送検
 (3月30日 山陽新聞)

3月12日午後3時40分頃、無職男性(46)が交差点で乗用車と衝突。駆けつ
けた署員の前で、車内にあった焼酎約200mlを飲んだのです。

重ね飲みは、「過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱」という罪に問
われます。
これは、2013年に、飲酒運転の発覚を免れるためのひき逃げや重ね飲みな
ど「逃げ得」を生じさせないために、新設されたもの。12年以下の懲役と
いう重い刑です。
道交法の「救護義務違反」との併合罪だと、18年以下の懲役となります。


 ★自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律
  http://c.bme.jp/13/297/2012/1916


4)スマホと店の防犯カメラから

防犯カメラに飲酒している姿が映っていたことから、呼気検査を経ずして
酒酔い運転で検挙されたケースがありました。

◎防犯カメラに飲酒姿 アルコール検知経ず酒酔い運転容疑
 (3月16日 朝日新聞)

3月8日未明、「タイヤがバーストした車が道路に止まっている」と通行人
から通報がありました。警察官が駆けつけると車内には誰もおらず、残さ
れた免許証やスマートフォンから北九州市の会社員(45)が浮上。
事情を聴くと「居眠り運転をして事故を起こした」。

飲酒運転だったのではないか。
警察は、スマホの通信履歴を調べました。
そこから、証言や証拠が続々出てきたのです。

・焼き肉店で一緒に酒を飲んだという知人女性の証言
・ふらふらと歩いて店を出る容疑者に運転代行を勧めたという店長の証言
・店の防犯カメラに映っていたビールを7杯ほど飲むようす
・店を出て車を運転するようす

こうして福岡県警は、3月16日、会社員を酒酔い運転容疑で逮捕しました。


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   3.山さんコラム No.129
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ASK飲酒運転対策特別委員会委員長
元・JRバス関東株式会社会長     山村陽一

◆花見の思い出

山さんが社会人になってからの「お花見」体験1号は、札幌郊外、茨戸公園
だった。
この日、滝川市に本店を構える「松尾ジンギスカン」の羊肉を、札幌駅の
ホーム端で、こっそり受け取った。職場の先輩が注文し、知り合いの専務
車掌に頼んで運んでもらった大事な一品だ。
当時は宅配便という便利なシステムはなかった。少量物品の運送は郵便小
包か鉄道小荷物に限られていたが、どちらも生の羊肉を運ぶのには不適だ
った。
それで、車掌に運んでもらうという非常手段を使ったのだ。
バレたら懲戒ものだ。

山さんは、当時、札幌へ赴任したばかり。駅の誰もが顔を知らない。
それに、仮にバレたとしても、大学を出たばかりの新米課員なら大目にみ
られるという計算が先輩にはあったのだろう。
50余年前は、こんなに不便、かつ、ある意味でおおらかな時代でもあった。

山さんと若手課員は、ジンキスカンの肉を受け取るとすぐ茨戸公園へ出か
けた。桜の木を選び、その下に会場を設営した。炭をおこし、ジンギスカ
ン鍋を温め、ヤカンで酒をわかす。
桜が満開の季節でも札幌はまだ山に雪が残り、夕方になれば冷える。だか
ら土曜日の、陽の高い時間から始めたと記憶する。それでも風は冷たい。
で、熱燗の乾杯となり、熱々のジンギスカンをほおばる花見という趣向だ。

この「お花見」の段取りは、山さんの適性にぴったりだったらしく、自分
も大いに楽しみ、上司から評価もされた。
以後、一年間、引っ越し手伝いとそのあとの宴会、各種歓送迎会の買い出
しや会場設営の担当となった。
転勤送別会で課長が、他の人へは「輸送係としてダイヤ改正で活躍され…」
など仕事ぶりを誉めたのに、山さんの番になると「山村さんには、わが課
で…」しばらく絶句。そして、やや言いにくそうに「宴会準備の面で大い
に活躍され…」。みんなが大爆笑。
たいていの人はここで恥を知りメゲるだろうが、山さんは内心、うれしか
った。
仕事で大小のミスを重ねていた山さんにとって、活躍できる場が見つかり、
職場にうまく溶け込む機会となってくれた、価値ある「お花見」だった。

しかし、同じ「お花見」の準備でも、悲劇がある。
平成に入ってすぐ、4月の初めである。所は、墨田堤。
山さんの指示で、新入社員3名と若手社員2名が、花見の先遣隊として、昼
すぎから場所取りと宴会準備をしていた。
山さんは夕方、残りの社員とともに貸し切りバスで出かけた。
車内へはビールや酒がもちこまれ、会場へ着くまでの時間、大いに盛りあ
がった。
ボンボリの点いた墨田堤へ到着し、いざ会場へとバスを降りようとしたら、
外が騒がしい。

