職場の飲酒運転対策メルマガ      バックナンバー

ASK飲酒運転対策特別委員会が無料配信している「職場の飲酒運転対策メルマガ」のバックナンバーです。

118号2016

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 ☆ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     【職場の飲酒運転対策メルマガ】  
                  118号 16.3.17
                   ASK飲酒運転対策特別委員会
                   http://www.ask.or.jp/
    ___________________________☆
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 飲酒運転防止への社会的意識の高まりを受けて、運輸業界をはじめ、
 多くの職場で、今、積極的な取組みが模索されています。このメル
 マガでは、ヒントになる事柄、役に立つ情報をお伝えしていきます。

━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    1.インストラクター養成講座NOW!
    2.ASKからのお知らせ
    3.ニュースCLIP!
    4.山さんコラム No.116
    5.ASKの活動ご紹介
    6.編集後記 *つぶやき*

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    第9期飲酒運転防止インストラクター養成講座
            受付中!


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  1.インストラクター養成講座NOW!
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 ★第9期飲酒運転防止インストラクター養成講座
 3月15日から、受付開始しました。

 すでに、100名近いお申し込みが届いています。
 お早めにどうぞ。

 ■受講料(自己負担分)18,500円 ■定員300名
 ※受講料には通信講座(添削3回含)・スクーリング・教材用DVD・認定等
 の費用すべてが含まれます。

 ホームページからお申し込みください。
  ↓ ↓ ↓   
 http://c.bme.jp/13/297/1354/1916

 FAX・郵送でもOKです。
 

 ★上級インストラクターに挑戦する方も募集しています!
 
 認定インストラクターとしての経験をもとに、アルコール問題についての
 研鑽をさらに積み、実技審査に合格すると上級インストラクターとして
 認定されます。

 くわしくはこちらをどうぞ。
  ↓ ↓ ↓
 http://c.bme.jp/13/297/1355/1916

 なお、これまでに認定された上級インストラクターの紹介ページはこちら。
  ↓ ↓ ↓   
 http://c.bme.jp/13/297/1356/1916


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  2.ASKからのお知らせ
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 ●「アルコール健康障害対策推進基本計画案」パブコメ募集中

 閣議決定に向けて、国が基本計画案へのパブリックコメントを募集してい
 ます。4月1日までです。
  ↓ ↓ ↓
 http://c.bme.jp/13/297/1357/1916

 なお、上記サイトから、基本計画案(PDF)をダウンロードできます。

 
 ●第24回イッキ飲み・アルハラ防止キャンペーン、スタート!
 
 昨年12月には京都府立大学の女子学生(19歳・1年生)、今年の2月には同じ
 く京都の同志社大学男子学生(19歳・1年生)が急性アルコール中毒で死亡。
 どちらもサークルでの飲酒後です。

 「イッキ飲み・アルハラ防止キャンペーン」は、遺族・予防団体・大学生協・
 酒類業界が一体になって1993年に開始し、今年で24年目。
 若者の生命が飲酒によって失われるのを防ぐ活動です。ASKが事務局。
 どうぞ啓発にご協力ください。
  ↓ ↓ ↓
 http://c.bme.jp/13/297/1358/1916


 ●「飲酒運転防止だけでなく、健康面の啓発のきっかけにもなりました」

 社内の安全運転講習のため、DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」と
 アルコール体質判定セット「かんたんジェルパッチ」を購入された運送会社
 の方にお話を聞きました。

 ――購入の動機を教えてください。

 DVDで安全運転講習を行なうだけよりも、ジェルパッチを貼って実感してもら
 うほうが、より実感がわくと思い、両方購入しました。

 ――DVDの反響はいかがでしたか?

 視聴して、「思いもよらぬ翌日の酒気帯びがある」ということに驚いている
 社員が多くいました。
 「深酒、寝酒はやめよう……」という声があがっていました。

 ――ジェルパッチは?

