職場の飲酒運転対策メルマガ      バックナンバー

ASK飲酒運転対策特別委員会が無料配信している「職場の飲酒運転対策メルマガ」のバックナンバーです。

127号2016

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     【職場の飲酒運転対策メルマガ】  
                  127号 16.12.15
                   ASK飲酒運転対策特別委員会
                   http://www.ask.or.jp/
    ___________________________☆
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 飲酒運転防止への社会的意識の高まりを受けて、運輸業界をはじめ、
 多くの職場で、今、積極的な取組みが模索されています。このメル
 マガでは、ヒントになる事柄、役に立つ情報をお伝えしていきます。

━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    1.インストラクター養成講座NOW!
    2.ASKからのお知らせ
    3.ニュースCLIP!
    4.山さんコラム No.125
    5.ASKの活動ご紹介
    6.編集後記 *つぶやき*

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  忘年会、新年会――翌日の飲酒運転対策を
  幹事は、各々ぬかりなく!
 
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  1.インストラクター養成講座NOW!
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◆スクーリング、すべて終了!!

9月から始まったスクーリング。山さんの全国行脚も今日ですべて終了です。
スクーリングのアンケートの一部をご紹介します。

・確認シートや実践プランによって、実践的な考えが明確になり、とてもよ
 かったです。講師もとてもわかりやすく、社員教育を進める手法を学べ
 ました。さらに勉強が必要とも感じましたので、今後はスキルアップ研修
 を受講していきたいと思います。(企業)

・深く学習できました。グループワークもよかったです。飲まない方もいて、
 違う視点も感じられてよかったです。(医療)

・講師は雑学が豊富でたいへん勉強になりました。(バス)

・通信教育での学習後、忘れていた点が多々ありましたが、復習ができたこ
 とと、自覚がめばえたことがよかったです。(バス)

・質疑応答の時間を設けてくれ、非常にわかりやすかった。(トラック)

・知識だけでなく節酒、断酒の実践プランで最後に考えさせることが大事だ
 とよくわかりました。(教習所)

・他業種の人の意見を聴くことができよかった。(企業)

・自分の飲酒を見直すいい講習でした。(バス)

・講師は体験談を含んだ話で良好でした。(教習所)

沖縄県の宮古島で初めて開催されたスクーリングは、記事になりました。
◎アルコールの正しい知識学ぶ/宮古島署(12月3日 宮古毎日新聞)
http://c.bme.jp/13/297/1788/1916

各地でのスクーリングと同時開催されたスキルアップ研修では、基本法の最
新の動きや、アルコール検知器使用の落とし穴とその対策、効果が上がる節
酒支援、節酒と断酒の実践プランの実際(演技と合評)を学びました。


◆現時点で、インストラクター認定者数は2933人になりました。
 もう少しで3000人になります。
 認定者数は、随時更新しています。
  ↓   ↓   ↓
 http://c.bme.jp/13/297/1789/1916


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  2.ASKからのお知らせ
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●【Be!125号】と【Be!増刊号No.25】が発行です!

【Be!125号】
・特集 「相模原事件のこと、きちんと言葉にしよう。
     私たちは、ここからどこへ歩き出せばいい?」
・インタビュー 小田嶋隆さん「酔いの中で、芸術は生まれない。」
・どう進む? アルコール健康障害対策「基本計画」ほか
  ↓   ↓   ↓
 http://c.bme.jp/13/297/1790/1916

【Be!増刊号No.25】
脱!世代連鎖
 アルコール・ギャンブル・薬物、摂食障害、虐待…本人と家族の手記
 いったい、何がどう連鎖するの?
  ↓   ↓   ↓
 http://c.bme.jp/13/297/1791/1916


●付属のパンフレットが役に立つ

「かんたんジェルパッチ」を購入された食品加工業の方にお話を伺いました。

――どんなふうに活用されたのですか?

「アルコールと健康」に興味をもってもらうため、社内の健康診断の待ち時
間を利用して体質判定をやりました。

――実施してみていかがでしたか?