新入社員のS君が倒れたという。
バスへ運び込み介抱する。
先遣隊は準備ができた後、練習乾杯と称し飲み始めたが、残り一同のバス
到着が予定時刻より遅れたため、つい飲み過ぎたのだという。
みんな心配そうな顔をして、すっかり酔いが醒めた表情だ。
花見は中止、そのままバスを走らせ帰途につくことに決定した。

翌朝、S君を呼んで事情を聞いた。
山さん「酒を飲んで倒れたことがあるのか」
S君 「大学時代、一度だけありました。しかし、その後は注意していま
した」
山さん「今回は、注意していなかったのかい」
S君 「はじめは慎重にやっていました。でもチビチビ飲むのは格好が悪
いので、グイグイやってみると、いい飲みっぷりだ、とほめられました。
それで、つい…」
山さん「チビチビ飲むのは格好が悪い、と誰が言ったんだ」
S君 「父が、酒に弱くて職場で損をしている、とよくこぼしていました。
それで、社会人になったら酒に強い態度をとろうと思っていました」

今だったら、まさにその考えこそ危険だとわかるが、山さんは当時、アル
コールの知識が十分でなかったから、酒宴準備係としての心構えを説いた。
「準備完了後、明るく本隊を迎えるために飲むのはいいんだよ。しかし、
ほろ酔い程度にするのが肝心だ。花見では、酒をすすめて補充する、つま
みの配布と追加、後片付けなど、仕事がたくさんある。世話役はみんなが
帰って、片付け終了後、しっかり飲め」

S君「はい、わかりました。以後、注意します」と元気よく帰った。
しかし、5月になって、司法試験を受験したいからとの理由で退職した。
「総務部長から、直々、お説教をくったから将来はない」と同期生には漏
らしていたと、3ヵ月後に山さんは聞いた。

新入社員に勤務時間中にもかかわらず「花見」の準備を命じたのは、山さ
んが若い時にやった「花見準備」が職業人生上、おおいに役立ったからだ。
しかしS君にとっては、一生を左右する「つまずき」になった。司法試験
に失敗、その後、公務員になったが、短期間で退職したと伝え聞いた。
「お花見」の季節のほろ苦い思い出だ。


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  4.ASKの活動ご紹介
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特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)は、アル
コール問題の予防に取り組む任意団体として1983年設立、2000年にNPO
法人になりました。1994年には、出版・研修の事業部門が(株)アスク・
ヒューマン・ケアとなり、活動と事業の両面から予防を推進しています。

ASKでは、「飲酒運転を防止するためには、アルコール依存症の早期発
見・介入を視野に入れた総合的な予防対策が欠かせない」との認識のもと、
2005年に飲酒運転対策特別委員会を発足させました。
山村陽一委員長と今成知美ASK代表のリーダーシップのもと、被害者遺
族・専門家・関係機関と連携しつつ、予防と再発防止の両面から本格的な
飲酒運転防止対策に取り組んでいます。

↓くわしくは、ASKのホームページをご覧ください↓
 http://c.bme.jp/13/297/2013/1916


=================編集後記 *つぶやき*=================


友井です。
トイレットペーパー「飲酒運転防止(7つの落とし穴)」を購入した製造
業の担当者の方にお話を伺ったら、購入動機がこれでした。

「社内で行なう安全運転講習会に、何か“面白いこと”を盛り込もうと…」

――「面白いこと」ですか?(笑)

はい。
DVDの上映と1単位カードの配布は決めていたのですが、面白い要素を取り
入れることで、より印象づけることができればと。

――反応はいかがでしたか?

会場に積んでおいたら、多くの社員が集まって「これはなんだ?」と話題
になっていました。
内容も知識として新鮮だったようで、切り取ったトイレットペーパーを
スマホで撮影してる社員もいました。(笑)

まじめな講習会でしたが、トイレットペーパーのおかげで楽しみながらで
きたと思います。

トイレットペーパーって何? という方はこちらをどうぞ。
http://c.bme.jp/13/297/2014/1916

その他、職場で役立つDVDや予防グッズもあります。
http://c.bme.jp/13/297/2015/1916

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 【職場の飲酒運転対策メルマガ】131号 17.4.12
                  
 発行 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
    飲酒運転対策特別委員会
  
       〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-16-7-7F         
       Tel 03-3249-2551 Fax 03-3249-2553             
       URL http://www.ask.or.jp/ email ask-ddd★(★を@に変えてください)a-h-c.jp

=================== このメールマガジンは ====================
 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)内に
 設置された飲酒運転対策特別委員会が、情報提供のために発行する
 ものです。ASKのホームページ http://www.ask.or.jp/ からご登
 録いただいた方に、月1回、無料で配信します。
===========================================================
プロフィール

ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)

Author:ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
http://www.ask.or.jp/

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