職場の飲酒運転対策メルマガ      バックナンバー

ASK飲酒運転対策特別委員会が無料配信している「職場の飲酒運転対策メルマガ」のバックナンバーです。

101号2014

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     【職場の飲酒運転対策メルマガ】  
                  101号 14.10.16
                   ASK飲酒運転対策特別委員会
                   http://www.ask.or.jp/
    ___________________________☆
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 飲酒運転防止への社会的意識の高まりを受けて、運輸業界をはじめ、
 さまざまな職場で、今、積極的な取組みが模索されています。
 このメルマガでは、ヒントになる事柄、役に立つ情報をお伝えして
 いきたいと思っています。

=================== このメールマガジンは ====================
 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)内に
 設置された飲酒運転対策特別委員会が、情報提供のために発行する
 ものです。
 ASKのホームページ http://www.ask.or.jp/ からご登録いただいた
 方に、月1回、無料で配信します。
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━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    1.インストラクター養成講座NOW!
    2.ASKからのお知らせ
    3.ニュースCLIP!
    4.山さんコラム No.99
    5.ASKの活動ご紹介
    6.編集後記 *つぶやき*

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  ビール中ジョッキ4杯、焼酎5杯のアルコールの分解に何時間?

  ニュースCLIP! 4)と編集後記をどうぞ


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  1.インストラクター養成講座NOW!
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 ★スクーリング、折り返し地点!
 スクーリングもいよいよ後半戦に突入です。
 受講者から、実践報告も届きはじめています。
 取材のご依頼はASKまでどうぞ。電話03-3249-2551

 10月21日 名古屋
 10月29日 札幌
 11月5日 神戸
 11月6日 神戸
 11月11日 仙台 ←啓発週間行事として、午前中のみ一般公開(無料)
 11月12日 福島
 11月17日 広島
 11月19日 福岡
 11月27日 沖縄
 12月3日 東京
 12月4日 東京
 12月16日 東京
 
 ★スクーリング受講者からはこんな声が!

 ・講師は対話重視で、ご自身の経験談もふんだんに交えてくれ好感がもてま
  した。(バス)
 ・自分が1単位を守らないと人には講習できないと思いました。(バス)
 ・管理者だけでなく、交通産業に係わる人に同じ知識を広められるように
  努力したいと思いました。(バス)
 ・実体験も含んだ講義は大変役立ちます。(企業)
 ・どのように教え導くかがわかりました。講師は大きな声でわかりやすく、
  また酒が飲める方であったので説得力がありよかったです。(トラック)

 ★スキルアップ研修も好評開催中!

 10月20日 名古屋
 10月28日 札幌
 11月4日 神戸
 11月10日 仙台
 11月18日 福岡
 11月26日 沖縄
 12月2日 東京
 
 インストラクターに認定されている方で、スキルアップ研修に参加を
 ご希望の方は、ASK(03-3249-2551)までお問い合わせください。


 ASK飲酒運転防止インストラクター養成講座についてはこちらをどうぞ。
   ↓ ↓ ↓
 http://c.bme.jp/13/297/184/1916


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  2.ASKからのお知らせ
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 ●はじめてのアルコール関連問題啓発週間!

 今年6月に施行されたアルコール健康障害対策基本法にもとづく、はじめての
 「アルコール関連問題啓発週間(11月10~16日)」がはじまります。
 各地のイベントにご参加ください!

 【内閣府主催】

 東京フォーラム 11月12日(水)16:00~19:00 会場:ヤクルトホール
 大阪フォーラム 11月10日(月)14:00~17:30 会場:エル・おおさか

 【ASK主催 仙台】

 公開スクーリング
 「飲酒運転防止に必須のアルコールの基礎知識」
 11月11日(火) 10:00~12:00 
 会場:仙台青葉カルチャーセンター4F 403

 ※啓発週間行事として、仙台で実施される「飲酒運転防止インストラクター
 養成講座」のスクーリングを、午前中のみ無料公開することにしました。
 ご希望の方はASK(03-3249-2551)まで。

 その他、ASK代表の今成が10月26日には青森で、11月30日には三重で講演
 します。

 上記イベントの詳細や、10月以降に各地で開催される基本法がらみのイベント
 情報は、アル法ネットのサイトで。
 啓発週間のポスターやリーフレットもダウンロードできます。
   ↓ ↓ ↓  
 http://c.bme.jp/13/297/185/1916


 ●掲示板にトイレットペーパーを貼りつけた!?