 体質判定の結果を見ながら、「赤くならないということは、俺は酒に強いん
 だ!」と少し自慢げに言っていた社員が、パンフレットを見て「なるほど、
 強いから余計危ないのか……気をつけよう」といった反応をしていたのが
 印象的でした。
 また「すぐ赤くなった。やっぱり酒に弱いんだ。無理して飲んだらいけない
 んだな」というようなことを言っている社員もいました。

 業務に影響のないプライベートでの飲酒の指導はなかなか難しいのですが、
 健康面での気づきという面でも、いいきっかけになったと思います。

 --*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--
 ASKでは、体質判定の結果をどう予防に活かすかが大切と考えています。
 そのため、ジェルパッチの「手渡しパンフ」には、体質別アドバイスや、
 アルコールの1単位と分解時間などがイラスト入りで解説されています。

 ★ASKアルコール体質判定セット「かんたんジェルパッチ」
  自分の体質と、体質ごとのアドバイスを知ろう!
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 【年度末キャンペーン実施中!】

  以下のDVDを3月末までに購入すると、DVDの中身をまとめたハンドブック
  が無料でついてきます。この機会にぜひどうぞ!

 ★DVD&ハンドブック「知って得する!アルコールの基礎知識」
  定番中の定番。これを知らないと飲酒運転は防げません!
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  3月末までの期間限定で、以下のトイレットペーパーを割引しています。
  それぞれ、100個入り(定価10,152円)が、9,644円(税・送料込)に。
  メールフォームからお申し込みください。
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 ◆トイレットペーパー「危険ドラッグにNO!」
  薬物乱用防止について伝えたい6つのこと!
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 ★その他、職場の飲酒運転対策に最適の教材・予防ツール

●アルコールの1単位カード
  すべての人にこれだけは知ってほしい!
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 ●ASKリバーシブル予防パンフ
  知恵と工夫が詰まったカラフルなパンフ、4種類
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 ●飲酒運転防止研修<e-ラーニング>
  「15分で学べる必須のアルコール知識」
  *ANAとJTに採用されています!*
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 ●ASKアルコール通信講座
  依存症への対応が学べます
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  3.ニュースCLIP!
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 3月・4月の歓送迎シーズンは、なにかと飲酒機会が多いもの。
 幹事は、翌朝のことも含め、しっかり飲酒運転対策を講じましょう。
 以下の事例のようにならないために。
 
 さて、このコーナーは、友井と今成の共同作業でお届けしています。
 お時間の許すかぎり、おつきあいください。

 Facebookページ「ASK飲酒運転防止プロジェクト」でも日々、ニュース
 のシェアを行なっています。どうぞご覧ください。
  ↓ ↓ ↓
 http://c.bme.jp/13/297/1368/1916

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 1)教師の検挙が目立ちます
 2)若者の飲酒事故――レスキュー隊員も逃走
 3)また福岡市職員が……
 4)飲酒運転とコンビニ

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 1)教師の検挙が目立ちます

 卒業式シーズンだからでしょうか。
 アルコールの分解時間に関する知識があれば防げたケースがあります。
 加えて、飲酒状況からアルコール依存症が疑われる事例も複数。

 ●中学校校長(55)大分(3月7日 大分合同新聞)
 3月5日午前10時頃、取り締まり中の警察官に摘発を受けた。呼気0.19mg/lの
 アルコールが検出。校長は4日の卒業式後、職員との懇親会に参加し、午後
 11時頃までビールや焼酎、日本酒を飲んだ。その後、ホテルで睡眠をとり、
 5日は学校に出勤する途中だった。「飲酒後10時間ぐらい経っていたので大
 丈夫だと思った」

 ●高校教諭(39)広島(3月3日 Response)
 2月29日午前4時40分頃、約30mに渡って蛇行を繰り返し、路外の柱などに衝
 突する事故を起こし、酒気帯び運転の現行犯で逮捕。28日は卒業式で、ホテ
 ルで開かれた謝恩会に出席していた。

 ●中学校教諭(52)福岡(2月24日 産経新聞)
 2月24日午前4時35分頃、ブロック塀と衝突する事故を起こし、駆けつけた
 署員が基準値を上回るアルコールを検出、酒気帯び運転で現行犯逮捕した。
 調べに対し「自宅で日本酒を1杯(200ml)飲んだ」と話した。昨年5月頃か
 ら休職中だという。

 ●中学副校長(48)大阪(2月24日 産経新聞)
 2月24日午後7時45分頃、飲酒検問で酒気帯び状態で運転したとして検挙。帰
 宅途中で、「仕事帰りにスーパーで紙パックの焼酎を購入し、車内で飲んだ」
 と供述。

 ●高校教頭(58)北海道(2月13日 産経新聞)
 2月13日午前1時15分頃、信号待ちをしていたトラックに追突し、逃走。
 「酒を飲んで事故を起こし、恐ろしくなって逃げた」と供述。