健康診断中の待ち時間という手持無沙汰になりがちな時間を、付属のパンフ
レットを読みながら待ってもらうことで、より有意義な時間にすることがで
きたと思います。
実際に社員の中から、「自分の体質を知ることで、今まで意識していなかっ
たアルコールと健康の問題に対しての意識が高まった」というような感想を
もらっています。
判定をやりっぱなしではなく「パンフレットを読む」のがいいです。

――ASKでは、体質判定の結果を、予防にどう活かすかが肝心と考えています。
そこで、ジェルパッチとセットになった「手渡しパンフ」に、体質別アドバ
イスやアルコールの単位と分解時間などをイラスト入りで解説。ご自身の飲
酒を振り返るきっかけとなるように工夫しました。

★ASKアルコール体質判定セット「かんたんジェルパッチ」
自分の体質と、体質ごとのアドバイスを知ろう!
    ↓ ↓ ↓
http://c.bme.jp/13/297/1792/1916

★職場の飲酒運転対策に最適の教材・予防ツール
アスク・ヒューマン・ケアのサイトで、まとめて見られます。
    ↓ ↓ ↓
http://c.bme.jp/13/297/1793/1916

★ASKアルコール通信講座
飲酒運転の背景となる「依存症」への対応が学べます。
http://c.bme.jp/13/297/1794/1916


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  3.ニュースCLIP!
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忘年会シーズン真っ只中。
年末年始と、飲み会シーズン到来です。
すでに、忘年会後の飲酒運転が出ています。

さて、このコーナーは、友井と今成の共同作業でお届けしています。
お時間の許すかぎり、おつきあいください。

Facebookページ「ASK飲酒運転防止プロジェクト」でも日々、ニュース
のシェアを行なっています。どうぞご覧ください。
  ↓ ↓ ↓
http://c.bme.jp/13/297/1795/1916

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 1)前夜の飲みすぎがたたって…警察官の飲酒運転
 2)重ね飲みは「アルコール等影響発覚免脱罪」
 3)酒を飲んで運転していて「よく覚えていない」
 4)高濃度での検挙がすごく目立っています

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1)前夜の飲みすぎがたたって…警察官の飲酒運転

警察官による飲酒運転が4件ありました。
うち2件が前日の飲みすぎ。
1件は結婚披露宴で相当飲み、帰宅後にまた飲んでいます。
もう1件は同僚と飲んだ後、はしご酒をしています。
あと1件は夕方の事故で、自宅で飲んだ、と供述。昼酒でしょう。
どれも、飲酒習慣が招いた飲酒運転です。
忘年会シーズン、職場でもぜひこの点の注意喚起を。

●巡査部長(37)栃木県 追突後逃走(11月15日 テレ朝NEWS)
11月14日午後5時40分頃、酒を飲んだ状態で佐野市の路上に止まっていたワ
ゴン車に追突してそのまま逃走。「自宅で缶酎ハイを数本、飲んだ。衝突に
気づかなかった」と供述している。

●巡査部長(50代)秋田県 出勤途中に追突事故(11月25日 日刊スポーツ)
11月6日午前7時45分頃、秋田市内で、出勤途中に酒気帯び状態で自家用車を
運転し、信号待ちをしていた車に追突し玉突き事故を起こした。巡査部長は
5日午後、知人の結婚披露宴で、グラス5杯のビールに加え、日本酒やシャン
パン、ジンなどを飲み、帰宅後さらにコップ2杯の焼酎を飲んだ。
簡易検査器でアルコールが検出されなかったため「酒が残っていると思った
が大丈夫だと考えてしまった」と話している。

●交通課長(58)福島県 出勤途中に事故、逃走(11月29日 NHK)
11月29日午前9時頃、酒気帯びの状態で車を運転して道路脇の車止めなどにぶ
つかる事故を起こし、通報などをせずに現場を立ち去った。
前夜、同僚と酒を飲んで別れたあと、午前3時頃まで酒を飲んだ。
事故を起こしたあとはバスに乗り換えて出勤した。