 飲酒運転防止トイレットペーパーをご購入くださったある工場にお電話した
 ところ、おもしろい使い方を教えてくださいました!

 工場の飲酒運転防止担当者のお話――

 飲酒運転防止のグッズを探していたら、関連企業から、トイレットペーパー
 の情報を聞いて100個購入。
 5ヵ所ある工場に、頭割りで配布し、各トイレに設置しました。
 そのうちの1ヵ所では、工場内にある掲示板に「少しずつ切った」トイレット
 ペーパーを貼り付けて、啓発ポスターのように利用したとのことです。

 掲示板に貼るとは、意表をついた使い方ですね。
 こんな感じで使ったのだと思います。

 Facebookページ「ASK飲酒運転防止プロジェクト」の画像
 http://c.bme.jp/13/297/186/1916
 http://c.bme.jp/13/297/187/1916


 ★トイレットペーパー「飲酒運転防止(7つの落とし穴)」
  マンガで予防知識を!
   ↓ ↓ ↓
  http://c.bme.jp/13/297/188/1916


 ★その他、職場の飲酒運転対策に最適の教材・予防ツール

 ●DVD&ハンドブック「知って得する!アルコールの基礎知識」
  ――定番中の定番。これを知らないと飲酒運転は防げません!
  http://c.bme.jp/13/297/189/1916

 ●飲酒運転防止研修<e-ラーニング>
 「15分で学べる必須のアルコール知識」
 ※カスタマイズ版がANAに採用されています
  http://c.bme.jp/13/297/190/1916 

 ●ASKリバーシブル予防パンフ
  知恵と工夫が詰まったカラフルなパンフ、4種類
  http://c.bme.jp/13/297/191/1916

 ●ASKアルコール体質判定セット「かんたんジェルパッチ」
  自分の体質と、体質ごとのアドバイスを知ろう!
  http://c.bme.jp/13/297/192/1916

 ●ASKアルコール通信講座
  依存症への対応が学べます
  http://c.bme.jp/13/297/193/1916
 

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  3.ニュースCLIP!
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 相次ぐ巨大台風が、日本列島を縦断。
 みなさまの地域は大丈夫だったでしょうか。

 先日は、皆既月食がありました。
 東京は部分的に雲に覆われ、いた場所によって、見えたり見えなかったり。
 夜道を空を見ながらさまよいましたが、私は赤い月を見られませんでした。
 残念!
 次に日本で見られるのは、来年の4月4日だそうです。

 さて、ニュースクリップ、記事集めは金田、執筆は今成でお届けします。
 お時間の許すかぎり、おつきあいください。

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 1)あまりにも目立つ未成年の飲酒運転
 2)依存症…としか思えない
 3)運輸業界、運転手のドラック使用に衝撃
 4)消防士――酔いをさましたので大丈夫?
 5)福岡県が「飲酒行動是正プログラム」を実施
 6)小樽の飲酒ひき逃げ 署名7万人超

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 1)あまりにも目立つ未成年の飲酒運転

 免許取りたてとみられる若者の飲酒運転が目立っています。
 下記の5人中4人は、お酒を飲むことが法的に禁じられている未成年。
 広島と北海道では、18歳が同日に事故を起こしており、どちらも社会人です。

 本気で対策をとらなければいけません。
 自動車学校、職場、高校、大学、飲食店、カラオケボックスなど、多方面から
 の対策が必要です。

 ●無職少年(16)福岡(10月9日 毎日新聞)
 10月8日午前2時40分頃、原付きバイクを酒気帯び運転。県警交通機動隊の職務
 質問で発覚した。

 ●塗装工(18)広島(10月4日 広島テレビ)
 10月3日未明、新聞配達中の男性を車ではね重傷を負わせて逃げた。アルコー
 ルが検出され「酒を飲んでいるのが、ばれると思って逃げた」と供述。