 ☆教職員による飲酒運転 懲戒処分事例の分析(ASK)
  http://c.bme.jp/13/297/1369/1916


 2)若者の飲酒事故――レスキュー隊員も逃走

 恒例になってしまいましたが、今回も、若者の飲酒運転事故を紹介します。
 逃走ケースがこんなに! レスキュー隊員も負傷者を救助せず逃げています。

 ●無免許で衝突し逃走/とび職男性(25)福岡(3月14日 西日本新聞)
 3月1日夜、運転免許を持たず、酒気を帯びた状態で、前から来たトラック
 に衝突し、現場から逃走。

 ●街灯に衝突し逃走/公務員男性(20)山梨(3月9 日 毎日新聞)
 2月20日に町内の飲食店で飲酒後、乗用車を運転し、町道脇の街灯に衝突。
 車を放置して逃走。

 ●バスと出合い頭に衝突/会社員(20)岐阜(3月1日 日本テレビ)
 2月29日午後10時50分頃、交差点でバスと出合い頭に衝突、バスの運転手
 と乗客が軽いけがをした。「カラオケボックスで梅酒を数杯飲んだのは覚
 えている」と話している。

 ●正面衝突し逃走/レスキュー隊員(26)千葉(2月29日 スポニチ)
 2月27日午前9時12分頃、ワゴン車に高校の同級生2人を乗せてセンターラ
 インをオーバー、対向車線の車と正面衝突。あばら骨を折るなどの負傷者
 を助けず、車を置いて逃走。事故の約4時間後、自宅から「家に置いておい
 た車が盗まれた」と嘘の110番通報をし、捜査員が自宅に事情を聴きに行っ
 たところ、酒のにおいがしたことなどから任意同行を求めた。「怖くなっ
 て逃げた」と容疑を認めている。非番の日で、都内でライブを見た帰りに
 事故を起こしたとみられる。

 ☆若者の飲酒運転事例の分析(ASK)※対策提案もしています
  http://c.bme.jp/13/297/1370/1916


 3)また福岡市職員が……

 福岡では、2006年8月、市職員が3児死亡事故を起こしました。
 以来、県をあげて飲酒運転撲滅に懸命に取り組んでいるのに、また市職員が
 追突事故です。しかも基準値の4倍のアルコールが検出!

 ●福岡市水道局職員(52)(3月5日 産経新聞)
 3月5日午前11時頃、交差点で信号待ちをしていたワゴン車に追突。基準値の
 4倍のアルコールが検出され、現行犯逮捕。「昨夜、焼酎を3合飲んだ」と
 供述している。

 焼酎3合(540ml)といえば、体内で分解するのに1日弱かかります。
 翌朝に残るのは必定。

 こういった事故が起きるたびに、綱紀粛正が叫ばれますが、必要なのは、
 アルコール教育の徹底と飲酒習慣の見直しなのではないでしょうか。


 4)飲酒運転とコンビニ

 ニュース検索をしていると、コンビニに突っ込む事例をよく見かけます。
 飲んでいて、お酒やタバコ、食べ物などを買いに車でコンビニに行ってしま
 うのです。そしてブレーキとアクセルを踏み間違えて急発進。
 今回もそのパターンです。

 ●会社員(54)千葉(2月25日 産経新聞)
 2月25日午後7時50分頃、ワゴン車を運転してコンビニの入り口近くに衝突、
 ガラスが割れるなど、店舗の一部が破損した。店内には従業員や買い物客な
 ど数人がいたが、けが人はいなかった。「駐車場に駐車しようとした際に
 ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と供述している。事故直前に同僚と飲
 酒しており、コンビニには酒を買う目的で訪れていた。

 気になって、今年の1月以降の報道を検索してみたら、こんなにコンビニに
 突っ込んだ事故が出てきました。

 ●秋田市職員(40代)秋田(2月10日 産経新聞)
 昨年9月13日午後4時15分頃、酒気帯び運転でコンビニに衝突し損壊させた。
 日曜日で、日中に自宅でウイスキーの水割り3杯を飲んだ後、買い物に行き、
 帰るところだった。市は2月に職員を懲戒免職にした。