●巡査長(30代)高知県 自損事故(12月8日 産経新聞)
11月下旬の深夜、高知県西部で乗用車を運転中に、ガードレールに衝突する
自損事故を起こした。通行人から通報を受けて署員が駆けつけたところ、
基準値以上のアルコールが検出された。

警察、消防、運輸などシフト勤務の職場は、寝酒や夜勤明けの飲酒など、依
存症につながるような飲み方がはびこっていることが多いのです。
飲酒習慣のチェックが必要です。

☆警察職員による飲酒運転 事例の分析
http://c.bme.jp/13/297/1796/1916


2)重ね飲みは「アルコール等影響発覚免脱罪」

「最初は後ろに軽トラックの人はいたんですけど、いきなり前に出てきて、
2車線の真ん中のところで蛇行を切り始めて本当に危なかった」
被害者の少年が、事故当時の状況をこう証言しています。

◎飲酒運転で事故 さらに飲酒で隠蔽か 男を逮捕(12月1日 テレビ朝日)

宇都宮市内で人身事故を起こし、飲酒運転を隠すために現場から逃走し、飲食
店でさらに酒を飲んだ56歳の男性が逮捕されました。

重ね飲みは、「過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱」という罪に問われ
ます。
これは、2013年に、飲酒運転の発覚を免れるためのひき逃げや重ね飲みなど
「逃げ得」を生じさせないために、新設されたもの。
12年以下の懲役。道路交通法の「救護義務違反」との併合罪だと、18年以下
の懲役となります。

☆自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律
http://c.bme.jp/13/297/1797/1916


3)酒を飲んで運転していて「よく覚えていない」

12月11日未明、大阪府寝屋川市の路上で自転車を押しながら歩いていた男子
大学生を車ではね逃走したとして、27歳の男が逮捕されました。
被害者の大学生は意識不明の重体です。
男は車のフロントガラスが破損していることに気づいた友人に説得されて、
11日夜11時半頃に警察署に出頭しました。事件前に友人らと酒を飲んでいて、
「酒を飲んで運転していてよく覚えていない」と話しているということです。

◎男「酒を飲んで覚えていない」大学生重体ひき逃げ事故
 (12月12日 毎日放送)

飲酒運転で人をはねて、逃走して「覚えていない」。
酔って、電車の中で痴漢行為をして捕まり、「覚えていない」。
酔って、けんかをしたらしいが、まったく「覚えていない」。
飲んだ後、どこをどうやって帰ったのか「覚えていない」。

実際に起こるのです。
これを医学用語で「ブラックアウト」と呼びます。
要するに、脳に一時的な障害が起きるほどの量を飲んだということ。

繰り返していると、脳へのダメージは決定的になっていきます。
心当たりがある方は、以下のサイトをご覧ください。

☆深酒すると、記憶がなくなる(ブラックアウト)
http://c.bme.jp/13/297/1798/1916


4)高濃度での検挙がすごく目立っています

警察庁は、呼気0.25mg/l以上、もしくは呼気濃度はそれ以下でも酒酔い運転
で検挙された者を、統計上「高濃度者」と分類。
検挙者数は、2015年までの10年間で5分の1に減った一方で、「高濃度者の占
める割合は増えている」と注意喚起しています。

高濃度者、本当に多いです。しかも、日中から夕方が半数。
アルコール依存症の確率がかなり高いと思われます。

●基準値の4倍超 逃走しガードレールに衝突――職業不詳(38)福岡県
(11月14日 テレビ朝日)
11月14日午前3時前、蛇行しながら走る車を警察官が見つけて停止を求めたと
ころ、車はスピードを上げて逃走し、約1.2キロ先でガードレールに衝突。
「ビールは何杯飲んだか覚えていないが、ハイボールは5、6杯飲んだ」

●0.64mg 追突――職業不明(32)佐賀県(11月17日 佐賀新聞)
11月17日午後1時10分頃、酒気を帯びて乗用車を運転し、乗用車に衝突。

●0.7mg 衝突――職業不明(52)埼玉県(11月20日 埼玉新聞)
11月19日午後9時20分頃、酒気を帯びて軽乗用車を運転し、乗用車と出合い頭
に衝突。

●0.5mg 追突――会社員(45)埼玉県(11月23日 埼玉新聞)
11月22日午後9時55分頃、酒気を帯びて軽トラックを運転し、信号で止まろう
としていた乗用車に追突。