 ●JR社員(18)北海道(10月3日 毎日新聞)
 10月2日午後9時半から3日午前0時半ごろまで、自宅で20~24歳の同僚男性3人
 と飲酒。ビールを1.5リットル飲み、3人を自家用車で町内の自宅に送り届け、
 帰宅途中の同0時50分頃にガードレールに接触する事故を起こした。
 4人は仕事を終えて飲酒。同僚は「(未成年なので)今までは飲酒させていな
 かったが、本人が飲むと言ったので飲ませてしまった」と説明している。

 ●自称会社員(19)福岡(9月29日 西日本新聞)
 9月29日午前7時55分頃、酒気帯びで乗用車を運転し、現行犯逮捕。

 ●女子大生(20)愛知(9月12日 名古屋テレビ)
 9月11日午前5時半すぎ、酒気帯びの状態で車を運転、自宅近くの交差点でバ
 イクの男性をはねて立ち去った。事故現場から約1キロ離れた場所で、動け
 なくなった車の中にいるのを発見。男性は頭の骨を折る大けが。女子学生は
 帰宅途中だったとみられる。


 ★若者の飲酒運転事例の分析(ASKのサイト)
  ↓ ↓ ↓
 http://c.bme.jp/13/297/194/1916


 2)依存症…としか思えない

 勤務中に交番のバイクを飲酒運転した巡査(29)が書類送検され、懲戒免職
 になりました。

 ◎埼玉・所沢署巡査が飲酒状態で違反切符作成(10月11日 産経新聞)
 ◎「飲まないと仕事行けず…」飲酒勤務が常態化 埼玉県警巡査を書類送検
  (10月10日 産経新聞)

 事件が起きたのは8月5日。
 巡査は、署内や勤務する交番のトイレで缶酎ハイ約5本を飲み、午後8時15分
 頃、酒気帯びで交番のバイクを運転。約7キロ先の速度取り締まり現場に向
 かいました。
 現場でも缶をタオルで隠して飲酒していたそうです。
 巡査の息が酒臭いことに他の署員が気づき、呼気検査をしたところ、0.4mg/l
 のアルコール分が検出されました。

 埼玉県警の調査によると――
 巡査は、5月下旬、残務処理のための休日出勤中に初めて飲酒、その後、勤務
 中の飲酒を繰り返すようになったといいます。
 飲酒の事実が周囲に気づかれないよう、飲み終わった缶は交番のトイレにある
 ゴミ箱の奥に隠し、取り締まり現場では路上にポイ捨て。口臭スプレーや制汗
 剤なども使用していました。

 県警では出勤時に職員にアルコールチェックをさせるよう各警察署に求めて
 いたそうですが、巡査が勤務する署では上司への自己申告のみで済ませてい
 たとか。
 同僚の警察官らも、「酒のにおいがすることはあったが二日酔いだと思った」
 と述べています。

 このような飲酒に甘い環境の中で、巡査の行動は次第にエスカレートしてい
 きます。

 8月5日の事件当日、巡査は休憩をとる際に、制服に上着を羽織って外出し、
 缶チューハイを買い足していました。
 そして、酒気帯び状態で交通取り締まりを行ない、交番のバイクを運転した
 のです。

 「仕事のストレスで眠れず、酒を飲まないと仕事に行けなくなった」

 巡査の言葉は警察官として言語道断ですが、アルコール依存症が進行した状
 態だと考えれば、合点が行きます。
 体からアルコールが抜けると離脱症状が出て、アルコールを入れないと仕事
 どころではない状態に陥っていたのでしょう。
 実際、不眠による寝酒で、依存症になるケースはよくあります。


 同じく埼玉で、寝つけずに焼酎を飲み、飲酒事故を起こした女性の特別支援
 学校教諭(54)が懲戒免職になっています。

 ◎酒酔い運転で教諭免職/県教委(10月9日 埼玉新聞)