 ●高3男子(18)千葉(1月27日 千葉日報)
 1月26日午前2時半頃、通行人から「車が縁石に衝突している」と通報。車
 は縁石に衝突した勢いで近くのコンビニ駐車場に突っ込み、止まっていた
 乗用車2台にぶつかって再び路上に戻ったとみられる。少年は「カラオケ店
 で酒を飲み、少女を車で送るところだった」と容疑を認めている。

 ●男性(年齢不詳)千葉(1月2日 フジテレビ)
 1月1日午前5時前、コンビニに乗用車が突っ込み、車に乗っていた男性1人が
 重傷を負った。店内には買い物客などあわせて5人がいたが、けがはなかっ
 た。警察は、飲酒運転の可能性があるとみて調べている。


 一方、コンビニで買った酒を飲んで運転する人もいます。帰るまで待てない
 というのは、コントロール喪失、アルコール依存症の疑いが濃厚です。

 ●南魚沼市職員(46)新潟(2月19日 産経新聞)
 昨年9月、コンビニで買った缶酎ハイを飲んで車を運転し、工事現場の看板
 に接触した。通報を受けた署員の検査で基準値を上回るアルコールが検出。
 同市は、職員を懲戒免職処分にしたと発表した。

 ☆背景にある「アルコール依存症」という病気(ASK)
  http://c.bme.jp/13/297/1371/1916


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   4.山さんコラム No.116
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 ASK飲酒運転対策特別委員会委員長
 元・JRバス関東株式会社会長     山村陽一

 ◆ケガをする

 花見、歓送迎会の季節だ。
 そこで「飲みすぎ」がいかにたたるかを、痛々しく書いてみることにした。
 人は多くの失敗を忘れがちだが、痛みを伴ったものは記憶に残りやすい。

 酒が入ると、注意力が散漫になる。自制心が失われ無理をしがち。
 その上、反射神経が鈍くなり、バランスは崩れやすく、反応も遅れる。
 若いのに、老人と変らぬ振る舞いになる。モノにぶつかったり、足を踏み
 外したり、つまずいて転倒したり・・・。
 歳をとった、今、よくわかる。

 渋谷から代々木へ抜ける道でのケガ。
 その日は昼間、立食パーティがあり、ビールとワインを飲み、ほろ酔い状態
 だった。夕方、知人宅へ向かうまで、1時間ほど余裕があった。時間つぶし
 に喫茶店へ。コーヒーを飲むのは馬鹿馬鹿しいと、またビールを飲む。つい
 遅くなり、日暮れの薄暗い歩道を急ぐ。
 酔ったいきおいで足元も確認せずズンズン歩く。突然、左足に激痛が走り、
 前のめりに倒れた。歩道の低い鉄製の車止めに向こう脛をイヤというほど
 ぶつけたのだ。
 その日は、酔いと、知人宅へ行った興奮で。痛さを忘れていた。
 翌朝、痛みで起きる。血がにじみ、少し凹んだ挫傷を発見。朝一番に病院
 へ行った。
 今でもキズ跡が残るほどのひどいケガだった。

 蔵王スキー場、パラダイスゲレンデでの捻挫。
 その日は、好天。蔵王・地蔵岳山頂まで登り、大きな樹氷の中をすべり下り
 て来た。気分爽快、意気軒昂。昼食は、いつものようにカツカレー。このカ
 ツをつまみにビールを飲む。仲間と語りあい、大いに飲んだ。
 さて午後の滑降計画は、3本ほどパラダイスゲレンデで遊び、あとは一気に
 麓まで大平コースを下る。そして、宿へ寄り、汗を流し、最終特急で山形か
 ら東京に帰る予定だ。
 すべり出しの2本は酔いも手伝って、大胆に、快調に滑った。3回目は最後
 の滑り、高速でゲレンデを抜け、大平コースへ入るつもりだった。リフトを
 降りたら、一気に滑り出し、スピードをあげ、大きなカーブを回る。ゲレン
 デ中央に切り株。その脇を回りこむ。身体を振り込みすぎて足をとられる。
 無理にこらえた体勢で転倒。
 左足に激痛。しかし、先を急ぐ。そのまま、痛みをこらえ宿まで滑った。
 温泉にサッと入り、あわただしく着替えバス停へ急いだ。バスに乗ってほっ
 とすると、痛みがじんわりと出てきた。なるべく動かさずにいた。山形駅に
 到着し、歩き始めると、かなり痛む。しかし、時間に余裕がない。ビッコを
 ひきひき、特急にやっとの思いで乗り込む。
 車内では、ビールで乾杯。あとはウイスキーの水割りだ。仲間は無責任。酒
 で「痛みをマヒさせろよ」と、どんどんすすめる。酒好きの山さん。そうだ、
 そうだと痛飲。
 上野到着。さて降車と立ち上がったら大変。痛みがひどくて歩けない。幸い、
 スキーと靴、次回のために宿へ預けたから、仲間にザックをもってもらい、
 肩を支えられタクシー乗り場へ。
 年の暮れ31日。家の近くの厚生年金病院の救急センターへ行く。宿直の医
 師は「専門でないからよくわからないが」と、断わりながら、足首を折り曲
 げたり、回したり。痛みに顔をしかめる様子を眺めた。
 「スキー靴を履いていたのだから、骨折まではいかないかな」とつぶやき、
 包帯で足首をしっかり固定した。眠れないようだったら飲むようにと、痛み
 止めをもらい帰宅。
 とんだ正月だったろうが、そんなに困った記憶はない。大酒飲みは失敗の記
 憶が薄いのだ。