●0.35mg 蛇行運転――姫路市職員(51)兵庫県(11月23日 MBSニュース)
11月22日午後4時過ぎに、ふらつきながら走り、警察官に停止を命じられた。
この日は体調不良で午前中を休み、午後1時から午後3時まで打ち合わせをし
たあと、自家用車で市役所に移動中だった。

●0.45mg 追突――内装業(年齢不明)佐賀県(11月24日 佐賀新聞)
11月23日午後2時10分頃、酒気を帯びてワゴン車を運転し、交差点で右折する
際に、前の乗用車に追突した。

●0.35mg 酒気帯び運転――無職(31)佐賀県(11月28日 佐賀新聞)
11月27日午後8時5分頃、国道で酒気を帯びて乗用車を運転。縁石に乗り上げ
たり、中央線をはみ出したりした車を発見した警察が停車させた。

●0.9mg 追突――自称建設作業員(48)埼玉県(11月30日 埼玉新聞)
11月30日午後6時20分頃、酒に酔って軽ワゴン車を運転。右折待ちしていた
女性の乗用車に追突しけがを負わせた。

●基準値の2倍 追突――公立高校教諭(57)熊本県(12月10日 産経新聞)
12月10日午前1時35分頃、信号待ちしていた乗用車に追突。熊本市中心部で
の忘年会で飲酒したと供述している。

☆アルコール依存症の進行プロセスと予防
 http://c.bme.jp/13/297/1799/1916

☆背景にある「アルコール依存症」という病気
 http://c.bme.jp/13/297/1800/1916

★ASKアルコール通信講座
飲酒運転の背景となる「依存症」への対応が学べます。
http://c.bme.jp/13/297/1801/1916


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   4.山さんコラム No.125
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ASK飲酒運転対策特別委員会委員長
元・JRバス関東株式会社会長     山村陽一

◆ビール1本では物足りない?

「ビール1本では物足りないとお思いになる方もいらっしゃるでしょうが、
これが健康リスクが一番少ない飲酒量です。どうぞお守りください」
アルコール健康障害対策基本法の啓発イベントで、ある講演者が話をこうし
めくくった。
山さんは、「物足りない」の言葉が気になった。
聴衆のうちの酒飲みが「もの足りない」気分を残したまま家へ帰ったら、
ふだんと同じく、ついもう1本飲むのではないか、という心配だ。
「もの足りない」気分は、日常的に1本以上たくさん飲んでいるから生じる。
この「日常」こそが問題なのだ。

山さんが子どもの頃、近所に、夏になると毎晩、庭先の縁台でビールを飲む
おじさんがいた。
子どもたちは垣根から珍しいものを見るようにのぞきこんで、ウワサした。
「あのひとアル中だ」
ときに、声が少し大きくなって怒鳴りつけられた。それで、ますます「アル
中」の評判が広がった。
今から思うと、依存症というほどではなく、単なる酒好きだったのだろう。
戦後の貧しい時代、勤め人が晩酌するのは珍しく、大人たちは羨み半分で
「毎晩、酒を飲むなんてアル中じゃないかしら」と語り合い、それを子ども
たちが聞きかじったのだろう。当時は、毎晩、お酒が飲めるほど勤め人の
給料は高くなく、特に現業公務員は一般の会社員より給料が低かった。どの
家でも内職をし、食うのに精一杯。晩酌など夢だった。
晩酌は、お金持ちがする習慣で、それも「お銚子1本」が相場だ。なにか良い
ことがあって気分がよければ「もう1本」ということもあったが、その場合は
「ようやく仕事の山がみえた」とか「いい話がころがりこんだ」などと言い訳
しながら飲んだものだ。
こういう時代には「1本で物足りない」などとは言わないはずだ。
講演者の「物足りない」の言葉には、現代の「飲み過ぎ」の風潮が反映して
いる。