 女性教諭は6月25日午前2~3時頃、寝つけずに自宅で焼酎220mlを飲みました。
 午前5時に起床。出勤時の午前8時10分頃、学校付近の街路樹や校内のコンク
 リート塀に車をぶつけ、呼気から0.7mg/lのアルコール分が検出されました。
 「運転しても大丈夫だと思った」と話しているといいます。


 不眠による飲酒、飲んだ時間、量、この酩酊度で運転したこと……こちらも
 尋常ではありません。
 依存症を疑う必要があると思います。


 ★シフト勤務の職場に必須の「寝酒」対策(ASKのサイト)
   ↓ ↓ ↓
 http://c.bme.jp/13/297/195/1916

 ★<手記>始まりは寝酒だったー依存症から回復した運転手(ASKのサイト)
   ↓ ↓ ↓
 http://c.bme.jp/13/297/196/1916

 ★アルコール依存症の進行プロセスと予防(ASKのサイト)
   ↓ ↓ ↓
 http://c.bme.jp/13/297/197/1916


 3)運輸業界、運転手のドラック使用に衝撃

 タクシーと大型トラック運転手が危険ドラッグ、バス運転手が覚せい剤。
 どれも大事故にはなりませんでしたが、一歩間違ったら大参事でした。
 「ちょっと使ってみた」から急速に依存が進行したのでしょう。


 ◎危険ドラッグ:タクシー運転手逮捕 ドラッグ吸い営業容疑―警視庁
  (9月26日 毎日新聞)

 9月24日、元タクシー運転手(54)が逮捕されました。道路交通法(過労運転
 等の禁止)違反容疑です。これは、「過労、 病気、薬物の影響その他の理由
 により、正常な運転ができないおそれがある状態で 車両等を運転してはなら
 ない」という条項。危険ドラッグを吸った運転で事故を起こしていないのに
 逮捕されたのは、全国初です。
 事件後、タクシー会社を退職したため、元運転手という呼称になっています。

 そもそもの検挙は、8月7日。
 午前4時10分頃、大田区でタクシーを蛇行運転しているところをパトカーに発
 見され、職務質問で危険ドラッグの使用を認めました。目がうつろで、もう
 ろうとした状態だったそうです。

 その前日の8月6日午後、元運転手はタクシー会社を出発直後に、池袋の販売
 店でドラッグを購入。ズボンのポケットから、ドラッグ1袋と吸引用のパイプ
 が見つかり、「落ち込んだ気持ちがスッキリするので、半年前から吸い始め
 た」と供述しています。

 ドライブレコーダーには、客に何度も行き先を尋ねたり、客から「大丈夫か」
 と声をかけられたりする場面が残っていました。発見されるまでに約10人の
 客を乗せ、その合間に車内で数回吸ったとみられています。


 ◎「運転前にハーブで一服」トラック運転手を逮捕(10月3日 読売新聞)

 10月2日午後1時45分頃、神戸市で、大型トラックがガードレールに衝突。
 車内から危険ドラッグとみられる植物片が発見され、運転していたトラック
 運転手(35)が現行犯逮捕されました。
 「運転前にハーブで一服した」と話しています。


 ◎覚醒剤使用して38人乗りの夜行バスを運転 奈良県警、運転手を逮捕
  (10月9日 産経新聞)

 10月9日、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で、大阪市のバス会社「インフォ
 マティック」のバス運転手(49)が逮捕されました。
 6日夜に千葉県から大阪市内まで乗客38人を乗せて夜行バスを運転する前にも
 「覚醒剤を使った」と供述しています。


 この事態、運輸会社の管理者は、対策に追われていると思います。
 覚せい剤は尿検査キットがありますが、危険ドラッグは成分がまちまちで、
 ランダム検査をすることもできません。
 職場で危険ドラッグに関する啓発を行なうとともに、体調や勤務態度の変化
 を見逃さないようにする必要があります。


 ★危険ドラッグってなに?(東京都福祉保健局のサイト)
   ↓ ↓ ↓
 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/no_drugs/about/

 ★危険ドラッグの、本当の怖さを知っていますか?(政府広報オンライン)
   ↓ ↓ ↓
 http://www.gov-online.go.jp/tokusyu/drug/

 ★命を奪う危険ドラッグ(NHKクローズアップ現代)
  ↓ ↓ ↓
 http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3537_all.html


 4)消防士――酔いをさましたので大丈夫?