 所は札幌。出張で行った際の足首捻挫。
 当時、30代半ば、毎朝、ジョギングをしていた。北大の構内を走ろうと、
 宿から飛び出した。早朝でまだ通る車が少ない。構内へ入る通用門を探しな
 がら、広い道のカーブを急ぎ渡り始める。右から車が高速で近づいて来るの
 を発見。急ぎ駈けだした瞬間、道路中央の分離帯のカーブを示す、少し高い
 金具に右足がかかり、足首が外側に、ぐきりと曲がった。激痛が走る。片足
 とびで、なんとか向こう側へ。足首捻挫だ。ビッコで宿へ戻る。
 前夜、軽く1升は飲んでいる。完全な酒気帯び状態でのジョギングだ、危険
 なカーブを渡ろうとしたのが酔っている証拠。足元不注意も、左右確認粗漏
 もアルコールのせいだ。

 足首捻挫は、クセになる。その後も何回か、繰り返した。
 一番困ったのがフランス北部のコルマールで観光中の捻挫再発。
 この日、ストラスブールを出発。美しい小さな村、リグヴィルで昼食をとり、
 バスでコルマールに出た。広い駅前の横断歩道を渡り、そのまま歩道を行け
 ばよいものを、曲がり角を斜めに短絡しようとした。一歩、踏み出した瞬間、
 ぎくり。歩道との境に足首がとられた。
 この原因はワインの酔いだ。
 リグヴィルのワイン醸造所で、赤・白あれこれ試飲。ワイナリーの男性が、
 気前よくグラスに、次々注いでくれた。そして昼食は、牛肉煮込み料理で、
 たっぷりグラス1杯。その末に行動選択を誤ったり、踏みはずしたり・・・。

 治療中の奥歯を割る。
 もつ焼き屋の「タン塩」、硬いと感じたが力を込めて思いきり噛みしめる。
 力あまって治療中の奥歯が割れてしまった。歯科医いわく「治療中に、こん
 な無茶しないでください。大事な歯ですから抜きませんが・・・」。
 その後、この奥歯は何度も腫れた。欠けた箇所にセメントをつめ、金属をか
 ぶせてあるが、細菌が住み着き、疲労などで抵抗力が下がると炎症をおこす。
 すると、ひどく痛む。
 これは30年後までたたった。海外出張中にも奥歯が痛んで苦しんだ。
 この歯は何回か欠け、その度に補修し、残った部分も今年2月末、また炎症
 を起こした。
 とうとう今月、抜いてインプラント義歯を入れることになった。全部の歯を
 残しておきたかったが・・・残念。

 こうして一生涯、わずらわされるケガの原因は、酒の飲みすぎであった。
 若気の至りでケガをし、仕事盛りで再発、老年になり老化と抵抗力低下とが
 あいまって、ひどくなる。
 国内はおろか海外でも悩まされ、さらに高額医療費用がかかるのだ。
 そんなことにならぬよう、若者には多量飲酒を絶対にするなと伝えたい。
 「飲んでもよいが、1単位」。


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  5.ASKの活動ご紹介
==============================================================

 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)は、アル
 コール問題の予防に取り組む任意団体として1983年設立、2000年にNPO
 法人になりました。1994年には、出版・研修の事業部門が(株)アスク・
 ヒューマン・ケアとなり、活動と事業の両面から予防を推進しています。