山さんは講演で、1単位が健康リスクの低い、適切な飲酒量と教える。
すなわち、ビールなら中瓶1本500ml、清酒お銚子1本180ml、ウィスキーダブ
ル1杯60ml、ワイン小グラス2杯200ml、缶酎ハイ350ml缶(アルコール分7度)
1本、焼酎25度なら100mlにあたる。
この分量は、日本では伝統的な晩酌の定量である。
英国でパブに入ったら「1パイントのラガービール」などと分量を言って注文
する。このパイントは568mlあり、泡をのぞけば約500ml、1単位である。
米国でバーへ行き、ウィスキーを注文すればシングル30mlのショットグラス
で出される。これを1回おかわりして、さっと立ち去るのがきれいなカウボー
イの飲み方だ。これも1単位。
フランス料理では、赤・白のワイン小グラス1杯ずつ合計200mlでコース料理
が楽しめる。これも1単位。
缶酎ハイを売り出した際、350ml缶でちょうどアルコール20gとなる7度とした
のは、1単位が飲んだ気がする量だからだろう。
世界的にみても1単位は日常的に飲むのにふさわしい分量であり、伝統的に、
この量が標準とされてきたのだ。

興味深いのは、世界各国のコホート研究で、1日飲酒量アルコール10gから
20gの死亡率が最低であること、また心筋梗塞や脳梗塞にかかるリスクが1単位
程度の飲酒で最低になると報告されていることだ。
人類は長い酒類とのつきあいから、健康リスクを最低にする分量を見いだし、
日常的な飲酒の標準量としてきたといえる。

さらに現代医学によって、アルコールの心身へ与える影響が調べられている。
特に注目したいのが睡眠に与える影響だ。アルコールはレム睡眠を抑制した
り、ノンレム睡眠の深い眠りをさまたげたり、睡眠のパターンを乱す。
1単位のアルコールを分解するために飲み終わってから4時間かかるとすると、
睡眠がアルコールにさまたげられないためには、夕方せいぜい1単位の飲酒が
適切ということになる。伝統的な飲み方は、良い睡眠を保証する飲み方でも
あるのだ。
さらにアルコールは、脳や体へ大きな負担をかける。この負担を考えれば、
分解時間が短いほうが望ましい。
(ちなみに酒の害を受けやすい女性の晩酌はタブー、とされたのも合理的な
風習である)

せっかく酒の適量を語ったのだから「もの足りない」など余計なことは言わ
ず講演を終了したい。
酒を飲むなら1単位、女性は半分。もちろん、未成年、妊娠・授乳中の女性
には厳禁だ。さらに、体質的に酒を避けたほうが良い人たちも、大人の半分
くらいいるから、注ぎあいはやめる。
この飲酒原則をマナーとして国民全部に広めたい。
なお、日本酒で乾杯との条例をつくった県・市町村もある。この条例に、体
質的に飲めない人のためアルコール分0の「甘酒」を用意することを付記する
ことを提案する。
アルコール健康障害対策基本法が制定された現在、地方自治体の責務と考え
る。


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  5.ASKの活動ご紹介
===================================================

特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)は、アル
コール問題の予防に取り組む任意団体として1983年設立、2000年にNPO
法人になりました。1994年には、出版・研修の事業部門が(株)アスク・
ヒューマン・ケアとなり、活動と事業の両面から予防を推進しています。

ASKでは、「飲酒運転を防止するためには、アルコール依存症の早期発
見・介入を視野に入れた総合的な予防対策が欠かせない」との認識のもと、
2005年に飲酒運転対策特別委員会を発足させました。
山村陽一委員長と今成知美ASK代表のリーダーシップのもと、被害者遺
族・専門家・関係機関と連携しつつ、予防と再発防止の両面から本格的な
飲酒運転防止対策に取り組んでいます。