 秋田と熊本で、2人の消防士が飲酒運転による懲戒処分になりました。
 どちらも多量飲酒で、4、5時間で抜ける量ではありません。

 個人差はありますが、ビール500ml(焼酎なら100ml)飲んだら、およそ4時間
 分解にかかります。中ジョッキは500ml弱です。
 秋田のケース、分解に何時間かかるか、概算してみてください。
 (答えは編集後記に)


 ◎消防士が酒気帯び…「5時間以上酔いさました」(10月1日 読売新聞)

 9月30日、酒気帯び運転したとして、秋田市の男性消防士(22)が停職1年の
 懲戒処分になりました。消防士は9月28日午前5時過ぎ、巡回中のパトカーに
 摘発され、呼気0.4mg/lのアルコールが検出。
 前日と当日が休暇だった消防士は、自宅から車でバーに行き、午前0時まで、
 ビールを中ジョッキ4杯、焼酎(100ml)をストレートで5杯飲みました。
 その後はウーロン茶を5、6杯飲み、午前5時過ぎに店を出たといいます。
 「5時間以上、酔いをさましたので運転できると思った」と釈明しています。


 ◎八代消防士長が酒気帯び運転で懲戒処分(9月18日 テレビ熊本)

 熊本県八代市の男性消防士長(38)が酒気帯び検挙されていたことがわかり、
 停職3ヵ月とする懲戒処分になりました。
 6月22日、消防士長は居酒屋で生ビール6杯を飲み、車の中で4時間ほど仮眠。
 その後、帰宅するため車を運転し、翌午前2時過ぎ、赤信号で停車しそのまま
 眠っていたところを警察官に発見されたということです。


 飲酒運転防止に、アルコールの基礎知識は必須です。


 ★DVD&ハンドブック「知って得する!アルコールの基礎知識」
   ↓ ↓ ↓
 http://c.bme.jp/13/297/198/1916

 ★飲酒運転防止インストラクター養成講座
   ↓ ↓ ↓
 http://c.bme.jp/13/297/199/1916


 5)福岡県が「飲酒行動是正プログラム」を実施

 飲酒運転で検挙された違反者を対象にした「飲酒行動是正プログラム」が、
 9月28日、福岡県で始まりました。

 ◎飲酒運転:検挙者を対象、「是正プログラム」初の実施 福岡
  (9月29日 毎日新聞)

 福岡県の条例では、5年以内に2度、飲酒運転で検挙された人に対して、アル
 コール依存症に関する受診が義務づけられています。その後は2つのコースに
 分かれます。
 ・依存症と診断された人→専門治療
 ・それ以外の人→是正プログラム受講(1度目の検挙でも希望者は参加可)

 是正プログラムは、県の委託を受けた専門病院で実施されました。
 アルコールが体や脳に与える影響などに関する講義、グループワーク、飲酒
 運転被害者遺族の話などで構成。月1回で、3ヵ月実施する予定とのことです。

 課題は出席率。
 第1回目には、2回検挙された1人を含む男女5人が参加しましたが、是正プログ
 ラムに参加義務がある9人のうち8人が、病気や仕事を理由に欠席しています。
 県は「電話や訪問で参加を呼びかけたい」と言っています。


 ★福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例
    ↓ ↓ ↓
 http://c.bme.jp/13/297/200/1916