 ASKでは、「飲酒運転を防止するためには、アルコール依存症の早期発
 見・介入を視野に入れた総合的な予防対策が欠かせない」との認識のもと、
 2005年に飲酒運転対策特別委員会を発足させました。
 山村陽一委員長と今成知美ASK代表のリーダーシップのもと、被害者遺
 族・専門家・関係機関と連携しつつ、予防と再発防止の両面から本格的な
 飲酒運転防止対策に取り組んでいます。

 これまでに行なってきた活動は……

 ・被害者遺族による厳罰化署名運動や、生命のメッセージ展に協力
 ・運行管理者用テキストに「一歩踏み込んだ飲酒運転防止対策」執筆
 ・アメリカで酒気帯び運転で検挙された日本人に対して米国裁判所指定の
  教育プログラムを実施
 ・日本損保協会の「飲酒運転防止マニュアル」に執筆協力
  日本損保協会主催のシンポジウムに協賛し、全国各地で講演
 ・バス会社から運転手向け予防プログラム「セルフケアスクール」を委託
 ・「飲酒運転防止<通信スクール>」のプログラム開発
 ・職場の飲酒運転対策メルマガの発行
 ・啓発パンフ「飲酒運転 あなたは大丈夫?」制作
 ・代表今成がアメリカ・カリフォルニア州の飲酒運転再犯防止対策の視察、
  内閣府主催シンポジウムで報告
 ・国土交通省主催のシンポジウムで、山村、今成が発表
 ・今成がオーストラリア・ニューサウスウェルズ州の対策を視察
 ・国の「常習飲酒運転対策推進会議」で今成が海外視察報告
 ・「飲酒運転 懲戒処分事例の分析07・4・10」をまとめる
 ・研修用DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」製作
 ・日本損害保険協会助成で〔飲酒運転防止インストラクター養成講座〕開始
 ・「飲酒運転 運転代行の落とし穴06・9~08・4」をまとめる
 ・「教職員の飲酒運転 懲戒処分事例の分析07・10~08・9」をまとめる
 ・山村が警察庁主催シンポジウムで報告
 ・内閣府、常習飲酒運転者対策についてのヒアリングで今成が報告
 ・特設サイト「職場の飲酒運転対策チェック!」を製作
 ・DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」冊子化
 ・厚生労働省シンポジウムで今成が報告
 ・トイレットペーパー「飲酒運転防止(7つの落とし穴)」を製作
 ・「警察職員による飲酒運転事例の分析07~11」をまとめる
 ・<e-ラーニング>「15分で学べる必須のアルコール知識」を製作
 ・ASKリバーシブル予防パンフを製作
 ・警察庁に「普通免許学科教習における飲酒運転防止教育の強化について
  の要望書」を提出
 ・「若者と女性の飲酒運転事例分析 12・4~13・3」をまとめる
 ・自動車工業会のシンポジウムで、今成が飲酒運転防止インストラクター
  養成講座について報告
 ・アルコール健康障害対策基本法が成立(2013.12.7)、施行(2014.6.1)
 ・今成が、アルコール健康障害対策関係者会議の委員に(2014.10~2016.10)
  教育・誘引防止・飲酒運転等ワーキンググループ座長を務める(2015.3~8)
 ・アルコールの1単位カード、啓発用バナーやパネルを製作(2015.9)

 ↓詳しくは、ASKのホームページをご覧ください↓
 http://c.bme.jp/13/297/1372/1916


=====================編集後記 *つぶやき*========================

 三寒四温というには、激しすぎる温度差です。
 それでも、確実に春に向かっているのは、事務所の某スタッフのくしゃみ
 でわかります。
 花粉、飛んでいるみたいです。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

 【職場の飲酒運転対策メルマガ】118号 16.3.17
                  
 発行 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
    飲酒運転対策特別委員会
  
       〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-16-7-7F         
       Tel 03-3249-2551 Fax 03-3249-2553             
       URL http://www.ask.or.jp/ email ask-ddd★(★を@に変えてください)a-h-c.jp

 =================== このメールマガジンは ====================
  特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)内に
  設置された飲酒運転対策特別委員会が、情報提供のために発行する
  ものです。ASKのホームページ http://www.ask.or.jp/ からご登
  録いただいた方に、月1回、無料で配信します。
 ===========================================================
プロフィール

ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)

Author:ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
http://www.ask.or.jp/

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