これまでに行なってきた活動は……

・被害者遺族による厳罰化署名運動や、生命のメッセージ展に協力
・NASVAの運行管理者用テキストに「一歩踏み込んだ飲酒運転防止対策」執筆
・アメリカで酒気帯び運転で検挙された日本人に対して米国裁判所指定の
 教育プログラムを実施
・日本損保協会の「飲酒運転防止マニュアル」に執筆協力
 日本損保協会主催のシンポジウムに協賛し、全国各地で講演
・バス会社から運転手向け予防プログラム「セルフケアスクール」を委託
・「飲酒運転防止<通信スクール>」のプログラム開発
・職場の飲酒運転対策メルマガの発行
・啓発パンフ「飲酒運転 あなたは大丈夫?」制作
・アメリカ・カリフォルニア州の飲酒運転再犯防止対策の視察、
 内閣府主催シンポジウムで報告
・国土交通省主催のシンポジウムで発表
・オーストラリア・ニューサウスウェルズ州の対策を視察
・国の「常習飲酒運転対策推進会議」で海外視察報告
・「飲酒運転 懲戒処分事例の分析07・4・10」をまとめる
・研修用DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」製作
・日本損害保険協会助成で〔飲酒運転防止インストラクター養成講座〕開始
・「飲酒運転 運転代行の落とし穴06・9~08・4」をまとめる
・「教職員の飲酒運転 懲戒処分事例の分析07・10~08・9」をまとめる
・警察庁主催シンポジウムで報告
・内閣府、常習飲酒運転者対策についてのヒアリングで報告
・特設サイト「職場の飲酒運転対策チェック!」を製作
・DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」冊子化
・厚生労働省シンポジウムで報告
・トイレットペーパー「飲酒運転防止(7つの落とし穴)」を製作
・「警察職員による飲酒運転事例の分析07~11」をまとめる
・<e-ラーニング>「15分で学べる必須のアルコール知識」を製作
・ASKリバーシブル予防パンフを製作
・警察庁に「普通免許学科教習における飲酒運転防止教育の強化について
 の要望書」を提出
・「若者と女性の飲酒運転事例分析 12・4~13・3」をまとめる
・自動車工業会のシンポジウムで、飲酒運転防止インストラクター養成講座
 について報告
・アルコール健康障害対策基本法が成立(2013.12.7)、施行(2014.6.1)
・今成が、アルコール健康障害対策関係者会議の委員に(2014.10~2016.10)
 教育・誘引防止・飲酒運転等ワーキンググループ座長を務める(2015.3~8)
・アルコールの1単位カード、啓発用バナーやパネルを製作(2015.9)

↓詳しくは、ASKのホームページをご覧ください↓
 http://c.bme.jp/13/297/1802/1916


=================編集後記 *つぶやき*=================
 
二日酔い防止に、ウコンを飲んでいる人いませんか?
ウコンには副作用があります。「下記に当てはまる方は気をつけて」と薬剤師
さんが注意喚起しています。

(1)肝機能が低下している方
(2)抗血液凝固剤などを服用している方
(3)胆汁管障害、胆石を患っている方
(4)妊娠中や授乳中の方

また、かえって肝臓にかかる負担が大きくなり、結果的に肝臓の機能低下を
招いてしまうこともあるとのこと。

◎ウコンなど「飲む前に飲む」系飲料の危険な副作用
 …知らぬ間に肝硬変や肝臓がんに(12月04日 ビジネスジャーナル)
http://c.bme.jp/13/297/1803/1916

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

 【職場の飲酒運転対策メルマガ】127号 16.12.15
                  
 発行 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
    飲酒運転対策特別委員会
  
       〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-16-7-7F         
       Tel 03-3249-2551 Fax 03-3249-2553             
       URL http://www.ask.or.jp/ email ask-ddd★(★を@に変えてください)a-h-c.jp

=================== このメールマガジンは ====================
 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)内に
 設置された飲酒運転対策特別委員会が、情報提供のために発行する
 ものです。ASKのホームページ http://www.ask.or.jp/ からご登
 録いただいた方に、月1回、無料で配信します。
===========================================================
プロフィール

ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)

Author:ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
http://www.ask.or.jp/

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