 6)小樽の飲酒ひき逃げ 署名7万人超

 小樽市の海辺で女性4人が死傷した、飲酒ひき逃げ事件を覚えていますか?
 徹夜で12時間飲み続け、基準の3倍を超える酒気帯びで4人を死傷させたのに、
 「スマートフォンの画面を見ていたから」ということで、札幌地検は「過失
 運転致死傷罪」で起訴。
 被害者遺族らが、訴因を「危険運転致死傷」に変更するよう求める署名運動
 を行なっています。

 ◎厳罰を求める署名、7万人超す 小樽飲酒ひき逃げ
  (10月11日 北海道新聞)

 10月10日、4回目の署名が地検に提出され、累計約7万1千人分となりました。

 署名活動は、10月末まで続けられます。
 協力したい方、署名用紙はこちらのサイトでダウンロードできます。
   ↓ ↓ ↓
 http://c.bme.jp/13/297/201/1916


 ★自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律
  (ASKによる解説)
   ↓ ↓ ↓
 http://c.bme.jp/13/297/202/1916


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   4.山さんコラム No.99
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 ASK飲酒運転対策特別委員会委員長
 元・JRバス関東株式会社会長     山村陽一


 ◆骨董的価値?

 70代の友人から、添付つきメールが届いた。
 しかし添付ファイルが開けなかったから、次の返信をした。

 「私のパソコンは老齢のため、ほとんどの添付ファイルが開けなくなりました。
  重要なものは、妻のパソコンへ転送し、印刷してもらいます。
  まさにパソコンも介護付きです。
  携帯を持たず、パソコンは不完全、家は度々空ける、昼間連絡できず・・・
  関係者からは、不満の声もあがります。
  しかし、他人が不便でも自分の心は安らか、人の便宜のために心を煩わせる
  年齢でない、
  余生は心静かに暮したいと、現状を固守しています。
  これが、年寄りの嫌われる原因でしょうが、便利さで失われるものがある
  ことを示すのも、年寄りの役割と考えています。
  思えば『節度ある適度な飲酒』という、古くて、しかし現代にも必要な道
  を説く身ですから、当然な生活態度ではないかと一人で合点しています」

 このメールに早速、返信があった。
 
 「パソコンも歳をとり、携帯も持たず、節度ある飲酒を勧め、実行する年寄
  り、素晴らしい存在です。
  最近は物わかりの良いお年寄りばかりが増え、子孫に伝えるべきことを疎
  かにし、時流に乗る人が多いようです。
  長いスパンで見ると、どんな世の中になるのか心配です。
  山村さんは数少ない骨董的な貴重品かもしれません」

 心許した友人の存在は、実にありがたい。
 感涙にむせび、さっそく妻に話すと
 「馬鹿馬鹿しい。この忙しいのに、くだらないヤリトリをしているのね」
 と一蹴された。
 ただでさえ世話がやけ、年をとるに従い頑固になる亭主に辟易している女房、
 物わかりの良い、まめな男がいたら取り替えたいところだろうが・・・。

 年寄りが頑固になるのは、精神的「合理化」の現れである。
 新しい技術や事態に追いつけない自分を、情けないと感じたら「みじめ」で
 ある。
 むしろ主体的に「新しい技術も事態も理由をつけて受け入れない」こととした
 いのだ。
 老化現象の典型。

 この自然現象にはプラスの面がある。
 新しい技術の利用によって失われるモノが必ずあり、もし新技術を使用しなけ
 れば、明確にみえることがあるからだ。

 たとえば「待ち合わせ」。
 時間に遅れたり、場所を間違えたりした場合、携帯ですぐ連絡できる。
 しかし、携帯のない時代は、ヤキモキして待ったり、イライラしながら探し
 回ったりしたものだ。
 (携帯なしの山さんは、今も、時々経験している)
 「初デート」となったら、もっと大変。
 本当に来てくれるか、保証もないのだから、「ハラハラ、どきどき」。
 姿を見た時のうれしさは、天にも昇る心地。これ以上の幸せはない。
 なんと、つつましい喜び・しあわせではないか。
 零下15度の街角に30分待ったり、木枯らし吹きすさぶ駅のホームで1時間待ち
 わびたりしたあげく「振られた」と判明したときの「みじめさ」といったら、
 この世の地獄だ。
 己の存在が全否定されたと感じることもある。
 この天国と地獄は、携帯時代は味わえないだろう。
 耐える喜びと、良い結果が得られぬみじめさを克服する経験が、ストレス耐性
 を強化する。
 モテない者は、鍛えられるのだ。携帯のない時代は。

 技術の発達にはプラスとマイナスの両面がある。
 発達以前の社会や精神状態の不便さは、若者にも認識できるが、
 新技術のなかった時代のプラス面は「年寄り」しかわからない。

 携帯のない不便さは、携帯を忘れて外出すれば、誰でもすぐにわかる。
 けれど不便と不満と後悔の一日に、「電話で呼び出されない幸せ」を感じる
 のは難しいだろう。

 思えば、山さんへの電話は、悪い知らせばかりだった。
 「運転手が飲酒運転で店へ突っ込んだ」
 「女子バス車掌が死んでやるといって車で飛び出した」
 「臨時ダイヤ時刻改正の現場協議がパンク、組合側は全員引き上げた」
 「職員同士の喧嘩で傷害事件発生」
 あげくのはてには「汚職の疑いで職員を逮捕する」という予告電話まで。

 夜中に電話が鳴ると、今でもハッと目が覚め、胃のあたりが重くなる。
 午後8時以降、電話はかけないでほしい。
 夜間に良い電話があった例が思いだせない。
 良い知らせは、朝や昼間、かつ面と向かって言われることが多い。
 というわけで、家の電話ですら嫌っているのに、四六時中携帯電話に悩まさ
 れるのはゴメンである。

 事件を早く知らなくて良いのか。→起きた事実は変えられない。
 親の死に目にあえなくて良いのか。→電話を受けたが、大事な仕事で行けず。
 トップへの情報伝達が遅れても良いのか。→そのための組織だ。担当に早く
 入れば良い。

 千日回峰した修行者が曰く。
 「何年間も新聞を読まず、TVも見ないでいたが、世の中も人間も全く変わっ
 ていない」
 この人は、表面的な世の動き、人の活動を語っているのではない。
 技術が進歩し、経済が発展し、物質が豊かになっても、世の混乱、人の悩みは
 変わりないと
 語っているのだ。
 年寄りになって見えてくるものには、修行者と共通するものがある。

 人類は3000年以上前から「酒の飲み放題(酒池肉林)は国を亡ぼす」と、酒類
 の不適切使用を戒めてきた。
 だが、現代日本にも飲み放題が往行する。
 世も、人も変らない。
 この「飲み放題」のひどい状況が、生理的に多量に飲めなくなった普通の年寄
 りには、よく見えるはずだ。
 その人々が「節度ある適度な飲酒」を実行し、周囲に語れば、すごいパワー
 になる。
 65歳以上の高齢者は4人に1人。体質的に飲めない人、病気で飲めない人も加勢
 すればさらにパワーアップする。

 本年は、アルコール健康障害対策基本法の施行初年度であり、初めての
 「アルコール関連問題啓発週間」が11月に行なわれる。
 法の成立が予算編成に間に合わなかったため、国も地方自治体も予算十分で
 ないが、一人一人が実演・広報するのに予算はいらず、特別な場所も必要と
 しない。
 居酒屋で、料理屋で、レストランで
 「今日はビール1杯だけ、なぜなら・・・」と耳が不自由な年寄りらしく大声
 でしゃべれば、啓発効果間違いなし。
 お店など提供側にも認識を深めさせられる。
 啓発週間は11月10日~16日である。
 酒を愛する高齢者の皆さん、本番1ヵ月前から、準備期間として「お酒を飲む
 なら1単位」を実行しませんか。
 ただし、毎日飲むなら、高齢者は、0.5単位が「節度ある適度な飲酒」。


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  5.ASKの活動ご紹介
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 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)は、ア
 ルコール問題の予防に取り組む任意団体として1983年に設立、2000年に
 NPO法人になりました。1994年には、出版・研修の事業部門が(株)
 アスク・ヒューマン・ケアとなり、活動と事業の両面から予防を推進
 しています。

 ASKでは、「飲酒運転を防止するためには、アルコール依存症の早期
 発見・介入を視野に入れた総合的な予防対策が欠かせない」との認識の
 もと、2005年に飲酒運転対策特別委員会を発足させました。
 山村陽一委員長と今成知美ASK代表のリーダーシップのもと、被害者
 遺族・専門家・関係機関と連携しつつ、予防と再発防止の両面から本格
 的な飲酒運転防止対策に取り組んでいます。

 これまでに行なってきた活動は……

 ・被害者遺族による厳罰化署名運動や、生命のメッセージ展に協力
 ・運行管理者用テキストに「一歩踏み込んだ飲酒運転防止対策」執筆
 ・アメリカで酒気帯び運転で検挙された日本人に対して米国裁判所指定
  の教育プログラムを実施
 ・日本損保協会の「飲酒運転防止マニュアル」に執筆協力
  日本損保協会主催のシンポジウムに協賛し、全国各地で講演
 ・バス会社から運転手向けの予防プログラム「セルフケアスクール」を
  委託され、プログラムを開発
 ・「飲酒運転防止<通信スクール>」のプログラム開発
 ・職場の飲酒運転対策メルマガの発行
 ・啓発パンフ「飲酒運転 あなたは大丈夫?」制作
 ・代表今成がアメリカ・カリフォルニア州の飲酒運転再犯防止対策の視察、
  内閣府主催シンポジウムで報告
 ・国土交通省主催のシンポジウムで、山村、今成が発表
 ・今成がオーストラリア・ニューサウスウェルズ州の対策を視察
 ・国の「常習飲酒運転対策推進会議」で今成が海外視察報告
 ・「飲酒運転 懲戒処分事例の分析07・4・10」をまとめる
 ・研修用DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」製作
 ・〔飲酒運転防止インストラクター養成講座〕を開始
  日本損害保険協会の助成で3年間に1000人の養成を目指す
 ・「飲酒運転 運転代行の落とし穴06・9~08・4」をまとめる
 ・「教職員の飲酒運転 懲戒処分事例の分析07・10~08・9」をまとめる
 ・山村が警察庁主催シンポジウムで報告
 ・内閣府、常習飲酒運転者対策についてのヒアリングで今成が報告
 ・特設サイト「職場の飲酒運転対策チェック!」を製作
 ・DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」冊子化
 ・厚生労働省シンポジウムで今成が報告
 ・トイレットペーパー「飲酒運転防止(7つの落とし穴)」を製作
 ・「警察職員による飲酒運転事例の分析07~11」をまとめる
 ・<e-ラーニング>「15分で学べる必須のアルコール知識」を製作
 ・ASKリバーシブル予防パンフを製作
 ・警察庁に「普通免許学科教習における飲酒運転防止教育の強化について
  の要望書」を提出
 ・「若者と女性の飲酒運転事例分析 12・4~13・3」をまとめる
 ・自動車工業会のシンポジウムで、今成が飲酒運転防止インストラクター
  養成講座について報告
 ・アルコール健康障害対策基本法が成立(2013.12.7)、施行(2014.6.1)

 ↓詳しくは、ASKのホームページをご覧ください↓
 http://www.ask.or.jp/dontdrivedrunk.html


=====================編集後記 *つぶやき*========================

 ニュースクリップ4)の計算の答えは――

 「ビール中ジョッキ4杯、焼酎(100ml)5杯」ということは、およそ9単位。
 アルコールの分解を1単位=4時間として計算すると、36時間になります。
 5時間じゃまったく足りません!


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 【職場の飲酒運転対策メルマガ】101号 14.10.16
                  
 発行 特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
    飲酒運転対策特別委員会
  
       〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-16-7-7F         
       Tel 03-3249-2551 Fax 03-3249-2553             
       URL http://www.ask.or.jp/ email ask-ddd★(★を@に変えてください)a-h-c.jp

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